2020年7月23日に敢行した、雨の佐賀・自転車橋巡り強行作戦。この日のネタで記事にしているのは校西橋、白山の門付きトマソン廃橋。今宵ご紹介するのはこれらよりももっと後、後半の物件。
この頃にはもうすっかり雨降りだったので、各物件おっそろしい勢いでマシンガンのように撮りまくってはその場を離れ、のヒット&アウェイ(または熟練の強盗ともいう)の連続だったのだが、
ひと目見て
あーこれはすっ飛ばしたらアカンやつ。…と理解した。
現在地コチラ。東よりアプローチ。
意匠を凝らした親柱、高欄と、
それだけじゃない、なんだね隣の隅石を配した煉瓦製の函は!?
これは、おそらくサイフォン式になっているんだと思われる鋳鉄製水管のサイフォン部分だと思われる。
こういうのは、
以前に佐賀を訪れた際にも見つけており、記事にもしている。
そうそう、親柱には平仮名で橋名が刻まれていたが、雨に濡れて非常に判読しづらく、最初の一文字「や」しか読めなかった。
で、こちら左側の親柱には、お誕生日!
「大正四年十月架設」。
はい出た、佐賀では珍しくもない大正橋梁~。
渡りまして、こちら左側の親柱。
刻まれていたのはお誕生日だったが、それよりもお隣の構造物とのマッチングがヤバい。
で、この右側の親柱でようやくお名前判明。
「柳橋」と。いやしかし、この親柱イイねえ~。
そして、
こっち側の背景もいいんだな~なんとも。
西側から正対。
現地でもほんのり気になりつつも、雨足(と残りの行程)が気になって深く追求しなかったのだが…
さっきマッチング絶妙と言ったあの構造物…つまり水管のサイフォン部分、左のお宅と一体化してないか!?
もしかして、左のお宅のための水管だったりするのか?
最後に、この橋の個人的ベストショットを。
修正で電柱とか電線とか消してしまえば、とても令和の世には見えないな~と。
で、やっぱりあのサイフォン(…なのか、ホントに?)、そこのお宅にぶっ刺さってるよなあ…マジか。ストビューで見る限りは普通の民家のようなんだが、以前ここはなにか商店だか工房だか…そんなのがあったのだろうか?
何も解決せず。素晴らしい橋に免じてお許しを(笑)。
最後に、もはや起源を覚えていない(笑)佐賀シリーズのお約束。
二度の佐賀探索で訪ねた物件プロットを。だから何だ、と(笑)。
以上。