追分の廃疏水遺構 【2】 (滋賀県高島市今津町追分) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【1】より続く。
 
 
 
 
 
 
掘割をクリアした直後、疏水跡は再び埋没して見えなくなる。
 
そしてこのような、
 
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階段状に組まれた石垣の上を通る。コレはなかなか面白い。最上段が疏水の埋没している段。
 
 
 
ここ、地味に危険なのだ。
 
 
 
 
 
振り返ればわかる。
 
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ほらね。
 
石田川の断崖に無理くり疏水と道を通した感じ。
 
 
 
 
 
そして…行く手も、また。
 
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見える範囲は、すべて崩壊斜面。
 
それなりに安定はしているものの、危険であることは間違いない。天候によっては自重すべきかと思われる…って、晴天でもやめときなさいよ、って話か(笑)。
 
 
 
ちょうどここは、
 
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石田川が大きく屈曲している場所にあたる。左端に見えるのが現道…もとい、旧道の追分橋。
 
写ってないが、手前の眼下には、ささやかな一戸建て住宅ぐらいの超デカイ岩があった。流されてきたのか、上から落ちてきたのか…。どっちにしろ、恐ろしすぎる(汗)。
 
 
 
 
振り返り。
 
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ここらが、崩壊斜面エリアの半ばすぎあたりか。
 
 
 
 
やがて、
 
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きわどいエリアはようやく終了、木立の中へと入っていく。
 
 
 
 
 
 
崩壊斜面エリアを振り返り。
 
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なんだかんだで100mくらいかな…。
 
 
 
 
そしてすぐに
 
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開渠がまた顔を出した。
 
てか、先程までの埋没エリア…もしかして隧道とか…ないよな?微妙やな…。
 
 
 
 
しばし淡々と開渠跡は続いていく。いい雰囲気で写真はいっぱい撮ったが、同じようなのばかりなので割愛(笑)。
 
 
 
そして、木立エリアから、開けたエリアへ場面転換。
 
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ちょうどそのあたりで…
 
 
 
 
 
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開渠から石田川に向かって切れ込んでいる箇所が。
 
ここに何かあったのだろうか?何らかの分岐があったとすれば、状況的に余水吐き用しかないと思うけど…。
 
 
 
 
開けたエリアでは 
 
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たった一本の桜の木が、廃れた疏水跡を控えめに彩っていた。
 
対岸に見えるガードレールは、もちろん現道…もとい(笑)旧道。こんな感じに石田川を挟んで並行している。
 
 
 
開けたエリア終了。
 
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またしても木立エリアパート2へ(笑)。
 
 
 
 
 
ここで振り返り。
 
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いい感じやね~!
 
こういう一本だけの桜のある光景って、桜並木とはまた違った、孤絶した美しさがあると思うな~。
 
 
 
 
 
再びの木立エリア、地味な画ヅラに皆様飽きてきたのでは(笑)。
 
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そんなタイミングで…右に…何か。ある。
 
 
 
 
 
 
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そこには、ちょっと不思議な空間があった。
 
 
 
 

 

 
 
【3】に続く。
 
地味な記事だが、気にスンナ(爆)