2011年12月14日、初めての掛川探索にて。
せっかく隧道の聖地・掛川にやってきたのに、前半は百合切隧道など地味~なとこばっか回ってしまったこの日、本日紹介するのもそんな地味パートでの一洞。まあその中では味があったほうかと…。この日の最後、必要以上にスリルを味わった(笑)のが、岩谷隧道。
アプローチは、こんな道。
なかなか狭くて楽しかった(笑)。
で、現れましたるはこのブツ。
相当に地味な物件ではあるが、縦長ぎみの断面が目を引く。
場所コチラ。ちなみにアプローチは西側より。
お名前は、
大城隧道。
ポータル向かって右に
「昭和45年3月竣功」の銘板。
完全にカンやけど、この隧道はもっと古いと思う。コンクリで巻かれたのがこの年ってことなんじゃないのかと。知らんけど。
短い隧道なので、
ズームによる「鉄板の構図」。
抜けまして、東側ポータル。
ほぼ同じ仕様のポータルだが、それ以外で触れたいものがふたつ。
まずは上の写真右端で背中を向けているこいつ。
旧大東町のカントリーサイン。
2005年に掛川市の一部となったということで、かつてはここが市町界だったんですな。白看ではないけど、なかなかの熟成具合だった。もしかしたら今は失われてるかも。
もう一つは、ポータル向かって左の足元に、
ちょこんとおわずコイツ。なんなんだねキミぃ!(久々)
なんらかのバルブ的なもの?埋設されている管に接続されてるのだろうけど、その後現在に至るまでも、隧道前でこんなんあんまり見たことない。
このような、
マイナー物件を拾っていくことに喜びを覚えて久しいわたくしでございます(笑)。
以上。