前回からの続きです。
≪過去記事≫ 我が家が一番重視する科目
我が家が一番大事にしているのが「国語力」です。
高度な思考力と知識(教養的な知識)をもって、書かれていることを理解する、読解力。
そして、自分の考えをまとめて、相手に伝わるように解答する、記述力。
では、これらの力をどうやって身につけていくのか。
読書は、大事です。
とても大事なのですが、でも、やっぱり、それだけでは力不足。
読書だけだと、好きなものを好きなように読む、で終わってしまうことが多いんですよね。
特に小学生の場合、読むジャンルも偏ってしまいますし…。
なので、一番確実なのは、やはり国語の文章題に取り組むことです。
中学受験をするわけでもないし、学校のテストで難解な国語の文章題が出題されるわけでもないのに、我が家がZ会の中学受験コースの国語に取り組み続けたのは、ここに理由があります。
国語に関しては、問題を解くことが目的なのではなくて、国語の文章題に取り組むことを通して、普段なかなか触れることがない、説明文や論説文等をしっかり読むことが目的なのです。
論説文を読めば、普段読むような小説では出てこない、教養的な知識や哲学的な知識にふれることになります。
最初は難しくでもだんだん論理的な読み方ができるようになります。
論説文等の堅い文章は、読み慣れるというのも大きいものです。
読書と違って、しっかり読もうもする(精読する)ので、知らない言葉が出てきたら調べますし、知らない国の文化の話なども、必要に応じて調べます。
特に、今は便利な時代で、インターネットで何でもすぐに調べられちゃいます。しかも、画像検索とかできるから、分野によっては、本当に理解しやすいし、記憶にも残りやすいです。
そうやって、おやつのようなお楽しみの読書とは別に、ご飯としての精読を毎週毎週積み重ねることが、国語力を飛躍的に高めてくれる、そう思います。
長くなるので、続きます。