【1】より続く。
掘割をクリアした直後、疏水跡は再び埋没して見えなくなる。
そしてこのような、
階段状に組まれた石垣の上を通る。コレはなかなか面白い。最上段が疏水の埋没している段。
ここ、地味に危険なのだ。
振り返ればわかる。
ほらね。
石田川の断崖に無理くり疏水と道を通した感じ。
そして…行く手も、また。
見える範囲は、すべて崩壊斜面。
それなりに安定はしているものの、危険であることは間違いない。天候によっては自重すべきかと思われる…って、晴天でもやめときなさいよ、って話か(笑)。
ちょうどここは、
石田川が大きく屈曲している場所にあたる。左端に見えるのが現道…もとい、旧道の追分橋。
写ってないが、手前の眼下には、ささやかな一戸建て住宅ぐらいの超デカイ岩があった。流されてきたのか、上から落ちてきたのか…。どっちにしろ、恐ろしすぎる(汗)。
振り返り。
ここらが、崩壊斜面エリアの半ばすぎあたりか。
やがて、
きわどいエリアはようやく終了、木立の中へと入っていく。
崩壊斜面エリアを振り返り。
なんだかんだで100mくらいかな…。
そしてすぐに
開渠がまた顔を出した。
てか、先程までの埋没エリア…もしかして隧道とか…ないよな?微妙やな…。
しばし淡々と開渠跡は続いていく。いい雰囲気で写真はいっぱい撮ったが、同じようなのばかりなので割愛(笑)。
そして、木立エリアから、開けたエリアへ場面転換。
ちょうどそのあたりで…
開渠から石田川に向かって切れ込んでいる箇所が。
ここに何かあったのだろうか?何らかの分岐があったとすれば、状況的に余水吐き用しかないと思うけど…。
開けたエリアでは
たった一本の桜の木が、廃れた疏水跡を控えめに彩っていた。
対岸に見えるガードレールは、もちろん現道…もとい(笑)旧道。こんな感じに石田川を挟んで並行している。
開けたエリア終了。
またしても木立エリアパート2へ(笑)。
ここで振り返り。
いい感じやね~!
こういう一本だけの桜のある光景って、桜並木とはまた違った、孤絶した美しさがあると思うな~。
再びの木立エリア、地味な画ヅラに皆様飽きてきたのでは(笑)。
そんなタイミングで…右に…何か。ある。
そこには、ちょっと不思議な空間があった。
【3】に続く。
地味な記事だが、気にスンナ(爆)