ニッポンを元気にする英語!

ニッポンを元気にする英語!

日系企業で計4回10年超の海外生活を経験(注:その後外資系企業を経て独立起業)する中で、世界における日本のプレゼンスが年々落ちてきていることに強い危機感を覚えています。英語学習に資する情報発信を通し、少しでも日本人の実用英語力の底上げに貢献できれば幸いです。

"It's always darkest before the dawn."
「夜明け前は最も暗い(希望を持ち続けよ!)」


"As you start to walk out on the way, the way appears."「動けば、動く!」

「英語脳メソッドの原点は、50年前の『英文解釈教室』にあった」

 

1970年代後半、私は東大受験浪人生として駿台予備学校に通っていました。

 

当時の私は、「英語力だけが頼み」と言ってよい受験生であり、幸運にも、駿台英語科の伝説的講師・伊藤和夫先生の講義を直接受講する機会を得ました。

 

いま振り返れば、それは本当に贅沢な時間でした。

 

しかし――

 

その当時の私は、伊藤先生が語っていた「英文解釈」というものを、実は1ミリも理解できていなかったのです。

 

正直に言えば、

 

「何だか暗号解読みたいな難しい読み方をする先生だなぁ」

 

くらいにしか思っていませんでした。

 

もちろん、伊藤先生の授業は圧倒的でした。
ただ、その本質が見えていなかった。

 

結果として、私は伊藤先生の英文解釈体系を大学受験に活かすことはできませんでした。

 

もっとも、ありがたいことに東大には合格できましたので、その後長い間、伊藤先生の方法論について深く考えることもありませんでした。

 


それから、半世紀近い歳月が流れました。

 

社会人として海外業務に長く携わり、MIT留学や海外駐在を経て、私は独力で「英語脳メソッド」を開発することになります。

 

日本人がなぜ英語を読めないのか。
なぜ、単語や文法を知っていても英文を理解できないのか。

 

その問題を考え続ける中で、私は古今東西の「英文解釈方法論」を徹底的に読み漁りました。

 

そして、そこでようやく気づいたのです。

 

現在の日本の英文解釈方法論の“原点”の一つが、伊藤和夫先生の『英文解釈教室』にあることを。

 

そしてさらに驚いたのは――

 

自分が長年かけて構築してきた「英語脳メソッド」と、伊藤先生の思想とが、本質的に完全一致していたことでした。

 


伊藤先生は『英文解釈教室』の冒頭で、次のように述べています。

「英語自体から意味が分かること、つまり訳語が分かるのではなく、分かるから必要なら訳せることが学習の目的である」

これはまさに、私が現在「英語脳メソッド」で目指していることそのものです。

 

また伊藤先生は、

「英語→事柄→日本語」という図式での思考法を確立すること

を英文解釈の本質として語っています。

 

これもまた、私が長年提唱してきた「英語を日本語に変換する前に、まず英文構造から意味を直接把握する」という考え方と完全に一致しています。

 


さらに衝撃的だったのは、伊藤先生が1997年改訂版で述べている次の一節でした。

「どんな英文も文頭からスタートし、左から右、上から下へ1度読むだけで、その構造と内容の明確な把握に到達しようとする『直読直解』の読み方とは、何を手がかりにするか、どのようなアタマの働きなのかを具体的に示すこと」

私はこの文章を読んだ瞬間、鳥肌が立ちました。

 

なぜなら、私自身が「英語脳メソッド」で追究してきたものが、まさにこれだったからです。

 

英文を前から読み、
構造をリアルタイムで把握し、
英文を英文のまま理解する。

 

そのために頭をどう働かせるべきかを体系化する。

 

それが、私の方法論の核心だからです。

 


私は長い間、

 

「自分は独自の方法論をゼロから作った」

 

と思っていました。

 

もちろん、実際には独自に試行錯誤を重ねてきました。

 

しかし今なら分かります。

 

