【レビュー】『ダイヤのA』 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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全75話
【評価】
ストーリー:5.0
キャラ:5.0
作画:5.0
作中BGM:5.0
OP/ED:4.3
おすすめ度:4.9
合計29.2/30.0



高校野球の世界をめちゃくちゃ忠実に描いた作品。1期では“主人公・沢村 栄純が中学最後の大会での敗戦〜1年秋の本選が始まる前”までが描かれています。
ここまでリアルに描いている作品は無いんじゃないかというくらい細かい。細かすぎてストーリー展開は割と遅めで、そこが賛否分かれてしまっているんだけど、一つひとつのシーンをしっかり味わいたい僕としてはこの「ダイヤのA」の展開のスピードは全然あり。


練習パートで試合パートに繋がる伏線を残してくれるので試合のポイントが分かりやすい。また、試合パートは基本的にキャッチャーの御幸視点で描かれることが多く、グラウンドの監督と言われるキャッチャー視点で描くことで試合の流れが伝わりやすい。


試合中の選手たちの心情描写が敵味方関係なく丁寧に描かれる中で、“回想シーンからの大活躍”というパターンもあれば、“めちゃくちゃ前向きなBGMからの最悪の結末”があったり……ホント最後の最後まで分からない試合展開が観ていて非常に面白いし、めちゃくちゃ手に汗握る(笑)。
“この夏にかける思い”を敵味方関係なく描いてくれることで、よりその試合が熱くなります。



甲子園出場とか甲子園優勝を目指すのは当たり前として、この「ダイヤのA」は沢村が西東京の強豪校・青道高校に入学し、同学年のライバル・降谷 暁と競い合いながらエースを目指していく物語。
主人公が強豪校に入るというのが珍しいなと感じますが、強豪校が舞台になることでより高いレベルの高校野球の世界を知ることが出来るので嬉しいし、めちゃくちゃ興味を惹かれますね(笑)。


沢村は特別速いストレートやキレ抜群の変化球があるわけでもないのに、夏大会のベンチ入りメンバーに入るのですが、“くせ球”のメリット、打者が見づらく感じる投球フォームなど沢村の良さを練習や試合を通して描くことで、ベンチ入りに違和感を感じないのが素晴らしい。良いところだけではなく、“球威が無いので外野まで飛ばされやすい”という危険性にもしっかり言及されているのが良いです。


ストーリーに応じたOP/EDの変化という点では、映像どころか曲自体が変わるスタイルで、OPは3曲、EDは5曲使用されました……凄い。


リアルの高校野球を細かく忠実に再現している分、1期だけでも全75話と長いですが、野球好きの方、高校野球好きの方に強く薦めたい作品です。