無事是貴人 容器の改良
日常業務が何事の問題もなく過ぎ行くということは、
大変なことなんだなとつくづく思います。
2年前、当社ではラフィーネ・アルファの容器を変更しました。
次いで、その容器をさらに改良して1年がたちます。
技術部門のIさんに2枚の拡大写真を見せられ、
「どこが違うかわかりますか?」と問われました。
T生、正直なところ確言できませんでした。
下に両方の拡大写真を2枚並べてみますので、
皆さまもクイズだと思って、違いがどこにあるか当ててみてください。
(改良部分は4か所、写真では3か所。解答は末尾)
従来品 改良品
どうでしょうか?
見た目ではなかなか分かりにくいのではないかと思います。
改良に向けてのプロジェクトがスタートしたのはお客様の声がきっかけでした。
「口で噛んでひねるんだけれど、なかなかうまくいかなくて……」
「手が不自由なせいか、開けづらい……」
こういうお電話を何度かいただきました。
私どものお客様の中には体のご不自由な方がおられます。
そうした皆さまには微妙な違いが大きな問題となっていたのでした。
技術部門では、金型の根本的な改良、
つまり、金型を作り直すという作業が始まりました。
工場の技術者に理解してもらうのがなかなか難しかったようです。
ここで申しあげたいことは、その苦労談ではありません。
注目すべきは、改良型が出荷されるようになってから、
まったくこうした電話がなくなったという点です。
「容器についてクレームを頂戴することもなくなりましたが、
お褒めのお言葉をいただくこともありませんでした」
このことが何を意味するかです。
問題のないときは「静かだ」ということです。
禅語に「無事是貴人」とありますが、なるほどなと思いました。
技術部門のみなさん、ご苦労さまでした!
<解答>
①キャップ部厚み増加(これは写真ではわかりません)
②飲み口上部の球体容積増加
③切込み導入部の位置変更
④キャップ部分と本体間の面積拡大
改良品
大変なことなんだなとつくづく思います。
2年前、当社ではラフィーネ・アルファの容器を変更しました。
次いで、その容器をさらに改良して1年がたちます。
技術部門のIさんに2枚の拡大写真を見せられ、
「どこが違うかわかりますか?」と問われました。
T生、正直なところ確言できませんでした。
下に両方の拡大写真を2枚並べてみますので、
皆さまもクイズだと思って、違いがどこにあるか当ててみてください。
(改良部分は4か所、写真では3か所。解答は末尾)
従来品 改良品


どうでしょうか?
見た目ではなかなか分かりにくいのではないかと思います。
改良に向けてのプロジェクトがスタートしたのはお客様の声がきっかけでした。
「口で噛んでひねるんだけれど、なかなかうまくいかなくて……」
「手が不自由なせいか、開けづらい……」
こういうお電話を何度かいただきました。
私どものお客様の中には体のご不自由な方がおられます。
そうした皆さまには微妙な違いが大きな問題となっていたのでした。
技術部門では、金型の根本的な改良、
つまり、金型を作り直すという作業が始まりました。
工場の技術者に理解してもらうのがなかなか難しかったようです。
ここで申しあげたいことは、その苦労談ではありません。
注目すべきは、改良型が出荷されるようになってから、
まったくこうした電話がなくなったという点です。
「容器についてクレームを頂戴することもなくなりましたが、
お褒めのお言葉をいただくこともありませんでした」
このことが何を意味するかです。
問題のないときは「静かだ」ということです。
禅語に「無事是貴人」とありますが、なるほどなと思いました。
技術部門のみなさん、ご苦労さまでした!
<解答>
①キャップ部厚み増加(これは写真ではわかりません)
②飲み口上部の球体容積増加
③切込み導入部の位置変更
④キャップ部分と本体間の面積拡大
改良品

会報の取材 泣き笑いの現場
電話オペレーターをはじめとして、
お客様と接する社員が一様に言う感想があります。
「私たちはお客様に『ありがとうございます』という立場なのに、
いつもお客様から『ありがとう』と言われることが多いですね」
私どもはお客様に商品をお買い上げいただいております。
にもかかわらず、お客様から感謝される…。
仕事冥利に尽きますし、こんな嬉しいことはありません。
そこで日頃、お客様と直接接している『ラフィーネさん』の担当者に、
取材の現場がどんな感じなのか聞いてみました。
「一言でいえば、“泣き笑いの現場”です」
こう教えてくれたのは、編集記者のMさん。
病に倒れ不自由な体になって、つらかった時の“涙”。
回復の努力とそれが実を結び、希望が持てたときの“笑顔”。
「こんなにも感情豊かな取材現場は初めてです、ほんとに…。
お客様と一緒になって泣いたり、笑ったりしてしまうのですから」
お話が切実なだけにどうしても感情移入してしまい、
一緒に涙し、一緒に笑いがこみあげてくるのだそうです。
(デュランタにひそむカマキリ、日比谷公園)
しかも、取材を引き受けてくださる方には一つの傾向があるといいます。
「皆さん、とてもオープンなんです。ご自分のこと、ご家族のこと……。
そんなこと言ってもいいのかしらと思うほど、赤裸々に話してくださる方もいます。
お体がご不自由でも、お気持ちは前向きで意欲的なんでしょうね。
だから、ご病気を克服してお元気になられたんだと思います」
帰りしなほとんどの方から、「私たちも頑張っているので、
皆さんも頑張ってください」と言われるそうです。
「ですから、逆に元気をいただいて帰ってきます…)^o^( 」
会報では皆さんにこやかに笑っていらっしゃいますが、
その前に涙のシーンがあったのですね。
お客様からの「ありがとう」の言葉。
その言葉の持つ意味が、少し理解できたように思いました。
お客様と接する社員が一様に言う感想があります。
「私たちはお客様に『ありがとうございます』という立場なのに、
いつもお客様から『ありがとう』と言われることが多いですね」
私どもはお客様に商品をお買い上げいただいております。
にもかかわらず、お客様から感謝される…。
仕事冥利に尽きますし、こんな嬉しいことはありません。
そこで日頃、お客様と直接接している『ラフィーネさん』の担当者に、
取材の現場がどんな感じなのか聞いてみました。
「一言でいえば、“泣き笑いの現場”です」
こう教えてくれたのは、編集記者のMさん。
病に倒れ不自由な体になって、つらかった時の“涙”。
回復の努力とそれが実を結び、希望が持てたときの“笑顔”。
「こんなにも感情豊かな取材現場は初めてです、ほんとに…。
お客様と一緒になって泣いたり、笑ったりしてしまうのですから」
お話が切実なだけにどうしても感情移入してしまい、
一緒に涙し、一緒に笑いがこみあげてくるのだそうです。