私は“ゼロから”作ったのではなく、若き日に出会っていながら理解できなかった恩師の思想に、半世紀を経てようやく再到達したのだ、と。

 


伊藤和夫先生は、すでにこの世にはいらっしゃいません。

 

しかし、『英文解釈教室』に込められた問題意識は、50年近く経った現在でも、全く古びていないどころか、むしろ今の日本の英語教育にこそ必要なのではないかと私は感じています。

 

「英語を日本語に置き換える」のではなく、
「英語を英語の語順のまま理解する」。

 

そのための“頭の働かせ方”を教える。

 

それこそが、本当の意味での「英語脳教育」なのだと思います。

 


私は、恩師・伊藤和夫先生への深い感謝と敬意を胸に、これからも日本人の英語力向上のために、英語脳メソッドの研究と普及に全力を尽くしていきたいと思っています。

 

もし伊藤先生が今もご存命なら、
ぜひ一度、直接お話を伺ってみたかった――

 

そんなことを、最近よく思います。

「英単語も覚えた。英文法も勉強した。
それなのに英語長文になると急に読めなくなる…」

 

これは、多くの日本人英語学習者が経験する現象です。

 

実はそこには、日本の英語教育で見落とされがちな“ある重要な訓練”が存在します。

 

それが、

 

「英文構造を前からリアルタイムで理解する訓練」

 

です。

 

今回は、英語リーディング力がどのような段階を経て発展していくのか、そして「英語脳メソッド」がその中でどのような役割を果たすのかについて整理してみたいと思います。

 


英語リーディング力の5段階

第1段階

語彙・英文法の基礎知識習得

まず最初に必要なのは、英語という言語を構成する「材料」を知ることです。

 

具体的には、

 

・英単語
・熟語
・品詞
・時制
・不定詞
・動名詞
・関係詞
・仮定法

 

などの基礎知識です。

 

しかし、ここで非常に重要なのは、

 

「知識を覚えたこと」と「英文を読めること」は別である

 

という点です。

 

例えば、料理本を読んだからといって、すぐに料理ができるわけではありません。

 

英語も同じです。

 

単語や文法を覚えただけでは、まだ「英文をリアルタイムで処理する力」は身についていないのです。

 


第2段階

単文レベルの英文構造理解訓練

ここが極めて重要な段階です。

 

そして、まさに「英語脳メソッド」の核心部分でもあります。

 

例えば、次の英文を見てみましょう。

 

When water freezes in the cracks of rocks, it expands.

 

この英文を読んだとき、

 

・どこまでが修飾語なのか
・主語は何か
・動詞は何か
・文の骨格は何か

 

を、前からリアルタイムで把握できるでしょうか?

 

多くの学習者は、

 

「文法知識の暗記」

 

は行っています。

 

しかし、

 

「その知識を使って実際に英文構造を解析する訓練」

 

が圧倒的に不足しています。

 

この段階で鍛えるべきなのは、

 

・返り読みをしない力
・英語を前から処理する力
・英文の骨格を瞬時に見抜く力
・S/V/O/C/Mを認識する力

 

です。

 

つまり、

 

「知識」を「処理能力」に変換する段階

 

と言えます。

 


第3段階

高難易度英文の構造解釈訓練

単文が読めるようになると、次はより複雑な英文へ進みます。

 

例えば、

 

・関係詞の多重構造
・分詞構文
・倒置
・挿入
・抽象的な学術英文

 

などです。

 

ここで重要なのは、単なる和訳ではありません。

 

必要なのは、

 

「英文の骨格を崩さずに読み続ける力」

 

です。

 

英文が長く複雑になっても、

 

「今どこを読んでいるのか」
「主節はどこか」
「修飾語はどこまでか」

 

を見失わないことが重要になります。

 

この段階で、英語脳の精度が一気に高まっていきます。

 


第4段階

中文単位の読解訓練

ここで初めて、

 

「文と文の関係」

 

を読む力が必要になります。

 

例えば、

 

however
therefore
in contrast
for example

 

