2014年7月20日、二度目のニコイ探索決行前の朝練にて訪ねた物件をご紹介。この日のネタで他に記事にしているのは、丸山の災害用桁と下小鳥ダム。
ここは岐阜県道483号稲越角川停車場線、河合町大谷地内。現在地こちら。
単に県別マップルに載っていたトンネル表記を見て訪ねただけだったが…なにこれ?
改めて正対するも、
どう見てもボックスカルバート、山岳トンネルには見えない。
まともな銘板はなかったが、
お名前はこれで判明。「稲越トンネル」ですか。
確かにこれ目立たせとかないと、
猛スピードで突撃しちゃったら惨劇必至だ。
改めてQ地図様で確認すると、1974(昭和49)年完成とのこと。「平成16年度道路施設現況調査」にある昭和50年とは一年の誤差があるが、これいかに。
それにしても当然、なんでここにこんなに唐突にトンネルが?となった。まあ現地では怪訝な気持ちのまま特に調べることもなかったんだが(あんま時間もなかったし)。
基本的にこのパターンは、「なにか」の下を通すためにトンネル上になってるのがお約束。つうわけで地理院地図を見ると、
川がこのトンネル上を渡ってることになってる。
ちなみにトンネル脇には、
稲越川沿いに旧道っぽい道路敷が見て取れた(実際旧道なのかは不明だが)。
状況的には路線改良の一環として旧道をトンネル化した際に、稲越川に流入する支流の改修も併せて行った結果、ボックスカルバート上を渡して流す現在の形となったのではないかなと。
あるいはこの支流が暴れて土石流か何かを引き起こした結果、河川改修としてこの形になった可能性もある。とりあえず今のわたくしなら、この旧道?を辿ってどうなってるのか見に行ったと思うな(繰り返すが、あんま時間なかった)。
そういう意味で、当時のわたくしはまだ、この物件をしっかり楽しむことはできなかったと思う。ボックスカルバート=つまんな!だったのでね…。
波動砲…
発射ーーーーー!!!(バカ
抜けまして北側。
写真撮ってなかったが、この左側の稲越川には取水堰堤があった。もしかすると、これとの関係もなしではないかも。
つまり、この後のニコイ探索の集合に見事遅刻したのは、この物件のせいではなかったということで。
以上。