【遺構探索篇2】より続く。
またしても脱線。
うむ、良き佇まいなり。
以前から拙ブログを覗いてくださっているお客様ならば、
この姿だけで何だかわかる方もおられるかも?
これは、
「ラジオ塔」である。場所コチラ。
ラジオ塔とは?これまでに萩児童公園のラジオ塔、大和公園のラジオ塔を記事にしてるので、詳しくはそちらを参照いただきたい。
ところで今気付いたんだが、今回含めラジオ塔の記事、どれも一年おきに一月に書いてるんやなあ。まあ偶然やけど。
基壇部に発見したのは、人造石に覆われた
これ…煉瓦かな?
正面上部には、萩児童公園のものと同じく、
NHK京都放送局のコールサイン「JOOK」。金属製の切り文字が貼ってあるようだ。
最初に見えた背面。
下部になんかあるが…?
えーと、これは…
なんじゃろな?
小さなリベット?で、金属の蓋?を止めてあるように見える。なんらかのコード的なものを差し込むところだったのだろうか?
全体的には状態は悪くないのだが、
一部側面で人造石の剥落箇所があった。
しかし…
こんな人気(ひとけ)のないところにラジオ塔を設置して、意味があったんだろうか。あるいは、かつては発電所周辺に多くの人が住んでいたんだろうか?
なんで設置されたかはわからないが、
少なくとも現在、この場所には溶け込んでいる。とてもいい。
全方位から堪能したあとは、
斜面をよじ登って導水路に復帰。これは前回紹介した上部水槽方向を見ている。
視線を少し上げると、
石積みに守られた建屋が。
地図では「京都八瀬射撃場」と書かれている建屋だが、もしかしたらこれもかつての発電所関連遺構、あるいはその跡地に建てられているのかもしれない。いやっ知らんけど(笑)。
では、
遡上を再開する。
地形に沿って大きく曲がっていくその途中に
こういう謎な橋が架かっていたりした。
後で行ってみようとして忘れていたのだが、そんなことよりも、
またしても見えてきたぞ。
次なる脱線ポイントが(笑)。
【次回】に続く。