2010年5月30日、第二次房総探索。この日は木更津発で、第一次に続き県別マップルの穴表記を片っ端から(いや、ていうのがもう多すぎて無理な相談なんやけど)シバキ倒していった。
でー。
千葉県道172号大多喜里見線から「市原市民の森」へ向かう道がある。
市民の森に到着する手前で、左へと分けいる細道、それが、
林道月崎1号線だ。
今回は、このピストン林道に存在するステキ隧道を2本、続けてご紹介いたします。通行止め?気にスンナ!(爆)
パパゲーノさんとカブりませんように…(笑)。
まずは林道の様子をお楽しみください(笑)。
一貫して狭い。が、完全舗装林道なので、そういう意味ではメンタル的なハードルは低い。
そして…進入より5分。
お待たせいたしました、異形の世界へようこそ。
台山第一隧道・北側坑口の登場でございます。
場所はコチラ。
隧道の写真をぽんと出したが、違和感を感じなかったかね?
そりゃ感じるだろう。
なんじゃあこりゃああ!?
果たしてあなたは理解できるか?この状況。
例えるならば、ジオラマなんかの模型で、隧道の上部分をパカッと取り外して中を見られるようにしたような状態、とでも言えば伝わるだろうか。
さよう、実はここ、かつて一本の隧道だったのが崩落した結果、このような姿になっている、というのである。
抜けて振り返り。
なので、コレはえーと…台山第一隧道その壱とでも言うのか?(笑)。
それにしても…土被りの薄さには驚愕だ。まあ崩落の結果なのかもしれないけど。とにかくこんな隧道、まずはここ房州でしかお目にかかれないだろう。
まーさーにー、房総クオリティここにあり。
かつては洞内だった掘割に
車を乗り入れてみた。
いや~えも言われぬ光景であることよ…(笑)。
そして向き直るとそこに
えーと、台山第一隧道「その弐」が(笑)。
ちょっとお断りしておくと、これらの隧道や掘割、こう見えてモルタル履工は一切ない、天然の岩盤である。ヘラでなでつけたようなこのなめらかさと質感、これもまた房総クオリティそのものである。
「その弐」から「その壱」を望む(笑)。
これがかつては一本の隧道だったというのだから、まさに事実は小説よりも奇なり。…大げさ?(笑)
そしてこれが、
台山第一隧道・南側坑口。
いやはや、なんて隧道だこりゃあ。ニヤニヤが止まらんぞ(笑)。
この隧道だけでけっこうなガッツリ系なのだが、この短いピストン林道には、お口直しのデザートがあるのよ。
まあ…単なるお口直しにしては、いささかコクがあるかもしれんけど(笑)。
【後篇】に続く。