2013年5月12日、DAiNさん情報をもとに、高島市朽木…旧朽木村・針畑川流域の流れ橋探しを敢行した。
この日のネタとしては坂下橋と針畑大橋旧廃道を記事にしているが、これらはいずれも探索前段階のお話。かんじんの流れ橋探しの成果を記事にしてなかった(笑)。DAiNさんが復活された今こそ、ご報告しておかないとイカンね、と。で…
あわよくば滋賀へおびき寄せよう、と(笑)。
というわけで、記事スタートはこの場所から。
県道781(783?)号の最奥部である朽木生杉。県道から西へ外れ、生杉集落の中にこの橋はある。
無名の橋だが、生杉集落の風情が素晴らしい!いや~朽木はほんとイイ。癒されるわ~。
この橋の上から、上流すなわち写真左方向を望むと…
あった!!やっと見つけた!
針畑川をチェックしながら県道をずーっと北上してきたが、見つけられずにここまできた(実は見落としがあったことが帰路に判明・汗)ので、本日の流れ橋探索、最初の具体的成果がコレ。ちなみにこの川は針畑川ではなく、支流の熊の谷川。
そもそも「流れ橋」とはなんぞや?それは…DAiNさんのこの記事をご覧ください(爆)。
流れ橋なるもの、以前は興味の対象外だったが、DAiNさんのブログを拝見しているうちに、いつしか興味津々に(笑)。
けど、京都府に超有名流れ橋があるが、よもや滋賀県にそんなものがあるとも知らなかったのだが、DAiNさん情報によると、どうやらあるらしい…と。で、急きょこの日、調査にやってきた、というわけで。
ちなみにこの前月、岩手県で見た川井第10地割の流れ橋が、マイ・ファースト・流れ橋だった。
前説終わり!早速接近!
うわ~感動!そしてなんかカワイイ!
この時点でさらに上流にいくつも架かっているものにも気づいたけど、それは後ほど。
てか、コレ、
めっちゃ雰囲気イイんですけど!
まさに典型的流れ橋。木製1本桁が渡され、此岸側は固定もされておらず、乗っかっているだけ。対岸には簡単な橋台が設えられていて、桁がワイヤーで繋留されているんだろう。向こうに見えているのが、冒頭の橋。
さてさて、では…
渡らせていただきます!渡橋写真は後ほど(笑)。
渡って振り返り。
この感じ…確かにひとたび増水すれば流されそうですな。
それにしても、この超簡易橋台。
流されるたびに積んで作り直すんですかね?のどかやな~。
木製一本桁には穴があけられ、流失防止のワイヤーが通されているのがわかる。ワイヤーは土手の手前あたりの地面に固定されていた。
いや~素朴や~。
安っぽい表現を繰り返すけど、
めっちゃ癒される。初夏の午後、そして晴天。実に気持ち良かった~!
そして渡った感じは、こう。
この高さと水位なら、恐怖を感じることもない。一応長靴も履いてるしな!いや~楽しい!
しかし我がシルエット…あれはモロボシ・ダンの変身シーンにしか見えんぞ?
拙ブログ読者の大半はわかるはずだ!アクセス解析によれば!!(爆)
さて、この流れ橋は以上なのだが、ついでに先ほど上流に見えたヤツもご紹介しておきましょう。
わかりますかね?
コレは、立派な吊り橋の一種。丸木をぶっ違えたごくごく簡易な主塔が両岸に立ち、そこにケーブルが渡してある。ただし、吊られているのは道路ではなく、ホース?的なもの。
ケーブルは
アンカーレイジならぬ集水枡に固定されている。集水枡から水を対岸に送っているのがよくわかる。
最後に、さらに上流方向を。
同様の「簡易送水用吊り橋」がたくさん架かっている。これはかなり面白い眺め。そして、なんともいい雰囲気。素晴らしい!
次回【2】では、この近所の「個人的サプライズ」をご紹介します。