などの論理マーカーを使いながら、

 

・筆者の主張
・具体例
・対比
・因果関係

 

を理解していきます。

 

実は、

 

「1文なら読めるのに、段落になると読めない」

 

という人は非常に多いです。

 

その原因の多くは、

 

「論理構造」を追えていないこと

 

にあります。

 


第5段階

長文単位の読解訓練

最後は、文章全体の設計図を理解する段階です。

 

ここでは、

 

・パラグラフ構造
・筆者の主張
・要約力
・情報整理力
・予測読み

 

などが必要になります。

 

そして、ここで初めて、

 

「速読」

 

が成立します。

 

本当の意味で速く読める人は、

 

「単語を速く見ている」のではなく、

 

「構造処理が高速化されている」

 

のです。

 


英語脳メソッドはどこを担うのか?

英語脳メソッドの本質は、

 

「英文を前から、構造に従って、リアルタイムで処理する能力」

 

を鍛えることにあります。

 

特に重要なのが、

 

第2段階
「単文レベルの構造理解訓練」

 

と、

 

第3段階
「高難易度英文の構造解釈訓練」

 

です。

 

多くの学習者は、

 

単語帳を何冊もやり、
文法問題集も何周もします。

 

しかし、

 

「英文構造をリアルタイムで解析する訓練」

 

を十分に行っていません。

 

その結果、

 

知識はあるのに読めない

 

という状態に陥ってしまうのです。

 


英語脳とは何か?

英語脳とは、

 

英語を日本語に変換してから理解するのではなく、

 

英語の語順のまま、
前から意味と構造を理解していく能力

 

です。

 

つまり、

 

「英語を英語のまま理解できる状態」

 

と言っても良いでしょう。

 


まとめ

英語リーディング力は、突然伸びるものではありません。

 

適切な順番で、適切な訓練を積み上げることで、

 

初めて、

 

「英語を前から理解できる状態」

 

へ到達します。

 

そして、その中核にあるのが、

 

「英文構造をリアルタイムで理解する力」

 

なのです。

 

英語学習に伸び悩んでいる方は、

 

「知識不足」

 

だけではなく、

 

「構造処理訓練不足」

 

という視点から、自分の学習法を見直してみると、大きな突破口が見つかるかもしれません。

「単語も覚えた」
「文法も一通りやった」
「問題集もこなした」

 

それなのに——

  • 英文を読むのに時間がかかる
  • リスニングが追いつかない
  • TOEFLやTOEICのスコアが頭打ちになる

こうした悩みを抱えている方は、非常に多いです。

 

しかし、はっきり言えます。

 

👉 原因は「努力不足」ではありません。
👉 問題は「学び方の構造」にあります。

 


英語力には「3つの段階」がある

私はこれまでの指導経験から、英語力の本質を次の3段階で整理しています。

 


(1)基礎的な英文法知識

まずは土台です。

  • 品詞
  • 文型
  • 時制
  • 受動態
  • 関係詞 など

これは言うまでもなく必要不可欠です。

 

しかし現在の学校教育では、
「コミュニケーション重視」の名のもとに、ここが軽視されつつあります。

 

結果どうなってしまったか?

👉 一見話せるが、中身が空っぽの英語になる「英語力のコアがない状況」

が生まれてしまっています。

 

これは非常に危険な状態です。

 


(2)英文法の「再構築」

ここが最大の落とし穴です。

 

多くの人は文法を「知識」として持っていますが、

👉 実際の英文の中で使える形になっていない

のです。

 

例えば:

  • 5文型で整理できていない
  • 文構造として瞬時に捉えられない
  • 「読む・聞く」中で機能していない

つまり、

👉 知識がバラバラに存在している状態

 

これでは実践では使えません。

 


では、なぜこの問題に気づけないのか?

