No.022 カムルチー スズキ目タイワンドジョウ亜目タイワンドジョウ科 淡水魚
初釣日場 1989年初夏 神奈川県相模川 自己最大62cm
カムルチー 50cm 1991.8.23 千葉県印旛沼酒直水路 ルアー:チャグバグ
オープンウォーターのトップゲームで出たライギョ
自分の、初代「一番釣りたい魚」だったのが、このカムルチー。
子供の頃から釣り上げるまでの長い間、ず~っと、一番釣りたかった魚です。
自分の地元にはカムルチーは生息していなかったこともあって、釣りたい気持ちはどんどん膨らんでいったんですね。
カムルチーとは、誰も使わない標準和名で、通称、一般的に呼ばれているのは「ライギョ」。
ライギョの姿はスキのないかっこよさで、どの角度から見ても、どのパーツを見てもかっこいい。
いかにも獰猛そうな口の中は、最高の造形美です。
「雷魚」と書く漢字もかっこいいですね。
カムルチー 50cm 2014.6.28 北海道石狩川 ルアー:キッカーフロッグ
ハスのポケットをチョンチョンしていたら跳び出てきたライギョ
カムルチーの顔
獰猛そうでかっこいい。 口の中がまた、かっこいいんだな。
ライギョは別名「スネークヘッド」。 錦蛇を連想させる頭なんだとか。
初めてライギョを釣った日は、日中に30cm、夕方に62cmの2尾を釣りました。
浮き草の上でライギョをねらうと、バイトは何度もあるんだけど、なっかなか乗らないんですよね。
その当時はまだ「中空フロッグ」なるものを持っておらず、持っていたのはガルシアフロッグとハリソンスーパーフロッグとハードプラグのみで、浮き草の上で使えるのはガルシアフロッグだけでした。
ガルシアフロッグを何度も投げて、何度もアタックを外して、そのうちやっと、30cmのライギョが釣れました。
下あごに外側からフックが掛かっていたので、数打ちゃ当るじゃないけれど、なんとかやっと引っ掛かってくれた、といった感じでした。
そのときのライギョはメチャメチャ嬉しかったですね、ず~っと釣りたかった魚を釣ったんですからネ。 今でもそのときの情景は覚えています。
そのときはまだカメラを持って釣りをしていなかったけど、もしカメラを持っていたら嬉しくて写真を撮りまくったんだろうな。
そのあと、夕方になって浮き草の少ない所でハリソンスーパーフロッグを使って62cmが釣れました。 2尾目でも60cm超えだったから、こちらも嬉しかったですね。
今考えると、当時はまだライギョをねらう人は少なく、そのポイントもスレていなかったから、何度もバイトがあったのでしょうね。 ラッキーでした。
ガルシアフロッグ(左)とハリソンスーパーフロッグ(右)
このガルシアフロッグは、自分の手元に残っているルアーの中でも最も古いルアー。
ガルシアフロッグといえば、釣りキチ三平君がライギョ釣りで使っていたことで有名なルアーであり、その話を読んだ人は必ず絶対に欲しくなるルアー。
自分が小学生か中学生のとき、地元の釣具店に奇跡的に置いてあったもの。 当時の小遣いでは相当キビシイ値段だったけど、見てしまった以上、どーしても買わずにはいられなくなり購入!
自分が初めてのライギョ30cmを釣ったのはこのガルシアフロッグ。 今は両足がひざ下からちぎれてしまっている。
思い出のルアーなので、もう使うことはない。
ハリソンスーパーフロッグは、2尾目の62cmを釣ったルアー。
中空フロッグ
現在、ライギョ釣りで最も多く使われているものが「中空フロッグ」と呼ばれるタイプのルアー。
文字通り内部が空洞になってる。 水草の上で使用してもボディがフックをガードして水草が絡みにくいが、ライギョが噛むと潰れてフッキングする。
機能を追及するとこのような洗練されたカタチになるのだろうけれど、自分的には多少釣りづらくても、やっぱり、昔の足の生えた、トボケた顔のカエルルアーが好きだな。
ちなみに、
関西にはカムルチーと同じスズキ目タイワンドジョウ科で、姿や生態がそっくりな「タイワンドジョウ」が生息しています。
タイワンドジョウとカムルチー、キャラがかむるちー。
omake
ライギョが好きなので、ライギョの置物をつくってみたよ。
とゆーか、10年くらい前に作った。
10年くらい前に作って、色を塗らずにそのまま10年くらい放置!!
こうゆうのって、作り始めるときは「よっしゃ、作ろー!」って、ノリノリで始めるんだけど、
その熱って、けっこーすぐ冷ちゃうのな。
色を塗るところまでヤル気が持続しなかったみたい(>_<)
サップーケーだからとりあえず、目と口を鉛筆で描いてみました。