【6】より続く。
盛り上がってきたよ~?
…と息巻いたものの、
さすがは遊歩道化してただけのことはある。
「ファイト~!いっぱーーつ!!」的な険しさはない。
ないのだが、それでもやはり「この道しかなかった時代」の厳しさというのは、容易に想像できる。ましてや、ここに新しく道を拓く困難さたるや。
麒山道は徐々に高度を下げて海岸線へと近づいていき、
小ぶりな切通しを抜けたところで、
視界良好!足元不良!
高度が下がるに伴い、荒々しい日本海の浸蝕作用が顕著に。整備されていたはずの道が荒れてきた。どこがみ道だか判然としないところも。
そしてその先にハッキリと見えてきた洞門。あれこそ我が目指す場所!
上の写真の場所からすぐにこんな場所が。
まさか、またしても階段隧道か!?
ンなわけない(笑)。
ただ、天然の洞窟っぽいのに階段が誂えられているということは、何か…?
階段を登った先も急斜面。そして
「八世の洞窟」。
各自、年季の入ってそうな、そしていまいちよくわからない案内看板をご覧くださいませ(笑)。
転げ落ちそうな洞窟奥から、麒山道を見下ろす。
結局何なんだろか、この洞窟。麒山和尚がこもってたかのような名称やけど、そうは書いてないしなぁ…。どないやねん(笑)。
しかし、「~の洞窟」とか言われると、ドラクエ感がありますな…(笑)。
八世の洞窟を後にして進む。
コレは振り返り。
すっかり波打ち際まで降りてきたけど、コレ天候によっては相当怖い道ですな…ってか、通れませんな(汗)。
そして行く手。
高さこそないものの、地味にこのあたりが一番危なかったかも。
少なくとも、道幅はここが最狭だった。「足の踏み場」はおよそ15~20センチほど。
そして、せっぷんとんねるを後にして13分。
いよいよ~!
とうたーつ!!
もちろん、【2】で到達を誓った曽々木隧道の真浦側洞門でございます。
ここへ連れてきてくれた、麒山道を振り返り。
…道があるように見えないね(笑)。
そして、さら~に視線を左へ~。
入りた~い!
真浦側から望む、曽々木隧道の洞内。コンクリ巻き立ての先は、素掘りになっとるではないですか!入りたいけど~、
ギューーン!と引くと、
ざんねーん!
かくして、曽々木隧道、洞内鑑賞ならず…。
さて、続きましては…?