ここで、非常に重要な「落とし穴」があります。

 

それが——

👉 「英検2級レベルでもある程度読めてしまう」という事実です。

 

英検2級レベルの英文は、

  • 構造が比較的シンプル
  • 高難度の複雑構文が少ない
  • 話題も身近で想像しやすい

という特徴があります。

 

そのため、

👉 単語さえある程度分かれば
👉 文構造を正確に理解できていなくても

「なんとなく意味が取れてしまう」

のです。

 


しかし、ここに大きな問題があります。

👉 それは「読めているつもり」になってしまうことです。

 

本来は、

  • 文の構造を正確に捉える力
  • 論理関係を理解する力

が必要であるにもかかわらず、

👉 曖昧な理解でも通用してしまう

 

その結果、

👉 文法を「使える形」に再構築する機会を失う

のです。

 


そして、この状態のままレベルが上がると——

  • 英検準1級以上
  • TOEIC 800点以上
  • 難関大学(例:東大、京大、早慶、GMARCH)入試

などで、

👉 突然、全く歯が立たなくなる

という現象が起きます。

 


英語脳メソッドが最初にやること

ここで登場するのが、私たちの

👉 「英語脳メソッド」

です。

 

このメソッドはまず、

👉 バラバラの文法知識を「使える形」に再構築する

ことに徹底的にフォーカスします。

 


(3)高速・高精度処理(英語脳)

そして最終段階です。

 

再構築された文法知識を使い、

👉 ネイティブ並みの「スピード」と「正確さ」で処理する

これが弊社が定義している「英語脳」です。

 

具体的には:

  • 英文を前から理解する
  • 構造を瞬時に把握する
  • 返り読みしない
  • 聞いた順に理解できる

ここまで到達して初めて、

👉 本当の意味で「英語ができる(=グローバルで通用する英語力が身に付いている)」と言える状態

になります。

 


なぜ上級者でも伸び悩むのか?

ここが非常に重要なポイントです。

 

実は、

👉(1)と(2)をある程度クリアしている人でも
👉大きな壁にぶつかります

 

それが、日本人英語学習者の大半が諦めにも似た悲鳴の声をあげている

「TOEFL 80点の壁」

です。

  • 英語圏の大学・大学院を目指すレベル
  • いわゆる「上級者」

ですら、この壁を超えられないケースが非常に多い。

 

なぜか?

👉 (高難度複雑英文構造の理解において)処理スピードと正確さが足りないからです

 


「その壁は越えられるのか?」

私自身、以前はこう思っていました。

👉 「これは日本人の限界ではないか」

しかし、その認識は覆されました。

 

それは、

👉 「ある英語教育機関の革新的な文法体系とその圧倒的な実績を目の当たりにしたこと」

がきっかけでした。

 

その実績を見て、確信しました。

👉 この壁は突破可能である

と!

 


そして完成した「英語脳メソッド」

その確信をもとに、

  • 文法の再構築
  • 処理スピードの高速化
  • 実践への完全接続

この3点を徹底的に追求し、

完成したのが——

👉 「英語脳メソッド」および高速インストール講座

です。

 


まとめ

英語力は、次の順番でしか伸びません。

 

① 文法を学ぶ
② 文法を再構築する
③ 高速処理できるようにする

 

この順序を外すと、必ずどこかで止まります。

 


最後に

もしあなたが今、

  • 頑張っているのに伸びない
  • 上級者なのに壁を感じている
  • 英語を「本当に使える力」にしたい

そう思っているなら——

👉 見直すべきは「努力量」ではなく「構造」です。

ここまでのシリーズで、

 

「英語は前から理解する」
「処理が重要である」

 

というお話をしてきました。

 

今回は、

 

👉 それを“実際に体感していただく”

 

ための内容です。

 


まずは、この1文を見てください

"I met a man yesterday who was talking with my teacher."

 

この文を読んだとき、

 

👉 どこで止まりましたか?

