検査の様子を見て期待してしまう
先日の記事で、ケイくんの発達検査について書きました
こちらです
今回は、ホノちゃんの発達検査の様子です
前回の検査からちょうど1年が経過していて、
この1年間、療育を一生懸命頑張ってきたホノちゃん
どんなことが出来るようになり、どんなことが苦手なのか知ることが出来るので、
検査日をとても楽しみに過ごしていました
ホノちゃんは、前回と同じ「新版K式発達検査」を受けました
ケイくんは、1人で検査室へ入れたので、様子は分かりませんでしたが、
ホノちゃんは、私が隣で付き添うことになりました
以下、覚えている範囲の検査内容で、順番はバラバラです。
【◎】ブロック8つ積み
【◎】ブロック4つぐらいの簡単な模倣
【◎】ブロック6つぐらいの難しい模倣
(かなり難しい形で、こんな複雑な形の模倣出来る?と思いましたが、時間をかけて諦めずに模倣出来ました
)
【◎】提示された形と一緒の形を指差し
(形の書かれたカードを7〜8枚出されましたが、どの形もすぐに同じ形を指差しで答えることが出来ました)
【◎】大小の比較
(「大きい丸どっち?小さい丸どっち?」に対して回答出来ました)
【△】長短の比較
(少し迷いながらの回答でした)
少しクレームを言うと、大小の比較は、だいぶ大きな丸と小さな丸のカードで分かりやすかったのですが、
長短の線は、2本が微妙な長さで、もっと極端に長い線と短い線にして欲しいなと思いました
【◎】色の名称
(赤、青、黄、緑、全て回答出来ました)
【◎】縦線・横線・丸
(筆圧はかなり弱かったですが描けました)
【◎】記憶板
(初めにどこに何があるのか見て確認、記憶してから、しばらく他の項目の検査をしたあと、「○○はどこだったかな?」と聞かれて、正確に記憶した場所を回答出来ました)
【◎】顔の部位
(「目、鼻、口、耳、どこ?」に対して、自分の顔で指差し出来ました)
【◎】絵カードの名称
(12枚ぐらいの絵カードを見て、順番に何か回答出来ました傘、靴、果物、乗り物等)
【△】姓名・年齢
(名前はフルネームではなく、「ホノちゃん」とあだ名で回答、年齢は「3歳」と回答出来ました)
【△】用途の指差し
(「座るものは?」「履くものは?」と聞かれて、椅子や靴のカードを指差せましたが、「さすものは?」と聞かれて、傘のカードを指差せず「分からない」と回答しました)
【◎】折り紙
(角が綺麗ではありませんでしたが、言われた通り折ることが出来ました)
【◎】表情の理解
(「悲しんでいる子は?」と聞かれて、悲しい顔のカードを指差せたり、3つぐらいの質問に回答出来ました)
【△】単語の復唱
(かなり不明瞭で、私は聞き取れますが、私以外の人だと何を言っているのか分からない発音でした)
あとは、数字を数えたり、提示された積み木と同じ形にしたり(長方形の積み木を提示されて、三角形の積み木を2つ渡された)、じゃんけんの模倣等、
他にもありましたが、覚えている検査内容は、こんな感じでした。
私が隣で見ていた限り、単語の復唱(不明瞭さが目立つ)以外は、
ほぼ正確に回答出来ていたように思いました
正直、ここまで出来ると思っていなかったので、驚きの連続でした
特に、ホノちゃんの育児で困っていることはなく、
たまに思い通りにならなくて、癇癪が起きることもありますが、
暴れていても手に負えないという感じでもないし、
ケイくんのようにマイルールや、こだわりも、多動もないし、
感覚過敏もなくて、食事も好き嫌いはあるものの、偏食ではなくなりました
急な予定変更も言い聞かせれば、すぐ納得するし、
気になる点は、言葉がゆっくりで、発音が不明瞭なことぐらいで、
「ホノちゃんは、本当に自閉症スペクトラムがあるのか?」
疑問に思っていることを、検査後の診察で、先生に聞いてみました
全ての検査結果を見てみないと、今の段階では分からないけど、
「ケイくんの育児で、単純にお母さんのキャパが大きくなっているだけでは?」と言われました。
え…?
確かに定型発達の子どもは育てたことがないので、
何が平均なのか、私自身いまいち分からないのかもしれませんが、
確かにある程度の癇癪やパニックは、ケイくんのおかげで鍛えられているからか、
ホノちゃんの少々の癇癪では動じなくなっているのかもしれません
私自身、「自閉症スペクトラム」と「知的障害」と「言語障害」と診断されているホノちゃんの育児で、何も困っていないのは事実で、
ケイくんと比べても明らかに手はかかっていませんが
ケイくんの育児は、産まれてから現在に至るまで、ずっと困り感があります
検査結果が出ない限りは、先生から何も回答出来ないようだったので、
期待しながら結果を待とうと思います
でも、夫に「ホノちゃんの発達指数が上がって境界域になれるかもよ?」とお話したら、
「期待していて突き落とされるのはもう懲り懲り期待はせず待っていよう
」と冷静な回答…
確かにすっかり忘れていましたが、今までそうでした。
期待しては落ちて、期待しては落ちてを繰り返してきた私達
期待しなければダメージも少なく済みますよね
無事に2人の検査が終わったので、また2人の結果が出たらブログに書こうと思います