2011年2月25日、第七次(!)房総探索。この日は房総屈指の穴密度を誇る勝浦周辺からスタート。勝浦市内だけで、ヘタしたら滋賀県のトンネル全部合わせたさらに倍くらいの穴がありそう…。言い過ぎかな(笑)。
というわけで今いる場所はコチラ。
ちなみにそのまま180度振り返ると、
予告篇の画像。電子地図を見ると、
この先に穴表記があるのよね~。
電子地図でのこの穴表記には、珍しいことに(笑)事前に気づいていた。これは是非チェックしないと!と思って来た…はずだったんだけども…
穴が多すぎて忘れてた(爆)。
おかげで、万名浦第二隧道を抜けて、一旦は華麗にスルー(笑)。あわてて戻った。すぐに90度右コーナーという線形のおかげで(ってことにしとこ…)見落としたが、事前に知っててこの景色にセンサーが反応しないとは、いただけなかったね~。
ということで、改めて。
見るからに私有地っぽくて気が引けたが、ちょっと失礼してのぞいてみると…
いましたー!
電子地図上に発見した謎の穴表記は、
閉塞した隧道だった。
ここでピンチ!あまりに不審な自分を見咎めて、角のおうちの男性が出てこられた!ヤバイ(汗)。
しかし幸いにも、咎めるというよりは穏やかな口調で「どうされました?」と声をかけてくださったので、ホッと一息。勝手に立ち入ったことを詫びた上で、「趣味でトンネルの写真を撮ってるんです」と説明すると、そういう同業者が多いのか(笑)、「ああ、そうなんですか」と。寛大な方でつくづく良かった~。
調子に乗って色々うかがってみたら、これまた親切に質問に答えて下さった。本当にありがとうございました。要約すると、「旧道のトンネルだが、港沿いの道が整備されて使われなくなった。名称はよく分からない。反対側はこの先の氷屋の裏手に少しは見えてるかもしれないが恐らく完全に封鎖してあるはずだ」などなど…。
画像のように現在は雑多な資材置き場となっている。もちろん向こうの光は見えず、さすがに立ち入りははばかられたので、仮に見とがめられなかったとしても、進入するつもりはなかった…いやマジで。
扁額はなさそう。
近所の方もご存じなかった名称だが、すぐ手前が「万名浦第二隧道」、今回紹介していないがその前には「万名浦隧道」があるので、流れを考えると「万名浦第三隧道」。そしてワイワイマップ時代に参照させていただいて大変お世話になっていた「千葉の素掘り隧道(トンネル)」さん(スポットノートに移行されないのかなあ…)でも「万名浦第三隧道」となっていたので、それを採用させていただく。
つまりは、このラインがかつての線形なわけだ。