 

多くの場合、

 

👉 「who」のあたりで一度止まる

 

という方が多いのではないでしょうか。

 


従来の読み方(よくあるパターン)

この文を読むとき、

 

・最後まで読む
・文全体を確認する
・日本語に訳す

 

という流れになりやすい傾向があります。

 

その結果、

 

👉 途中で止まる
👉 何度も戻る

 

という状態が起こります。

 


では、処理を変えてみます

ここで、読み方を少しだけ変えてみます。

 

① I met
👉 私は会った

 

② I met a man
👉 ある男性に会った

 

③ I met a man yesterday
👉 昨日、ある男性に会った

 

ここまでで、

 

👉 すでに意味は確定しています。

 


ここがポイントです

ここで重要なのは、

 

👉 「一度、意味を確定させる」

 

ということです。

 


そのまま進みます

④ who was talking with my teacher
👉 (その男性は)私の先生と話していた

 

これを、

 

👉 「追加情報」として受け取る

 


全体像

I met a man yesterday
👉 昨日、ある男性に会った

 

who was talking with my teacher
👉 (その男性は)私の先生と話していた

 

👉 これで一度も戻らずに理解できます

 


何が起きているのか?

この読み方では、

 

👉 「構造に従って意味を積み上げている」

 

状態です。

 

つまり、

 

👉 英語を英語の順番のまま処理している

 

ということです。

 


ここが本質です

英語が読める人は、

 

👉 特別なことをしているわけではありません。

 

👉 「処理の順番」を変えているだけです。

 


そして重要なこと

この読み方は、

 

👉 センスではなく「再現可能な技術」です。

 


最後に

ここまでの内容で、

 

「前から理解する」とはどういうことか、

 

少しイメージしていただけたのではないでしょうか。

 

もしこの感覚が少しでも掴めたのであれば、

 

👉 英語の見え方はこれから大きく変わっていきます。

 

英語は、

 

👉 正しい処理で向き合えば、確実に変わります。

※「英語脳」習得の仕組みを科学する(全5回シリーズ)

ここまで4回にわたって、

 

・英語が読めない原因は「知識不足」ではないこと
・英語は前から意味が積み上がる言語であること
・構造を捉えることで理解がスムーズになること
・処理のトレーニングが重要であること

 

について見てきました。

 

今回は最後に、

 

👉 「英語は本当にできるようになるのか?」

 

という点について考えてみたいと思います。

 


英語力が伸びる人に共通していること

これまで多くの学習者を見てきて感じるのは、

 

👉 あるタイミングで「処理」が変わる

 

という点です。

 

それまでは、

 

・一文を読むのに時間がかかる
・途中で止まる
・何度も戻る

 

といった状態だったものが、

 

ある時を境に、

 

👉 「前から自然に理解できる」

 

という感覚に変わります。

 


いわゆる「アハ体験」

この変化は、

 

👉 突然起こるように感じられることが多い

 

のも特徴です。

 

ただし実際には、

 

👉 それまでの積み重ねによって処理が変化した結果

 

であり、偶然ではありません。

 


なぜその変化が起きるのか?

それは、

 

👉 「知識」が「処理」として使える状態になるからです。

 

文法や語彙の知識は、

 

持っているだけでは機能しません。

 

しかし、

 

👉 構造を捉えながら前から処理する

 

という使い方ができるようになると、

 

それらの知識が一気に活きてきます。

 


ここまでの話をまとめると

英語力の向上は、

 

👉 知識の量だけでは決まらない

 

ということです。

 

むしろ、

 

👉 その知識をどう使うか(=処理)

 

によって大きく変わります。

 


「できるようになる」は現実的か?

