先のエスティマ・ハイブリッドの話を書いて思った事。
ハイブリッド車には基本的にエンジンブレーキはなく,回生ブレーキとなっている。基本的にと書いたのは,稀にエンジンブレーキが始動する。以前にここで書いた気もするけど忘れた。私が忘れているのだから,いまこれ読む人は余計しらない。
時は西暦2199年。地球は謎の星ガミラス・・・宇宙戦艦ヤマトは・・・じゃなくて・・・。
時は2011年の3.11の後の話。私の住む茨城県北部から。福島県北部に行くには,途中通行止めの区間があった。常磐線も不通であり,我々は宇宙戦艦ヤマトに・・・じゃなくて,普段あまりやらない車での移動をした。基本的に公共交通機関を使うのが会社の決まり。ただ,この時は公共交通機関ではあまりに不便。特例とまではいかないけど,公用車を運転して現地に行った。
震災復興関連で福島県北部(相馬,南相馬あたり)に行くときは,遠回りになるけど,いったん西に行って,東北自動車道の福島西ICあたりから山を越えて東に戻るルートを取る。
その時プリウスαに乗っていた。山道を登るまではいいとして,そこからは,延々と下り坂。ハイブリッド車は30分以上エンジンが回る機会がない。回生制動によりエンジンブレーキ的な効果があり,ブレーキ踏まなくてもスピードはそこそこ上がらずに済む。
さて,いい加減下りも飽きるころ,バッテリーインジケータがフルになる。
あれ?バッテリー満タンでは回生は不可能だよね・・・と思っていた。興味津々でいるとどうなったか?
30分位続いた下りの途中で,ついにエンジンが回り始めました。細かいシステムを理解してないけど,エンジンブレーキが掛かり始めたという事なんでしょうね。
街中の走行では恐らくあり得ないモードだと思います。でも,ここまで考えている訳ですね。さすがトヨタと思いました・・・・・いえ,この程度想定できないと一流メーカではないよね。