以前の記事で、我が家は国語力を一番大事にしてきた、ということを書きました。
≪過去記事≫ 我が家が一番重視する科目
≪過去記事≫ 我が家が一番重視する科目(2)
≪過去記事≫ 我が家が一番重視する科目(3)
でも、英語もとても大事だと思っています。
これからを生きる子どもたちには申し訳ないけれど、少子化がどうにもこうにも止まらない現状に、私個人としては、日本の国力のジリ貧を覚悟しています。
円安が進んでいますね。一時的に盛り返したとしても、今の子どもだちが子育てをする頃には、1ドル200円が当たり前の世界になるのではないかと思っています。。
なので、「学歴」とか「受験」とかとは全く別の次元、そもそも論として、子どもには「海外で働きたい」とか「外資で働きたい」、国内でも「外国人の人と一緒に働く」という状況になった時に、その選択ができるだけの「英語力」はつけておかないといけない、と思っています。
「英語が苦手だからやめておこう」とか「英語が苦手だから、選択できない」とはなってほしくないんですよね。
日本語を「母国語」とする限り、思考言語が日本語になるわけですがら、国語はとても大事です。
母国語で考えられないのに、外国語でそれ以上考えられるわけはないですよね。
日本語が「母国語」である以上、外国語である英語の運用能力は、日本語の能力以上にはなれないわけです。
なので、「英語早期教育反対派」の専門家がこぞっていう、「英語よりまずは国語」というのは、結局のところ「思考言語を鍛えましょう」「しっかり考えられるようになりましょう」ということなんだと思います。
一方で、相手に伝える、もしくは相手と意見交換するためのツールとしての「英語」は、これからますます重要になってくるでしょう。
ここで、日本の英語教育レベルが、どの程度かというと、
以下、帰国子女のお友達数人から聞いた感触ではありますが、
中学校の学習範囲(英検3級レベル)→ 英語圏の小学1、2年生レベル
高校の学習範囲(英検2級レベル)→ 英語圏の小学3、4年生レベル
大学中程度(英検準1級レベル)→ 英語圏の小学5、6年生レベル
というレベル感です。知っている語彙の数には、もっと大きな差があります。
「海外で働く」「外資で働く」「(日本国内でも)外国人の人と一緒に働く」という将来を見据えた時に、最低限、どのくらいの英語力を持たなければならないか、見えてくるものがあると思います。
長くなるので、続きます。