既に英語資格5冠だった私がたった1ヶ月でさらに大幅に英語力を引き上げることが出来た新学習メソッド | ニッポンを元気にする英語!

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日系企業で計4回10年超の海外生活を経験(注:その後外資系企業を経て独立起業)する中で、世界における日本のプレゼンスが年々落ちてきていることに強い危機感を覚えています。英語学習に資する情報発信を通し、少しでも日本人の実用英語力の底上げに貢献できれば幸いです。

既に過去記事でも何度か(例:下記リンク)取り上げている「『英語脳』の高速インストール・メソッド」ですが、その誕生秘話を少しお話させて頂きたいと思います。

 

私が「人生初の起業」までして成し遂げたいと思ったこと

 

英語がもっと楽しくなる!実践英語でステップアップ!!

 

私は、本メソッドの開発に至る直前に、TOEFLの英文法セクションの公式問題及びそれに準じるレベルの教材を大量に集めて自ら集中的に解くという「実験」をしました(注:TOEICの類似パート(Part 5)だと英文自体が簡単すぎるためTOEFLに限定)。それは、企業勤めの長い(注:海外ビジネスも30年以上経験している)私が、初めて場違いとも言える英語教育界に参入するに当たり、自分ならではのバリューを発揮できる新しい英語教育のあり方を死に物狂いで模索している時期でもありました。

 

そもそものきっかけは、特殊メソッドと称するとある方法論を使って短期間で驚くべき実績(例:TOEFL iBTで80点→100点超)を多く上げている英語学校の存在を偶然知ったことです。正直に申し上げて、その詳細は今でも不明なのですが、表面的には「(少なくとも私にとっては)ごくごく当たり前のこと」を教えているだけのように見えました。ですから、最初は実績の存在の方を「どうせ過大広告に過ぎないのだろう」と疑っていましたが、調べてみるとどうやら確か(すなわちメソッドの効果はホンモノ)らしいのです。

 

そして、すぐ次の瞬間に、無謀にも「これだったら自分でも開発できるかも知れない」と思ってしまったのです。もちろん、当時頭の中にあった独自メソッドのアイデアは今ほど体系化も洗練化もされていない状況ではありましたが、幸いにも大まかな開発の方向性だけは決まっていました。※実は、TOEFLの対策本も多数参考にさせて頂きました。中でも、とりわけ大きなインスピレーションを頂いたのが、過去記事(下記にリンク)でもご紹介させて頂いたトフルゼミナール講師の阿部友直氏の著作シリーズでした。

 

今、私イチオシの英文法トレーニング本!

 

そこで、昨年7月のわずか1ヶ月間に、自分自身を実験台に、自分なりの方法論を使って、TOEFLの英文法セクションの問題を1,500題以上集中的に解いてみたのです。そして分かったのは、「この方法論を使えば使うほど、解くスピードも正確さもどんどん上がっていく」ということだったのです。

 

以上のように言うと、読者の皆さんは次のように思うかも知れませんね。「加賀美さんは元々英文法を苦手にしていたからその分だけ伸び代も大きかったのだろう」と。

 

事実はその逆です。英文法は元々私の英語力の最大の強みでした。私は、米国経営大学院(MIT Sloan School of Management)を受験する際(30年近く前)に、本物のTOEFL試験を何度か受験したことがありました。当時はPBTと呼ばれる紙ベースの試験で、英文法セクションの満点は68点でしたが、英文法を最大の得点源としていた私はその満点ですら何度か達成したことがありました。しかも、その経験が故に、その時点で、自分では英文法の学習を「完全卒業」した気持ちになっていたほどだったのです。

 

しかし、上記実験を通じて思い出したのは、TOEFL受験当時、いくら満点を取っていても100%の自信で解答しかつ正答できたことはただの一度もなかった、という驚くべき事実だったのです。具体的には、満点が取れたつもりでも実際には取れていなかったり、逆に、満点が取れるはずがないと意気消沈していても実際には取れていたりしていたことを、今更のように思い出したのです。

 

それが、上記自メソッドに基いて問題を解いていくうちに、全ての問題が「より高速かつ完全に理路整然と解ける」ようになったのです。ちなみに、その時点で(より正確にはさらに遡ること20年ほど前に)私は既に英語の高度資格試験5冠(=実用英検1級、TOEIC990点、通訳案内士、工業英検1級、国連英検特A級)を達成しており、その後も海外ビジネス経験を積んでおりましたので、自分では「さすがにこれ以上の英語力向上はほとんど期待できないだろう」と半ば諦めていたのです。私は、この一見非常に単純に見える自メソッドの効果/威力の物凄さを目の当たりにして、飛び上がらんばかりに興奮しました。

 

しかし、すぐ冷静になって考えたのは、「自分だけができるようになっても意味がない。この恩恵を如何にすれば他の人にも分かりやすく伝えることができるだろうか?」ということでした。その後は、モニター受講生を10数人ほど募り、様々な英語レベル(TOEIC300点台〜TOEIC950点クラス)の人たちに教えながら、自メソッドのブラッシュアップを掛けていきました。そして、その一方で、一人でも多くの方にこのメソッドで学んで頂けるよう「学習支援システム」の開発構想を基本特許アイデアとしてまとめ上げ、昨年中に特許庁への出願も完了しました。

 

今の私の夢は、一人でも多くの日本人学習者の方々に、この独自メソッド/学習支援システムを認知&活用して頂き、その英語力の飛躍的向上に貢献することです。そのために、支援システムの無償配布実現までを視野に入れて日々会社(株式会社English Sage Solutions)経営に勤しんでいます。

 

これからも、私は、自らの後半生をかけて、この困難な夢の実現に向けて精進を続けていきたいと強く願っております!