【ペナント総括】『阪神タイガース2021』#52 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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阪神タイガース
順位:2位(77勝56敗10分)
得点:541
失点:508
本塁打:121
盗塁:114(12球団トップ)
打率.247
防御率3.30
失策:86(12球団ワースト)



今回は阪神タイガースのペナント総括。
今年の阪神はシーズン序盤は調子が良く、一時は2位巨人に8ゲーム差を付ける独走態勢すら作っていました。
しかし、交流戦明けから打線が低迷し、チームも失速。巨人に追いつかれ、ヤクルトに追いつかれ、シーズン序盤の勢いを失った阪神は中4日・中5日の策がハマらなかった巨人には11ゲーム差を付けたものの、徐々にチーム状態が上がっていったヤクルトを止めることは出来ませんでした。



結局、終わってみれば今シーズンも“打てない守れないチーム”だったなと思います。
シーズン序盤は“若手・中堅・助っ人”がバランス良く機能し、強さを感じた打線でしたが、交流戦明けは佐藤 輝明選手頼みになり、その佐藤選手すら打てなくなったシーズン再開後は近本選手頼みに。
チャンスメイクをしても後が続かず無得点……というシーンが終盤は目立ちました。
これは中軸を務める大山選手の得点圏打率の低さと三度襲った背中痛、そして調子が落ちてから上がりきらないまま終わってしまったマルテ選手サンズ選手の影響がモロに出ました。まあ、ロハス選手が再開後はそこそこ打っていたものの、2人の不調を補える活躍が出来なかったというのもありますね。


あとは、スタメンを弄るのが遅すぎた。
今シーズンはあまりにも同じメンバーで戦い過ぎました。打線の調子が良かったシーズン序盤から適度にサブメンバーを起用して、不測の事態に備えておければ、もっと柔軟に対応出来たと思います。この選手は守備固め、この選手は代走と決め込んでいるように見えますし、それではなかなかチーム内での競争は加熱しません。
遅くても交流戦明けから中断期間前の約1ヶ月で、それは出来たと思うので勿体無かったですね。



で、今シーズンも12球団ワーストを記録したエラー。今年も治らず……( ̄▽ ̄;)
シーズン序盤の打線でようやく許されるレベルなので、打てなくなった交流戦以降のエラーは展開的にしんどかったし、重かった。
今シーズンは特に外野手の後逸、ファンブルが目立ったかなと。内野手のエラーも観ていてガクッとするものがありましたが、外野手のエラーはホントどん底に叩き落とされた気分になります。
減らせるところからエラーを減らしていかないと、ただでさえ打てないのだからエラーで余計な失点を誘うのは勘弁して欲しい。



投手陣は先発ではエース・西 勇輝投手の不調、リリーフも勝ちパターンの7回を任せられる投手がいないなど色々ありましたが、全体的には良かったかなと。


先発では13勝を挙げ最多勝のタイトルを手にした青柳投手、1年間ローテを守り2年連続二桁勝利の秋山投手を中心に、来日2年目のガンケル投手が開幕6連勝、ルーキー・伊藤 将司投手が新人最速での10勝、怪我で出遅れた髙橋投手がシーズン終盤だけで圧巻の2完封。


リリーフは2年連続セーブ王のスアレス投手、セットアッパーの岩崎投手が活躍。特にシーズン終盤はほぼ全ての勝ち試合で登板というタフな状況でしたが、何とか乗り切ってくれました。
その他、怪我する前まで結果を出し続けていた小林投手、プロ初勝利からプチブレークを果たし暫定勝ちパターンになっている高卒2年目・及川投手、シーズン再開後からリリーフに加わった“一平ちゃん”こと小川投手……この3人は存在感を示してくれましたし、個人的にもポストシーズン、そして来シーズン以降も期待したいです。


投手陣でマイナスだったのは西投手と岩貞投手……ですかね。岩貞投手に関しては開幕前に不安要素として挙げていた通り、勝ちパターンでは使えませんでした。初めて開幕からリリーフをやるシーズンに投手キャプテンを任されるって結構キツかったと思います。
“リリーフの岩貞”という基盤を作らなければならないのに、キャプテンとしてチーム全体を見なければならないというのはちょっと無いわな。背負わせすぎ。


で、西投手に関しては6勝9敗で終わるなんて完全に誤算。1年を通して安定感を欠き、投球内容も良くならなかった。まあ、オリックス在籍時からローテを守っていた投手ですから、こういうシーズンもあるよなという気持ちがある反面、“西投手が例年通りのパフォーマンスを発揮していたら優勝してたよな”という気持ちも正直あります。
奇しくもそんなシーズンにオリックスは優勝……( ̄▽ ̄;)



さて、ここまで投手と野手の明暗じゃないけど、ざっくりとですが良かったところと悪かったところを挙げさせてもらいました。


振り返ってみて、今シーズンは伊藤投手佐藤選手、そして中野選手……このルーキー達に助けられたらなと。
ルーキー3人がいなかったらシーズン序盤の独走も無かったでしょうし、他球団の戦力が整い出した中盤以降はもっと負けてたと思うし、優勝争いは勿論CS進出争いが出来たかどうかすら怪しいレベルだったと思います。


優勝を逃した要因は、
1.“若手・中堅・助っ人”のバランスが崩壊し、シーズン中盤以降は若手頼みになってしまった
2.首脳陣が選手任せにしすぎで、テコ入れするのが遅すぎた


この2点だと個人的には思います。


1はともかく、2に関しては矢野監督体制になってからずっと挙がっている課題であるわけで、シーズンを通してチームを勝たせる采配をするところをいい加減魅せて欲しいものです。もっと試合に関わっていって欲しいですね。