ここを初めて知ったのは、確か…「鉄道廃線跡を歩く」シリーズだったかと思う。昭和49年に廃止された東濃鉄道駄知線唯一のトンネル。あれはもう十数年前になるのか。「うさ★ネコサンド」さんで久しく忘れてたコイツを見、いつかは行きたい!との思いは募っていた。
念願叶ったのは2011年9月25日、第二次岐阜県探索。攻略法も含め、同サイトを参考にさせていただいた。この場を借りて御礼申し上げる。
ところで、鉄道物件は「隧道」でなく「トンネル」と呼ぶことが多い。基準はよく知らないが、今回の物件は自分内ジャッジで「隧道」と呼ばせていただく。
見れば、わかる。
てわけで、現在地はコチラ。
ここでノートさんを停め、長靴をON!画面中央あたりから斜面の向こうへヒラリと。
大まかに見当はつくけど、こんな斜面を降りていくうちにようわからんくなってくる…。
ごろっとした石が堆積していて、おそらく雨が降ると川になるんだろうと思わせる眺めだ。
さらに5分後。今度はぬかるみに居る。
正直なとこ、ごくごくソフトに遭難している(爆)。
いや、それは大げさだが、もっと簡単に見つけられると高をくくっていた。廃止後37年が経過した路盤跡は完全に自然に還っており、痕跡が見つけられない。さらに彷徨することしばし…。
あれだ!
あの直線状の窪みこそが路盤跡に違いない。
喜び勇んでガサガサ降りる。
ビンゴ!!間違いない!
背は低いものの、谷積みの擁壁が良く残っている。
とくればだ、あとはここを詰めていけば…。
出 た 。探索開始から20分、ちょっと苦労したが、今我が目前に。
ドクン。ときた。コイツは凄い。ただ事でないオーラを発散しているではないか。久々の高鳴り。
味わいながら接近。
おおお
おおおお!
【2】へ続く。