2024年8月1日に敢行した「そうだ、七宗行こうツアー」。この日のネタで記事にしているのは、花車尾谷の隧道訪問記と南天の滝と川小牧橋。本日ご紹介するのは、この日中盤に訪ねた物件。
11時ジャスト、アプローチに到着。
現在地だいたいこのへん。物件へは、その先を入る。
どれ?って、この影の薄~い道なんだが、
醸してるな~…。
たぶん歩き始めてすぐのこのあたりで、
川辺町から美濃加茂市に入ったと思うんだが、カントリーサインの類は一切なかった。ちなみにこの道路、川浦75号線という、れっきとした市道だ。
影が薄いどころか、
今にも消えそうな。
途中、こんな看板もあったが、
何があるっていうんだい?
言われるまでもなく、入る気にもならない。あ、これは道路右側に立っていたもので、道路自体は市道だから、誰もが大手を振って歩ける。歩く人がいるのか疑問だが。
そんなん言いながら、
実はここまで、たかだか3分弱しか歩いてないんだが、どうやら、キタか?
おお~…
これはまた…道の影は薄いけど、隧道の陰は濃い。
そして接近。
道路の惨状と併せて、廃物件にしか見えないですやん。でも現役。
そして立地に不似合いな、近代的なポータル。この点では、未供用物件みもあるか。なんなら、扁額も銘板もないとは、これ如何に?
洞内は、
キレイはキレイだけど、意外と汚れてる。なんか、湿気多そう?
振り返って、
鉄板の構図。いつでもどこでも間違いない。
洞内は無照明。
このへんも未供用感あるんだけど、
ギラリと光るデリニエーターが
ワタシ現役ですねん、と主張。でもなあ、側溝と路肩の仕上げも、「これで完成?」って感じがする。
抜ける手前の洞床を見ると、
ホントに交通量極少なんだろうなというのがヒシヒシと。
で、こちらも、
やっぱりこの感じですな~。
で、こちらのポータルも、
無機質&のっぺり&情報なし!
普通はねえ、
最低限、扁額くらいはあるんだけどね、公道のトンネルならば。
まあ実際のところ、わたくしはこの物件の情報は事前に知って来た。Q地図様によれば、お名前は日西洞(ひさいぼら)トンネル、完成年は1997(平成9)年、延長133m。
まあ完成年は、ポータルの感じからそんなとこかなと。確かに、国道地理院の「地図・空中写真閲覧サービス」で確認したところ、2000年撮影の航空写真までこの道は登場しない。
それにしても、この存在感の乏しい市道は、どういうニーズがあって開削されたんだろうか。わざわざこんなトンネルまで掘って。
個人的には、トンネルの扁額がないってのが凄く違和感を覚えた。繰り返しになるが、こんなちゃんとしたポータルを持つトンネルで扁額がないなんて、企業占有道ならいざ知らず、公道では見た覚えがない。
なんなんだね、キミぃ…と力なく尋ねてみても、
彼は何にも答えない(答えたら怖いわ
ほんと、謎だわこのトンネル。
そして、なんだか不憫。
往復わずか14分。
酷暑の中、お手軽にあの世とこの世を往復した気分だった。
最後になったが、この物件のことは里山道男さんのこちらの記事で知った。わたくしもこのあたり何度か調べてみたことがあったものの、このトンネルのことはまったく気づいてなくって、折しも計画していた「そうだ、七宗行こう」ツアーにピッタリ!と、こうして組み込ませてもらった次第。この場を借りて御礼申し上げます。勝手にリンク貼ってすみません。
以上。


