(デュランタにひそむカマキリ、日比谷公園)
しかも、取材を引き受けてくださる方には一つの傾向があるといいます。
「皆さん、とてもオープンなんです。ご自分のこと、ご家族のこと……。
そんなこと言ってもいいのかしらと思うほど、赤裸々に話してくださる方もいます。
お体がご不自由でも、お気持ちは前向きで意欲的なんでしょうね。
だから、ご病気を克服してお元気になられたんだと思います」
帰りしなほとんどの方から、「私たちも頑張っているので、
皆さんも頑張ってください」と言われるそうです。
「ですから、逆に元気をいただいて帰ってきます…)^o^( 」
会報では皆さんにこやかに笑っていらっしゃいますが、
その前に涙のシーンがあったのですね。
お客様からの「ありがとう」の言葉。
その言葉の持つ意味が、少し理解できたように思いました。
都会の冒険 路地裏散歩
ネタ作りのために自分でも何か健康法をと思い立ち、
ありきたりですが、早朝、散歩することにしました。
実は、これまで何度も試みながらも挫折していた散歩です。
ところが今回はけっこう成功と言ってもいいでしょう。
要は、楽しいのです。それが継続している理由です。
なぜに楽しいのか?
健康が主たる目的には違いありませんが、
今回は散歩に別な目的を立ててみたのです。
近隣の路地裏をくまなく歩いてみようと思い立ったのでした。
勝手知った地元と思っていたのですが、
以外にも、毎日、発見することばかり……!!
「へー、こんな奥に、こんなにも家があるんだ」
路地裏の奥まった家ほど植木や花が置かれています。
さらに、表通りじゃないからでしょうか、
子供のおもちゃや、生活用具が玄関先に転がっています。
生活がうかがえるんですね。
これがなかなか面白く、飽きることがないのです。
(散歩途上で見つけた売地の巨木。
伐採されないといいのですが)
困ることはただひとつ…、
たまにですが、飼い犬に吠え立てられること。
早朝ですから、ご近所への迷惑このうえありません。
「ワン」と一声聞こえただけで「悪かった…、ごめんよ!」と言い、
急ぎへっぴり腰での退散、みっともないったらありゃしません。
こうした興味で歩いていますと1~2時間など、
あっという間に経ってしまいます。
肝心の健康ですか…?
寒い季節とはいえ、毎日びっしり汗をかいての“ご帰還”です。
体調に悪いわけがありません。
少しずつではありますが、体重が減る方向にあり、
腰痛からの解放、さらに階段での足の不安が全くなくなりました。
何より、朝飯のうまいこと……、幸せです。
健康も楽しみながら……、ということでしょうか。
ありきたりですが、早朝、散歩することにしました。
実は、これまで何度も試みながらも挫折していた散歩です。
ところが今回はけっこう成功と言ってもいいでしょう。
要は、楽しいのです。それが継続している理由です。
なぜに楽しいのか?
健康が主たる目的には違いありませんが、
今回は散歩に別な目的を立ててみたのです。
近隣の路地裏をくまなく歩いてみようと思い立ったのでした。
勝手知った地元と思っていたのですが、
以外にも、毎日、発見することばかり……!!
「へー、こんな奥に、こんなにも家があるんだ」
路地裏の奥まった家ほど植木や花が置かれています。
さらに、表通りじゃないからでしょうか、
子供のおもちゃや、生活用具が玄関先に転がっています。
生活がうかがえるんですね。
これがなかなか面白く、飽きることがないのです。

(散歩途上で見つけた売地の巨木。
伐採されないといいのですが)
困ることはただひとつ…、
たまにですが、飼い犬に吠え立てられること。
早朝ですから、ご近所への迷惑このうえありません。
「ワン」と一声聞こえただけで「悪かった…、ごめんよ!」と言い、
急ぎへっぴり腰での退散、みっともないったらありゃしません。
こうした興味で歩いていますと1~2時間など、
あっという間に経ってしまいます。
肝心の健康ですか…?
寒い季節とはいえ、毎日びっしり汗をかいての“ご帰還”です。
体調に悪いわけがありません。
少しずつではありますが、体重が減る方向にあり、
腰痛からの解放、さらに階段での足の不安が全くなくなりました。
何より、朝飯のうまいこと……、幸せです。
健康も楽しみながら……、ということでしょうか。