この前回記事のラストで、ある伏線を張りました。…まあ誰も覚えてないと思うので(笑)、そういう方でもわかるようにイチからいきますよ。
それは予期せぬ出会いのお話。
そう。最もテンション上がるやつですよ。
始まりの場所はコチラ。
向こうに見えるは、
海老坂旧道最大のランドマークである追分橋、その南詰を見ている。
路肩の外には窪み。特に注目に値するようには見えない、普通は無視するレベルの眺め。なんでこれに着目しているかといえば…
追分橋のたもとで、見ちゃったからだ。
焦らすなって?(笑)
この窪みはいつしか「溝」のようなビジュアルになり、そして
!!
間違いない。
コレ、何らかの水路跡でしょ!
どっから来ているのか、農業用水なのかなんなのか、何らかの名称があったのかなかったのか?さっぱりわからないが、明らかに今は使われていないであろう開渠の遺構が、臆面もなく見えておるではありませんか!
なんかないかな~、と常にキョロキョロしているのは我々業界人のサガだが、時にこういうボーナス・ステージが登場するから、ヤメられんのよね~!神様ありがとうございます(笑)。
思いがけず出会った、謎の疏水遺構。コレは追いかけねばなるまいて。さらにオイシイ何かがありげな予感もあるし。それに、とりあえず手近なところに、テンションが上がる要素もすでに見えていたのでね!
それは、
こういう掘割。いい雰囲気だ~。
振り返ると、
これまたいい感じでしょうが!
長さは、8mくらいか?
掘割を抜けて、振り返り。
掘割の外側(川側)にも、人道と思しき踏跡がある。疏水沿いに歩けるようになっていたのだろう。
…今も歩く者がいるかどうかはわからないけど。
この掘割をクリアすると、
疏水の様子は、俄然ガチな感じに。
【2】へ続く。
今回は短くつないでいきますよ(笑)。