No.225 マアナゴ ウナギ目アナゴ科 海水魚
初釣日場 2023.8.30 北海道道央 自己最大55cm
マアナゴ 55cm 2023.8.31 北海道道央 えさ:マサバ切り身(写真1~8同個体)
夜、港からの投げ釣りで釣れたマアナゴ。 釣れたマサバの切り身エサにて。
開始からイソメでねらうもマサバが多く釣れ、マアナゴも40センチの中型1尾が釣れたのみで、それならばと釣れたマサバを切り身エサにすると55センチが釣れた。
この日は東風が非常に強く風下方向以外にはとても投げられない状況で、オモリも港内ではまず使わない重めの30号を使用。 初めて行く釣り場であったが風が強いせいかほかの釣り人がおらず、風下方向に巨大な港が広がる風上の場所を独り占めできてラッキーであった。
マアナゴの側面
夜中に釣れたマアナゴをタライに生かしておき、明るくなってから観察&撮影。
マアナゴは自分が初めて釣ったウナギ目魚類。 ウナギ目~って感じ。
マアナゴの背面
マアナゴは地面に置くと、何もしなければ背面を上に向ける。 体を少しでも曲げると背面を上に安定しやすくなる。
マアナゴの腹面
腹ビレがない。 これはせまい穴でもバックしやすいよう、逆目の突起物である腹ビレをなくしてしまったからなのだろうか。
マアナゴの顔
マアナゴの胴
側線に沿って並ぶ白い点が特徴的。 その背側にも粗いピッチの白点がある。
マアナゴの尾
マアナゴ 40cm 2023.8.30 北海道道央 えさ:イソメ
初めて釣ったマアナゴ。 港からの投げ釣りにて。 写真1と同じ釣行時に。
釣り中に釣り場から離れた駐車場の車で夕食のコンビニ弁当を食べ、戻って仕掛けを回収したら釣れていた。 針掛かりしてからしばらく経っていたためか、2本針胴付き仕掛けが頭部にぐるぐるに巻き付いている。
ずっと釣りたかったマアナゴの初めてのアタリこそ見逃してしまったが、暗い海中からニョロリと長くマアナゴとわかる魚が上がった瞬間はとても嬉しいものであった。
この釣行はマアナゴねらいの釣行で、わりと早いタイミングでこの40センチが釣れて目的達成したから、あとはサイズアップをねらうと期待通りに写真1の55センチが釣れた。
マアナゴは1993年ごろに東京湾で何度かねらったが釣れず、その後なんとなく気にはしていたがねらって釣ることはなく、それから30年経った2023年に初めて釣れた。
上記、港からの投げ釣りでマアナゴを2尾(55、40cm)釣獲。
真穴子 北海道道央産
このマアナゴを食べてみた。
ちなみに、マアナゴが2尾のほかに、マサバが11尾(最大26cm)釣れた。
マサバは3尾を切り身エサにして、8尾を持ち帰り。(マサバ 釣魚No.178に料理を掲載)
重さを量る
重さは55センチが300グラム、40センチが100グラム。
調べると300グラムを超えると大型とのこと。 嬉しい。
真穴子を下ろす
55センチの大型マアナゴを下ろす。
55センチを下ろす前に先に40センチを「穴子のさばき方」動画を見ながら下ろして学習済み。 しかし一回では習得しきれず、結局こちらも動画を見ながらさばいた。
まずはまな板に千枚通しで固定。
まな板に刺し穴を複数付けたくないから、40センチと同じ穴を使用。
この後切ってゆくときに包丁を握る右手がまな板と干渉しないよう、手前の端のほうに固定。
胸ビレのうしろから包丁を入れて背中側から開く。
内臓と中骨を取る。
中骨を取るとき「逆さ包丁」というかっこいい名のワザをつかう。
背ビレを切り落として頭を切り離す。
表は皮付きのまま。 包丁をスライドしてぬめりをこそげ取る。
動画では尻ビレも切り落としていたが、やろうとしたら自分はムリそうだったから尻ビレは付けたまま。
真穴子の白焼き
下ろした55センチは6切れに切り分けた。 こちらは頭から3・4・5切れ目。
身と皮の間に金串を打つ。
炭火で焼く。 何も付けずに焼く。
真穴子の白焼き 料理日:2023.9.4
わさびと岩塩でいただいた。 うまい。 これはうまい。 うますぎるっ!!
真穴子の白焼き 料理日:2023.9.4
こちらは頭側1・2切れ目。 焼き方を見るため、内臓分 身の薄いこちらを試しに先に焼いた。
身がふわっふわ。
真穴子の天ぷら 料理日:2023.9.4
40センチは天ぷらで。 ぷりりとしてこちらも美味。
真穴子の中骨と鰭の唐揚げ 料理日:2023.9.4
中骨と背ビレは唐揚げに。 これもうまい。