教育熱心なご家庭では、それぞれ、「我が家はこれを重視しています!」という、特に力を入れている科目があるかと思います。
え?ない?私の周りだけ??それだったら、すみません。
男の子のご家庭で多いのは、「算数」
中学受験における難関校の算数は、事実、難問ですし、算数男子、多いです。
娘が通っているような私立小学校で多いのは「英語」や「英会話」
大学受験はもちろんのこと、これからの国際化社会を見据えても、英語はますます重要になると考えているご家庭が多いです。
ほんと、ご家庭のカラーが出ていて、面白いなぁ、と思います。
さて、そんな「重きをおいている科目」— 我が家の場合は、断然「国語」です。
幼少期の絵本の読み聞かせから始まり、「国語は大事。一番大事」と思って、子どもの学習をみてきました。
我が家が、国語を一番に考えているのは、国語ができないと他の科目が伸びない。
そう信じているからです。
英語も、最後は、国語ができないと伸びないと思っています。
これは、私が中学受験をした30年前に、恩師にさんざん言われた「国語はすべての土台です」という言葉の洗脳も多分にあると思います
事実、私の母校は、中学受験において国語が難しいことで有名なのですが、数年前の学校説明会でも、国語を難しくしている理由として、
「難しくしないと入学しても他の科目が伸びない。
だから他教科(数学や英語など)の先生から読解力のある生徒がほしいと要望されている」
と当時、国語の作問を担当されていた教頭先生がおっしゃられていたそう。
先生、相変わらず、お元気そうで何よりです。
結局のところ、求められる国語力というのが何なのかというと、
高度な思考力と知識(教養的な知識)をもって、書かれていることを理解する、読解力。
そして、自分の考えをまとめて、相手に伝わるように解答する、記述力。
どちらも、受験に限らず、「知」をもって人生を生きていくうえで、非常に大事な力です。
長くなるので、続きます。