2011年9月25日、第二次岐阜県探索。朝にはこんな所にも行ったり、多治見~土岐~瑞浪と徘徊したのちにやってきた、ここ八百津。そしてさしかかった、特筆すべきこともないコンクリトンネル。
現在地はコチラ。
国道418号線は、「酷」道のほうで全国区のメジャー路線だ。それはすなわち実質廃道区間を含む丸山ダム~笠置ダム間、つまり今自分がいるのは、いよいよ当該区間へ分け入らんとする、まさにそこなのである。
しかるに、だ。
チョイチョーイ!
おかしいやろ!!
この後のわたくしの行動。「どうせこのまま何も気にせずに突破しちゃったんでしょ?」とか思いますか?
まあギロッポンとか砂押1隧道とか、そう思われても仕方ない記事は上げてきましたよ。しかしながら、ちょっとコレは…かなりヤバイ気がしたので、この日は即バックした。今思えば国道の現役トンネル内(ましてやカーブした見通しの悪いトンネル)でバックとか危険かとも思うけど、まあ運よく後続車は来なかった…って、ほとんど通行量ないんやけどね(爆)。
てわけで、徒歩での偵察に切り替えて、再度やってきた。
何となく伝わるだろうか?この泥の質感、そして思わぬ深さ。
轍部分、つまり最も浅い部分でこのくらい。まあ要するに、
アカンて、こんなもん。
無~理~ム~リ~。
確かに改めて見ると、行けそうにも思える(え?そうでもない?)。しかしいったんCAUTIONセンサーが発動したからには、それに従うしかない。やっぱ、レンタカーじゃなくて自分の車のほうが、センサー感度はシビアになんのか?(笑)
いや、そもそも、なんでこんなことになってんの!?
一見して知れるのは、坑口向かって右のコレ。
だが果たして、ココからのものだけで洞内洞外にこれだけの泥濘をもたらすものなのだろうか?よくわからない。ただ、思えばこの直前の21日、猛威をふるった台風15号が通過、岐阜県内でも各所で大きな被害を出していたので、間違いなくその影響によるこの惨状だろう。
この先には二股隧道、そしてそこへ着くまでに旅足橋、湯谷橋という素敵橋もあったはずなのだ。そしてさらに奥には、くまさんに教えていただいた五月橋もあったのね。
特に旅足橋。後からよく見たら、ココから歩いても1kmないくらいやったのね…行っとくべきやった(泣)。
…まあ、なんにせよ、だ。