結論として、

 

👉 英語はできるようになります。

 

ただしそれは、

 

👉 正しい知識
👉 適切な処理
👉 継続的なトレーニング

 

が組み合わさったときに実現します。

 


最後に

もし、

 

「これだけやっているのに伸びない」
「どう学べばいいのか分からない」

 

と感じているのであれば、

 

👉 学習の“やり方”を見直すタイミングかもしれません。

 

ここまでお伝えしてきた

 

👉 「処理」という視点

 

が、そのヒントになれば幸いです。

 

英語は、

 

👉 正しい方法で取り組めば、必ず変わります。

※「英語脳」習得の仕組みを科学する(全5回シリーズ)

ここまでの記事で、

 

・英語理解の本質は「処理」にあること
・英語は前から意味が積み上がる言語であること
・構造を捉えることで理解がスムーズになること

 

について見てきました。

 

今回は、

 

👉 その「処理の力」をどのように身につけるのか

 

について考えていきます。

 


「分かる」と「できる」は違う

これまでの内容を読んで、

 

「なるほど」と感じていただけた方も多いと思います。

 

しかし、

 

👉 「分かる」と「できる」は別の段階です。

 

英語を前から理解できるようになるためには、

 

👉 実際にその処理を繰り返し行うこと

 

が必要になります。

 


なぜトレーニングが必要なのか?

英語を読むときの処理は、

 

👉 ある種の「習慣」です。

 

これまで日本語の処理に慣れてきた私たちは、

 

無意識のうちに

 

👉 「最後まで見てから理解する」

 

という流れになりやすくなっています。

 

そのため、

 

👉 新しい処理の仕方は、意識的に練習する必要があります。

 


どのようなトレーニングが有効か?

ここで重要になるのは、

 

👉 「構造を意識しながら前から処理する」練習

 

です。

 

例えば、

 

・主語と動詞を素早く捉える
・どこまでがひとまとまりかを意識する
・後ろの情報を“追加”として受け取る

 

といった点を意識しながら読むことで、

 

処理の仕方が少しずつ変わっていきます。

 


文法との関係(もう一度)

ここでもう一度強調しておきたいのは、

 

👉 文法学習の重要性です。

 

文法は、

 

👉 構造を正しく捉えるための基盤

 

です。

 

その上で、

 

👉 その知識を「実際の処理」に結びつけるトレーニング

 

を行うことで、

 

初めて実践的な理解力につながっていきます。

 


少し視点を変えてみる

英語学習はこれまで、

 

👉 「どれだけ知っているか」

 

に焦点が当たりがちでした。

 

もちろんそれは重要ですが、

 

これからは

 

👉 「どのように処理できるか」

 

という視点も同じくらい重要になってきます。

 


まとめ

英語を前から理解する力は、

 

👉 特別な才能ではなく
👉 適切なトレーニングによって身につく力

 

です。

 

そして、

 

👉 文法知識と処理トレーニングが組み合わさることで、

 

英語力は大きく伸びていきます。

 


最後に

ここまで4回にわたって、

 

英語理解における「処理」という考え方についてお伝えしてきました。

 

もし、

 

「読めるようになりたい」
「聞き取れるようになりたい」

 

と感じているのであれば、

 

👉 学び方を少し変えてみることで、大きな変化が生まれる可能性があります。

 

英語は、

 

👉 正しい方法で取り組めば、必ず変わります。

※「英語脳」習得の仕組みを科学する(全5回シリーズ)

前回は、

 

「英語は前から意味が積み上がっていく言語である」

 

という点について見てきました。

 

今回は、

 

👉 「前から理解する」とは具体的にどういうことなのか

 

を、もう一歩踏み込んで考えてみます。

 


「前から読む」とは何をしているのか?

「前から読む」というと、

 

単に“順番に読む”ことのように感じられるかもしれません。

 

しかし実際には、

 

👉 意味を確定させながら読み進める

 

という処理を指しています。

 


英語の理解はどのように進むのか?

英語は、

 

👉 主語 → 動詞

 

の時点で、文の骨格がほぼ決まります。

 

例えば、

 

"I met a man yesterday."

 

この文であれば、

 

I met の時点で「私は会った」という意味が確定し、

 

その後に

 

👉 「誰に会ったのか」
👉 「いつ会ったのか」

 

といった情報が付け加えられていきます。

 


「構造」が分かると何が変わるのか?

