今宵ご紹介するのは午後早めに見つけた、千葉県ネタでは数少ない橋ネタでございます。
タメなく、コチラ。
なんてことない橋?そうかね?(笑)
通りすがりにチラ見えしたこの橋、完全に個人宅への橋にしか見えなかったのだが、ささやかな親柱ながらも銘板がしっかりとはまっている。いったいどんな橋なんだろう?ということで停まったのだが、
けっこう、クセが凄かった。
向かって右の親柱には橋名が。
「鍵掛橋」。
実は千葉県で見つけた鍵掛橋はコレが二本目だったりする。似ても似つかないけど。ってか、コレ公道なのか?普通にこんな銘板ついてるけど?謎。
この手の表札みたいなタイプの銘板、ともすれば文字の褪色で判読が困難だったりするが、ここのはまだハッキリと読める。
のだが、そんなことよりも
コレなによ!?
なんでかボケまくっているが、銘板側面に書かれたのは・・・書いた人?つまり揮毫者ですか?このパターン、マジで表札でなら見たことある気もするんだけども、コレ橋っすよ?まさか・・・この奥のお宅の苗字とか言わんよね(爆)。
なんにせよ、非常に達筆、美しい文字であることは間違いない。いや~こいつはレア。
向かって左の親柱。
昭和三十二年二月竣工・・・って、思ったより古い!ん~、やっぱ公道なのか?
そしてこれまた達筆。まあこの手の白銘板はおしなべて達筆であるという法則があるけどね。(個人の意見です)
渡っていいのか悪いのかよくわからんながらも、とりあえず渡って(笑)。
「かぎかけばし」。
右側の親柱を撮ってないのは、たぶん反対側と同じ情報だったからだろうな。引きでのショットを撮ってないのは謎だが、慌ててたのかな。
欄干・・・いや、地覆の上には金属棒が飛び出ていて、かつては何かがあったのであろうことを示している。なんだろうか。
で、ルーティーンどおりにサイドアングルで・・・って!
まさかの方杖橋か~。
確かにこの桁の薄さじゃあ橋脚は要るよねえ・・・ってか、橋脚、細っ!意味あんのか?
方杖橋であったことにも驚いたのだが、それよりもさらに気になることが。
まさかこの橋脚・・・
アレじゃないの?
ちょっと明度をいじってみて・・・やっぱり!
コレ、古レールだ。
しかもこの細さは、林鉄などで使用される規格じゃなかろうか?この橋を架けたのって、誰?行政?個人?
私有地入口っぽい立地、表札ちっくな銘板、低い地覆の金属棒、そして極細古レール方杖という型式。
こんなにちっぽけな橋なのにクセが強すぎ。
例によって、何も解決しませんよ?(笑)
以上、完結。