2020年1月4日、年頭の三重県散策。この日のネタで記事にしているのは平谷橋、細野橋。【前回】からの流れでご紹介するのは、二本のささやかな橋たちである。
まずはこれ。
微妙な幅員の、かっちりとスクエアな橋。
ささやかな橋だが、
しっかりカッチリな高欄が印象的~。
「杣谷川」という河川名と、側面には
「昭和三十年三月架換」というお誕生日情報。旧橋の存在も確定。
向かって左側の高欄はいささか傷んでいるが、
「杣谷橋」と。しっかり銘板の残った橋はありがたい。
上流側を見ると、
道路が並走している。
ここで現在地を。マピオン地図にはちゃんと描かれていないが、あれが国道42号現道で、杣谷橋はその旧道とおぼしき道に架かっている。
対して下流側は、
意外なことに、さらなる橋が。つまりこの場所、三橋並列となっている。
いかにも仮設っぽいこの橋がどこに向かうかというと、
はい、霊の例のホテル(笑)。
つまりは私設の橋なのかと思われるが、ここもまたこのようにフルオープン。うーむ…。まあ、まだ入らなかった、この時は(笑)。
実はこのホテル、何年来も国道の通りすがりに目にしていて、その存在は以前から認識していたのだが、たまたまこのあたりを走行するのが真夜中ばかりで、そのすぐそばに旧道やこうした橋があるとか、全然知らなかったのだった。
知ってる限りでは明かりが点いていたので営業していたはずだが、いつからこの状態となっていたのかは不明…って、どうでもエエか(笑)。
ホテル橋から望む、杣谷橋と現国道。
ちなみにホテル橋は、杣谷川ではなく、ちょうどこの場所で流入する支流に架かっている。
杣谷橋を渡って振り返り。
こんな規格の道が現道だったころの国道42号に想いを馳せてみた。大いにざわついた(笑)。
ところで、「前回最後の橋はどうした?出てこないじゃん」と思われた方、
それはですね、
向こうに見えておるやつなんだな~。
【次回】に続く。