2020年7月23日に敢行した、雨の佐賀・自転車橋巡り強行作戦。この日のネタで記事にしているのは、白山の門付きトマソン廃橋。今宵ご紹介するのはこれよりも先、この日2本目の橋。立地が…(笑)。
国道264号から、何気ない地味~な道を東へ入る。すると…
突き当たりに、橋がある。…突き当たり?
突き当たりと見えたのは、橋の先、門で封鎖されているから。
今気づいたけど、かつては手前側に門があったような痕跡があるな。
左の親柱には看板が括りつけられていて読めないっていう残念あるある状態だが、その看板に書かれた文言は
「犯罪・事故防止のため
無断で校内の立入り
通り抜けを禁ず 学校長」
ここで地図を。そう、閉ざされた門の先は学校なんである。
つうわけで右の親柱、お名前は…
「校西橋」。どストレートな名前だ。
この高欄を見て、
それなり以上に古い橋であることはわかる。まあ実はちゃんと下調べして来てるから、偶々見つけたわけじゃないのだ。
この橋はとにかくサイドアングルに恵まれず、
この程度で精一杯。
では、渡るとする…って、
圧が凄い(笑)。
思わず視線が泳いで防犯カメラを探すが、目視では見つけられなかった。けどなんとも落ち着かない。橋を渡ってるだけなのに(笑)。
こんな立地&封鎖だから、当然東側からの正対写真は撮れず。つうか、橋から脱出できず。
仕方ないので、カメラだけ突き出してブラインドで…
またお名前か。
こっちはどうだ…?
おおっ!お誕生日キタ!
「昭和九年五月竣功(たぶん)」。古い!
学校に架かる橋としては非常に古い。調べてみればこの中学校、オリジナルは明治32年開校の成章高等小学校だということで、この橋からまだ35年ほども遡る歴史を誇る学校なのだった。
唯一看板で隠されていた親柱にどんな情報があったのか知る由もないが、河川名だけ判明しなかった。
帰ってから調べたところ、「古小川」というようだ。
こちらは上流側。
そしてこちら、
下流側。
とはいえ、流れはほとんど感じられないクリーク風な景。佐賀にはこういう川が多いイメージ。
門扉前から振り返り。
白い車が横切っているところ、もう国道である。
ちなみに、国道から学校までのこの道、れっきとした市道で、佐賀市道成章中学校線というそうな。
最後に、前回忘れてしまったけど、佐賀ネタのお約束。
2回の佐賀市内探索でシバいた橋をプロットしたもので、黄色★印が2017年7月の、そして緑旗印が2020年7月のネタたち。たぶん全てを記事にする前に死ぬと思う(爆)。
今日のやつはどれかな~?って、今回はわかりやすいな。
以上。