発達検査の結果(ホノちゃん)
昨日のブログで、ケイくんの検査結果を書きましたが、
ケイくんの結果を聞いたあと、ホノちゃんの結果も聞いてきました
(夫とケイくんとホノちゃんはお留守番です)
ホノちゃんの診断結果は、
発達性言語障害(表出性言語障害)
でした。
今まで診断されていた、
自閉症スペクトラム
知的障害
の、診断が取り消しとなりました。
人間は、驚き過ぎたら、時が止まるというか、固まってしまうんですね。。
診断の取り消しなんて存在するのか?
また特性が出てきたら、再度診断されるのか?
聞きたいことが多すぎて、しばらくフリーズしました
まず、検査結果を見せてもらったところ、
ホノちゃんの発達指数の全領域が「100」に近い指数でした
こんな高い指数を初めて見たので、ひっくり返りそうでした
1年前より、かなり発達指数が伸びており、
この結果では、「知的障害」とは言えないので、診断の取り消しに至ったとのことでした。
また、「認知・適応」に関しては、
指数が「100」で、年齢相応の理解力があると説明を受けました
ただ、「言語・社会」に関しては、年齢より6ヶ月遅れているとのことでした。
よって、今まで言語障害と言われていたのですが、
正式に、「発達性言語障害(表出性言語障害)」だと診断されました。
こちらも前回書きましたが、
発達性言語障害には、2種類(表出性言語障害・受容性言語障害)あって、
ホノちゃんは「表出性言語障害」とのことでした。
言葉の理解が発達していないため、言葉を話すことも発達しない感覚型(ケイくんが診断された受容性言語障害)ではなく、
言葉の理解は年齢相応なのに、言葉が遅れている運動型(表出性言語障害)だと説明を受けました。
「自閉症スペクトラム」と「知的障害」の診断が取り消しになったものの、
言葉の遅れはあるので、引き続き、療育へ通う予定です
また、言葉の遅れはずっと気になっていたので、
4月から病院で個別のST療育へ通う予定にしています。
(1年前から順番待ち登録をしていて、やっと順番が回ってきました)
私は、検査結果を聞いて、単純に、ホノちゃんの成長に嬉しく感じました
1歳頃に言葉が消失して、すぐに動いて療育へ繋げたこと、
当時は、辛かったし認めたくなかったけど、
とりあえず早くに行動して、本当に良かったと心から思いました
ただ、帰宅後の夫の反応は、かなり冷静でした
ケイくんが、自閉症特徴がある(グレー期間)→自閉的特徴が消える(自閉症じゃないと言われていた)→今回ADHDと診断(やっぱり特性を持っていた)といった流れだったので、
数年後、ホノちゃんも特性が濃く出てきて、また「自閉症スペクトラム」と診断されるのではないか?
今だけ、特性が消えているのではないか?
ホノちゃんが、前回の検査より成長したことは、素直に嬉しいけど、
後に再診断された時の落ち込みを考えると、今は喜べないと言っていました
確かに、ホノちゃんは、ケイくんのことがあって、
ずっとビクビクしながら、「この行動は発達障害なのか?定型発達でもする動きなのか?」と、いちいち気にしすぎた育児でした。
でも、年齢相応に成長していき、安心し始めていたところ、
言葉が消失し、クレーン現象や、指差しをしなくなりました。
そのまま病院で、「自閉症スペクトラム」だと診断されて、
一旦ホノちゃんは発達障害じゃないんだと安心した後に、突き落とされたような経験でした。
ケイくんは、ずっと発達がゆっくりだったので、こういった経験はありません
だから、今回も診断が取り消されたからと言って、
あぁ、そうか、よかった、と心の底から喜ぶことは出来ませんでした
ただ、発達指数がすごく伸びたこと、この事実は素直に喜びました
療育施設の先生方に感謝の気持ちでいっぱいです
最後に、一通り検査結果の説明を受けたあと、私も落ち着いてきたので、
診断の取り消しについて聞いてみると、
小さい頃は発達障害の特性が出ていたら、診断されることもあり、
成長とともに特性が消えた場合は、ホノちゃんのように診断を取り消すこともあるみたいです。
また特性が濃く出てきたら、再度診断されるのかも聞いてみましたが、
成長とともに、再度特性が出てくることもあれば、このまま消えたままの可能性もあり、
ある程度大きくならないと分からないと仰っていました
だから毎年、発達検査を受けて欲しいと言われました。
再度、診断されてまた落ち込むのが怖いので、
前回よりも成長しているこの事実を、素直に受け止めて嬉しく思っています
私も夫も、今までケイくんとホノちゃんを育ててきて、
いろんな感情を経験してきたので、どんな未来であっても、
ケイくんとホノちゃんを認めて受け止められるように、
これからもメンタルを強く保つ努力を続けていきます