国道249号線・八世乃洞門新トンネル旧廃道と麒山道【7】 (石川県輪島市町野町曽々木) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【6】より続く。
 
 
 
 
盛り上がってきたよ~?
 
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…と息巻いたものの、
 
 
 
 
さすがは遊歩道化してただけのことはある。
 
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「ファイト~!いっぱーーつ!!」的な険しさはない。
 
ないのだが、それでもやはり「この道しかなかった時代」の厳しさというのは、容易に想像できる。ましてや、ここに新しく道を拓く困難さたるや。
 
 
 
 
麒山道は徐々に高度を下げて海岸線へと近づいていき、
 
 
 
 
小ぶりな切通しを抜けたところで、
 
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視界良好!足元不良!
 
高度が下がるに伴い、荒々しい日本海の浸蝕作用が顕著に。整備されていたはずの道が荒れてきた。どこがみ道だか判然としないところも。
 
 
そしてその先にハッキリと見えてきた洞門。あれこそ我が目指す場所!
 
 
 
 
上の写真の場所からすぐにこんな場所が。
 
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まさか、またしても階段隧道か!?
 
ンなわけない(笑)。
 
ただ、天然の洞窟っぽいのに階段が誂えられているということは、何か…?
 
 
 
階段を登った先も急斜面。そして
 
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「八世の洞窟」。
 
各自、年季の入ってそうな、そしていまいちよくわからない案内看板をご覧くださいませ(笑)。
 
 
 
 
転げ落ちそうな洞窟奥から、麒山道を見下ろす。
 
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結局何なんだろか、この洞窟。麒山和尚がこもってたかのような名称やけど、そうは書いてないしなぁ…。どないやねん(笑)。
 
しかし、「~の洞窟」とか言われると、ドラクエ感がありますな…(笑)。
 
 
 
 
八世の洞窟を後にして進む。
 
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コレは振り返り。
 
すっかり波打ち際まで降りてきたけど、コレ天候によっては相当怖い道ですな…ってか、通れませんな(汗)。
 
 
 
そして行く手。
 
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高さこそないものの、地味にこのあたりが一番危なかったかも。
 
少なくとも、道幅はここが最狭だった。「足の踏み場」はおよそ15~20センチほど。
 
 
 
 
そして、せっぷんとんねるを後にして13分。
 
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いよいよ~!
 
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とうたーつ!!
 
もちろん、【2】で到達を誓った曽々木隧道の真浦側洞門でございます。
 
 
 
 
 
ここへ連れてきてくれた、麒山道を振り返り。
 
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…道があるように見えないね(笑)。
 
 
 
 
 
そして、さら~に視線を左へ~。
 
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入りた~い!
 
真浦側から望む、曽々木隧道の洞内。コンクリ巻き立ての先は、素掘りになっとるではないですか!入りたいけど~、
 
 
 
ギューーン!と引くと、
 
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ざんねーん!
 
かくして、曽々木隧道、洞内鑑賞ならず…。
 
 
 
 
さて、続きましては…?

 

 


【8】に続く。