せみ拾い
公園に行ったものの、気が乗らず、池から2メートル程離れた岩に座ってボンヤリしていた時のこと。
腰の横にカメの爪の感触。
野良亀のテンプルが池から上がって暑いところをわざわざ歩いてきてくれたのだ。
持っててよかったカメのえさ。
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夏も終わりに近づいて、公園に行く道すがら、落ちてひっくりかえっているセミを拾ってお土産にする。新鮮でおいしそうなのを選んで拾うので、触った途端、ジジジッと鳴いて逃げていくやつもいる。
このセミは、もう飛べなかったが、まだカメに食べられたくないと言うので、木の幹に止めて逃がした。
野良亀たちは競い合って、セミでもエビでもカメフードでもなんでも食べる。
一番てっぺんにいるのがドラジェ、その後ろがペセペセ。2匹とも甲長約18センチと小柄ながら食欲旺盛。
期間限定・数量限定のセミをゲットしたカメは、他のカメに横取りされないように、くわえたままビュンビュン泳いでいって遠くで一人で食べる。
そしてまた、何食わぬ顔して戻ってくる。































