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アメトピ掲載記事はコチラ自分の友達に障害を告白①
私は、学生時代、それなりに楽しい学校生活を送ってきましたが、
高校生の時に、気の合う友達がたくさん出来ました
毎日が楽しくて仕方なくて、今でも高校の時に戻りたいと思ってしまうぐらい、
本当に楽しかった記憶しか残っていません
特に仲良くしていた友達は、綺麗で可愛くて、性格も優しくて面白くて、
とにかく一緒にいて楽しくて、自慢の友達でした
高校卒業後、進学先が一緒になった子、別々になった子、それぞれ進路は違いましたが、
どの友達とも、ほぼ毎日一緒に過ごしていました
就職してからは、友達と会うペースが今までより減ってしまいましたが、
それでも週1ペースで飲みに行ったり、カラオケへ行ったり
私が結婚して、ケイくんを出産後は、会う時間が夜から昼になり、
自宅まで来てくれたり、ケイくんと一緒にランチに行ったりしていました
友達は、ケイくんといっぱい遊んでくれて、一緒にテーマパークへ行ったり、
会う時間帯が変わっただけで、今までとは変わらずずっと仲良くしてきました
でも、友達も結婚して子どもを産んで、みんなで集まることになると、
ケイくんよりお喋りが上手で、一緒に手を繋げる友達の子を、私自身が羨ましく思うようになってしまいました
友達が、我が子と意思疎通が出来ている姿を見て、落ち込んでしまう時もありました
（ちょうどケイくんと意思疎通が出来ず悩んでいた時期です）
先に産まれたケイくんが、ゆっくり成長していくのに対して、
会うたびに出来ることが増えていく友達の子ども達
外で会っていても、ケイくんがパニックになったり、
落ち着きがなく、急にどこかへ行ってしまったりして、外出が大変になってきたので、
友達は私に気を使って、外で会わずに、私の家に来てくれるようになりました
優しいですよね
でも、家で一緒に遊んでいても、平均よりも体が大きめのケイくんが、全然喋らずに宇宙語ばかり話している中、
ケイくんよりも小さな友達の子ども達は、お喋りが上手で、
発達のスピードの差に、だんだん耐えられなくなりました
友達は、ケイくんとたくさん一緒に遊んでくれたのに、
私は友達の子がどんどん成長していく姿を見ているうちに、
羨ましい気持ちを通り越して、嫉妬してしまっていることに気付きました
ケイくんだって一生懸命ケイくんのペースで成長しているのに、
比べている自分も、嫉妬している自分も、嫌でたまらなくなりました
友達と遊んだあとは、必ず罪悪感で押し潰されそうになりました。
ケイくんが療育へ通い始めた頃から、友達に遊ぼうと自分から誘わなくなり、
友達からの誘いも、忙しい等と理由をつけて断ってばかりいました
療育先で知り合ったママといる方が、同じ悩みを持ち、共感し合えることが出来て、
遊んだあとも、ただ楽しかった感情しか残らなかったので、
当時の私は、友達と距離を置き、療育先のママ達と関わることで、自分のメンタルを保っていました
そして、友達と全く遊ばなくなり、療育先で知り合ったママとばかりいる私を見て、
夫は、「友達は大切にしないと。友達なくすよ。」と注意しました。
私だって、距離を置いていることで、相手を傷つけていると自覚していたし、
ここ最近仲良くなったわけではなく、学生時代からずっと仲良くしてきた大切な友達です
きっと誘っても忙しいと断られてばかりで、気分悪いだろうし、
友達は私から離れてしまうんじゃないかと不安でしたが（距離を置いているのは自分なのに矛盾してますね
）、
それ以上に、友達と会った時に、友達の子どもの成長に嫉妬して辛くなって、
ケイくんの成長と比べてしまう自分はもう嫌で、どうしたら良いのか分からなくなっていました。。
かと言って、ケイくんのことを友達に話す勇気も、嫉妬しているなんて言えなかったので、
発達がゆっくりだから、療育へ通い始めて、毎日忙しくて時間がないことだけは伝えてありました
夫は、友達と仕事帰りに飲みに行っても、
子どもの話になることもなければ、子連れで遊ぶこともないけど、
私は友達と遊ぶとなったら、昼間に子どもと一緒に遊ぶので、
「夫に私の気持ちなんて分からない！！」って言い返した記憶があります
（余裕無さ過ぎでした
）
まだ、発達障害だという事実を受け入れられなかった時だったので、
公園や、最近知り合った定型発達の子と関わることがあっても、
その場限りで、羨ましく思ったり、落ち込んだり、
いろんな感情にはなっていましたが、別にそこまで引きずったりはしませんでした
でも、友達とは、ずっと昔から仲良くしてきて、子どもを通して知り合ったママ友ではなく、
お互いに子どもがいなかった時からの大切な友達であり、
その友達の輪の中で、「なんで私の子だけ発達障害？」って気持ちが強くあったのかなぁと、今は思います
距離を置き始めて、だんだん友達からの誘いの連絡もなくなり、
私から連絡をすることもなく過ごしていましたが、
お互いの誕生日には、連絡を取っていて、
その時に「また機会があったら遊ぼうね」と言っくれた友達に対して、
私は、「うん！お互い育児がんばろうねまたね！」と、はぐらかすようになっていました。
そしてお互いの誕生日だけはやり取りすることが数年続き、
去年、自分の誕生日に、友達から連絡をもらったタイミングで、
私は今まで黙っていたことを伝えることにしました
続きます
