No.017 チカ サケ目キュウリウオ科 海水魚
初釣日場 1982年頃 北海道十勝
チカ 19cm 2017.3.13 北海道広尾 えさ：サビキ+紅さし
港からのサビキ釣りで釣れたチカ。
チカ 19cm 2017.3.13 北海道広尾 えさ：サビキ+紅さし
こちらも港からのサビキ釣りで釣れたチカ。 上写真と別の個体を別のカメラで。
チカ 19cm 2017.3.13 北海道広尾 えさ：サビキ+紅さし
釣れたチカを上から。 頭頂部が透けていて脳と眼球が確認できる。
北海道では港のサビキ釣りの代表魚、チカ。
よく似たワカサギと同じキュウリウオ科ワカサギ属で、ワカサギをひとまわり大きくしたような魚です。
大きさ以外で見分けるのはなかなかむずかしいけど、海で釣れるのはチカ。
ちかちゃん。
チカ 2011.5.28 北海道豊頃 えさ：いそめ
漁港からの投げ釣りで釣れたチカ。
港からのサビキ釣りでチカを13尾ゲット。 2017.3.13
ちか 北海道広尾産 19～17センチ
このちかを食べてみた。
ちかの刺身 料理日：2017.3.13
3尾をお刺身で。 甘く、こりっとした歯ごたえ。
ちかのフライ3種
6尾をフライに。 2尾づつバージョンを変えて。
揚げ物では、天ぷらと唐揚げはつくったことがあるけど、フライは今回が初めて。
背開きに下ろしたちかに塩をふり、小麦粉→溶き卵→パン粉の順につけて、揚げる。
ちかのフライ 料理日：2017.3.15
まずは、普通のフライ。 これ、おいしい。
自分は醤油派だけど塩で下味をつけたからこのままで。 キャベツとの相性もよいね。
ちかのチーズフリット 料理日：2017.3.15
溶き卵の次にパルメザンチーズをつけて、パン粉をつけて、揚げてみた。
パルメザンチーズの香りと、衣がちょっとカリッとした感じに。 2尾分だからこちらもおいしく食べたけど、数が多いとクドいかも。
フライと写真的に違いを持たせるため、野菜を変えてみた。 けどキャベツのほうが合いますねぇ。
下の写真で「チーズフライ」の名を使ってしまい、ネーミングに困って「チーズフリット」と付けたけど、違っていたらごめんなさい。
ちかのチーズフライ 料理日：2017.3.15
とろけるスライスチーズをはさんで爪楊枝で閉じて、パルメザンチーズはつけずに揚げてみた。
こちらだけ塩の下味はつけずに、撮影後醤油をつけて。 チーズとの相性もばっちり。
料理写真を撮るようになってから、切り口からチーズをとろけさせる、という、いやらしい演出も覚えてしまった。
ちかの骨酒
頭をつなげて三枚に下ろし、頭と中骨をくるっと巻いて、軽く焼いて干す。
ちかの骨酒 料理日：2017.3.16
軽く炙って熱燗に入れる。 淡泊なちかから出る控えめなだしと香りが楽しめる。
奥の小皿はちかの卵巣と精巣を煮付けたもの。
ちかの骨酒 料理日：2017.3.15
魚焼きグリルで焼いたら、ちょっと油断したらすぐ焦げた。
写真的には×だけど、深いコクがあり、味はこちらのほうが○。
漁港でのチカ釣りは、比較的簡単に、食用魚が大量に釣れる釣りである。 だからどうしても、マナーの悪い人間が、目立ってしまう。
自分はできるだけ釣り場でイラつきたくないから、もう何年もチカ釣りを避けてきた。
チカ釣りをやらなかったからチカの料理写真がなく、今回、料理写真を撮りたいがためにチカ釣りを決行した。 久々にチカ釣りに行って、改めて、マナーの悪い人間の多いことを実感した。
今回、そこそこ納得のできるチカの写真と料理写真を撮ることができたから、またしばらくはチカねらいの釣行はしないだろう。
しかし、今回のフライはうまかった。 今度、静かな漁港でチカの群れを見つけたら、そのときはまた釣って食べてみたい。
omake
ちかの刺身を盛り付けてみよう！
自分は釣魚で刺身をつくるとき、だいたい切り身をそのまま皿に乗せておしまい。 にすることが多い。 今回は余裕があったから、ちかの刺身をおしゃれに盛り付けてみた。
ちかを3尾分刺身に下ろす。 1尾は飾り付け用に頭と中骨をつなげて。
大根のつまと大葉をスーパーで購入。
まずは大根のつまを土台に、頭と尾ビレをくいっと持ち上げる。
もしゃっとつまを盛り付け。
大葉を乗せる。
2枚か3枚か迷って、3枚で。
刺身を乗せて、完成！ 刺身を中骨と直角方向に並べてみた。
刺身の上にもなにか赤か黄色のものを乗せるとより良かったかな。
「チカ 釣魚No.017」は、写真を大幅に更新・入れ替えしたことで、以前のバージョンは削除して、今回の記事に差し替えました。