前回の続きです
自分の友達に障害を告白②
私の誕生日当日に、連絡をくれた友達に対して、
今までのこと、今の正直な気持ちを伝えて、ずっと距離を取り続けたことを謝りました
ケイくんが発達障害と診断されたこと
友達の子どもの成長に嫉妬してしまっていたこと
友達はケイくんといっぱい遊んでくれたのに、自分は同じことが出来なかったこと
ホノちゃんも発達障害と診断されたこと
もう生きるのが嫌になってしまっていた時のこと
発達障害だという事実を受け止めるのに時間がかかってしまったこと
勇気が出なくて今まで黙っていたこと
誘ってくれたのにきちんと理由を言わずに断り続けて傷付けて申し訳なかったこと
全部、友達に伝えました。
友達からのお返事は、長い期間、理由もなく距離を置かれていたにも関わらず、
ずっと辛かったのに、頑張って生きて、今日この誕生日を迎えてくれてありがとう
急に誘いを断り、会わなくなったのは、何か話せない理由があるのかな?と思っていたけど、
〇〇(私のこと)から話してくれるまで待とうと思っていたから、全然大丈夫だよ
話してくれてありがとう
私は共感は出来なくても、お話を聞くことは出来るから、いつでも吐き出してね
〇〇(私のこと)の気持ちが落ち着いた時に、また遊ぼうね
ちょっと会わない期間があっても、いつまでも友達だからね
こうしたお返事をくれました。
友達の優しさと、理由も言わずに避け続けていたのは自分のくせに、もう嫌われてるよねって勝手に思っていた分、涙が止まりませんでした
自分のことでいっぱいいっぱいで、相手の気持ちなんて考える余裕もなく、
いっぱい友達を傷つけてしまったのに、こんなに優しい言葉をかけてくれた友達
私が逆の立場で同じような場面で、こんな思いやりのある言葉をかけられるだろうか?
私の小さすぎる器では無理だなと思いました
友達に打ち明けるまでに、とても時間がかかってしまいましたが、
今思うと、友達の輪の中で、「自分の子だけ発達障害」という事実を、私自身が受け入れてなかったからだと思います。
でも去年、自分の中で、ようやく割り切れたんだと思います
だから友達に話すことが出来たのかなって
友達の言葉の中に、「私は共感は出来なくても」とハッキリ言ってくれたのですが、
知り合って間もない人とかが、ケイくんが発達障害で大変だと知って、
「うんうん!わかるよ」って共感してくる人とたまに出会うと、
(療育先のママ友とか、発達に悩みを抱えている方と話していて、共感し合うことはよくあります)
その人は、発達障害児を育ててなければ、発達障害に関わる仕事をしているとかでもなく、
ちょっとニュースとか記事で、発達障害を知ったような人が共感してきた時、
「何が分かるの?」ってイライラしちゃうんです。。
だから、友達の「私は共感は出来なくても」って言葉を聞いた時に、
発達障害に関わらず、自分が経験していないことを共感するのって難しいし、
たぶん経験しない限りは、共感って出来ないけど、
「その人の話を聞くことは出来る」って、本当にそうだなと感じました
友達が、「私の気持ちが落ち着いた時に、また遊ぼうね」と言ってくれた言葉通り、
いつか友達と会える日がくるといいなと思います