ここで重要になるのが、

 

👉 文の構造(骨格)

 

です。

 

構造を捉えることができると、

 

・どこまでで意味が一区切りか
・どの情報が追加説明なのか

 

が自然に見えてきます。

 

その結果、

 

👉 戻らずに理解できるようになります。

 


多くの人が難しく感じるポイント

例えば次の文を見てみてください。

 

"I met a man yesterday who was talking with my teacher."

 

この文では、

 

「who」以降の部分で一度止まってしまうことがよくあります。

 

しかし、

 

👉 「I met a man」で一度意味を確定させる

 

という処理ができていれば、

 

その後の who 以下は

 

👉 「その男性についての追加情報」

 

として自然に理解することができます。

 


ここでのポイント

このように、

 

👉 「どこで意味を確定させるか」

 

を意識することが、

 

前から理解するための重要なポイントになります。

 


文法との関係

ここで改めて強調しておきたいのは、

 

👉 文法知識そのものが重要である

 

という点です。

 


文の構造を捉えるためには、

 

・主語と動詞の関係
・修飾の仕組み
・関係詞などの働き

 

といった文法知識が不可欠です。

 

一方で、

 

👉 その知識を「処理」として使えるかどうか

 

によって、理解のスピードや正確さが大きく変わってきます。

 


まとめ

英語を前から理解するとは、

 

👉 構造を捉えながら
👉 意味を段階的に確定させていくこと

 

です。

 

これは特別な能力ではなく、

 

👉 誰でも身につけることができる「処理の技術」です。

 


最後に

ここまでで、

 

「処理」という考え方の全体像が見えてきたと思います。

 

次回は、

 

👉 この処理をどのようにトレーニングしていくのか

 

について、具体的に見ていきます。

 

※「英語脳」習得の仕組みを科学する(全5回シリーズ)

なぜ、英語を読むと途中で止まってしまうのか?

前回の記事では、

 

「英語が読めない原因は知識不足ではなく、“処理の仕方”にある」

 

というお話をしました。

 

今回は、その「処理の仕方」について、もう少し具体的に見ていきます。

 


英語を読んでいるとき、何が起きているのか?

英語を読んでいると、

 

・途中で止まってしまう
・何度も戻ってしまう
・最後まで読んでから意味を考える

 

こうした経験はないでしょうか?

 

実はこれ、多くの学習者に共通して見られる、ごく自然な反応です。

 


私たちはどのように理解しようとしているのか

多くの場合、私たちは英語を読むときに、

 

👉 「最後まで見てから意味を確定する」

 

という処理になりやすい傾向があります。

 

これは、日本語の理解の仕方と非常に相性が良い方法です。

 


日本語の特徴

日本語は、

 

👉 文の最後まで来て初めて意味が確定する言語

 

です。

 

例えば、

 

「私は昨日、駅で会った友達と映画を見ました。」

 

この文では、「見ました」という動詞が最後に来るため、
最後まで聞かないと文の全体像が確定しません。

 


英語はどうか?

一方、英語はまったく異なる構造を持っています。

 

👉 前から意味が確定していく言語

 

です。

 

例えば、

 

"I met a friend yesterday."

 

この文であれば、

 

I met の時点で「私は会った」という意味が確定し、
その後に情報が付け加えられていきます。

 


ここでズレが生まれる

この2つの言語の違いにより、

 

👉 英語を日本語と同じ処理で理解しようとすると、

 

・途中で止まる
・戻って読み直す
・理解に時間がかかる

 

といった現象が起こりやすくなります。

 


「できていない」のではなく「自然なこと」

ここで大切なのは、

 

👉 これは能力の問題ではない

 

という点です。

 

むしろ、

 

👉 日本語の処理がしっかりできているからこそ起きる現象

 

とも言えます。

 


では、どうすればよいのか?

