ケイくんが入園する前の4歳になった頃のお話です
入園前の説明会
今まで個別で幼稚園へ行って相談してきたので、
来年度入園する保護者の方々と初めてお会いしました
皆さんは願書を出したら、今回の説明会まで園へ来ることはないのですが、
私は願書を提出から説明会の間までに何度も園を訪れていたので、
先生方とは顔見知りになっていました
全体の説明会を終えて、身体測定や、採寸の時には、たくさんの園児を前にして、ケイくんは固まってしまい、
廊下でうずくまってしまいました
近くにいた先生に、順番を最後にしてもらえるか頼んで、
ケイくんと誰もいない廊下でしばらく過ごして、
全員が帰りかけの時に、落ち着いてきたケイくんとお部屋へ戻りました
数名しかいなかったので、なんとか身体測定は出来ましたが、
採寸はうまく出来ず、嫌がったので、
「このサイズかな?」と、私の想像で全て購入しました
とりあえず大きかったら良いか!と
後に届いたものを着せてみたら全部ちょっと大きいくらいで、
想像で買って不安でしたが、よかったです
行きは早く着きすぎて、誰も会わなくて、
帰りは最後だったので、またまた誰もいなくて。
行き帰りはケイくんと2人で歩きましたが、
ケイくんは落ち着いて一緒に歩くことが出来ました
(この日は母にホノちゃんを預けていました)
事前にケイくんに、幼稚園の写真を見せて、
「今日は幼稚園へ行きます」と、伝えてありましたが、
今回は、今までとは違い、同じ年、1つ下の年の子がたくさんいたので、
ケイくんなりに緊張していたと思います
普段、私は発達定型児と関わることがないので、
ケイくんと同じ年、ケイくんは年中から入園だったので、1つ下の学年の子達が、
スラスラとお喋りしている姿に衝撃を受けました
世間一般のケイくんと同じ年ぐらいの子達を見て、
しっかりしているし、順番も待てるし、
お母さんと普通にお喋りしていて、友達と過ごしたり
私からすると、この光景が衝撃的でした
改めてケイくんが周りと違うと思い知った感じでした。
療育施設で出会う子達とばかり過ごしていたので、
なんだか外の世界に出たような、そんな気分でした。
と、同時に、この輪の中にケイくんが入っていけるのか、
一気に不安が押し寄せてきました。。。
また、毎日この光景を見ないといけないのかと辛い気持ちでした
この子達は何も悪くなくて、ただ私が割り切れていないから辛いだけであって、
ただただ、私の感情の問題でした。
きっとケイくんは目立つし、いろんな目で見られることも増えるだろうし、
療育施設の中での生活から今後の生活への不安があり、
ケイくんが入園する前は、楽しみよりも不安ばかりで過ごしていたように思います
今思えば、もっと楽しく入園準備しておけばよかったのに、
あの時は、不眠になったり、頭痛で悩まされたり、
私自身も精神的に不安定で、ケイくんにも伝わっていたのかなぁと思います
私が、
幼稚園は楽しいところだよ
イェーイ
みたいなテンションで過ごしていたら、
ケイくんもきっと楽しみに出来たのかもしれません
幼稚園へ入園させた方が良いと決めたものの、前向きになれず、
私のメンタルがギリギリで、不安が顔に出ていたと思います。。
結果、ケイくんも幼稚園に対して不安な気持ちが大きくなっていました
当時は、もっと私が明るく過ごしていたらよかったのに、
ケイくんに申し訳ないことをしたと、反省しています。。