必要なのは、

 

👉 英語に合った処理の仕方を身につけること

 

です。

 

つまり、

 

・前から意味を取る
・途中で止まらない
・戻らずに理解を進める

 

といった処理です。

 


少しだけ体感してみましょう

例えば次の文を見てみてください。

 

"I met a man yesterday who was talking with my teacher."

 

この文を読むとき、多くの人は「who」のところで一度止まってしまいます。

 

しかし、

 

👉 「I met a man(私はある男性に会った)」

 

というところまでで一度意味を確定させ、

その後の情報を「追加情報」として積み上げていくと、

戻らずに理解することができます。

 


ここで重要なこと

このような読み方は、

 

👉 センスや才能ではなく「処理のルール」

 

です。

 

そして、このルールはトレーニングによって身につけることができます。

 


最後に

英語を読んでいて止まってしまうのは、

 

👉 英語が難しいからではなく
👉 処理の仕方が合っていないだけです

 

そして、その処理は少しずつ変えていくことができます。

 


次回は、

 

👉 「前から読む」とは具体的にどういうことなのか

 

を、さらに具体的に見ていきます。

※「英語脳」習得の仕組みを科学する(全5回シリーズ)

なぜ、こんなに勉強しているのに英語が読めないのか?

「単語も覚えた」
「文法も一通りやった」
「問題集もこなしている」

 

それなのに——

 

・英文を読むのに時間がかかる
・リスニングが追いつかない
・長文になると急に苦しくなる

 

こうした声は、決して少なくありません。

 

実際、私自身もかつて同じ壁にぶつかりましたし、これまで多くの学習者の方々からも同様の相談を受けてきました。

 


問題は「知識不足」ではない

こうした状況に対して、多くの場合はこう考えられます。

 

「もっと単語を覚えればいい」
「もっと文法を固めればいい」
「もっと音声に触れればいい」

 

もちろん、これらはすべて重要です。

 

しかし、それだけでは根本的な解決にならないケースが非常に多いのです。

 


本質的な違いは「処理の仕方」にある

英語が読める人・聞ける人は、頭の中である共通の処理をしています。

 

・文を前から理解している
・構造を瞬時に捉えている
・意味を「組み立てながら」処理している

 

つまり、英語を「翻訳」していないのです。

 


日本語と英語は「処理の順番」が違う

日本語は、文の最後まで聞かないと意味が確定しない言語です。

 

一方、英語は

 

👉 前から意味が確定していく言語

 

です。

 

この違いが、英語理解の難しさの大きな要因になっています。

 


多くの学習者が陥る状態

多くの場合、

 

👉 英語を「日本語の順番で理解しようとしてしまう」

 

という状態になっています。

 

これでは、

 

・読むのが遅くなる
・リスニングが追いつかない

 

のは当然です。

 


では、どうすればいいのか?

必要なのは、

 

👉 英語を英語の語順のまま処理する力

 

です。

 

そのためには、

 

・文の骨格を捉える
・動詞を中心に構造を理解する
・後ろに続く情報をそのまま積み上げる

 

といった「処理のトレーニング」が不可欠になります。

 


文法学習は「無意味」なのか?

ここで誤解していただきたくないのは、

 

👉 文法学習そのものが問題なのではない

 

という点です。

 

むしろ、

 

👉 文法は英語理解において非常に重要な基盤です

 

ただし、その知識が

 

👉 「実際の処理」に結びついていない

 

ケースが多いのです。

 


これから必要になる視点

これからの英語学習において重要なのは、

 

👉 「何を知っているか」ではなく
👉 「どう処理できるか」

 

です。

 


最後に

もし、

 

「こんなに勉強しているのに、なぜ読めないのか?」

 

と感じているのであれば、それは決して能力の問題ではありません。

 

👉 処理の仕方を知らなかっただけです

 

そして、その処理はトレーニングによって身につけることができます。

 

英語は、

 

👉 正しいやり方で取り組めば、必ず変わります!

 

次回は、

 

👉 「なぜ英語は前から理解できるのか?」

 

について、さらに具体的に解説していきます。