2011年2月20日、第六次房総探索。
ここは、
アプローチからイイ感じ。
こんな分岐とか。
待っているのが…
こちらの隧道さんでございます~。
ここは北側の坑口になる。
お名前は、
西沢隧道。扁額には昭和53年3月とある。
北側坑口前から振り返り。
雰囲気が良い~。
洞内は、
素掘りのモルタル吹き付け。よくあるパターンではある。
でもこのパターン、案外古い隧道の可能性もある。往々にして扁額とか銘板に描かれた年次は、モルタルで巻かれた改修された年だったりするので。
…知らんけど(笑)。
抜けまして…
この適度な狭さも、いいな~(共感できたあなたは病に冒されている可能性あり・笑)。
改めまして、
西沢隧道・南側坑口。
で…そろそろ思ってらっしゃいますかね?
「ありそうでなかなかない、そんな景」って、何やねん!?
今、ご覧に入れようぞ。
鉄板の構図上級編(謎)、坑口の向こうに広がる平らな遠景。
これねえ、ありそうで実はなかなかないんすよ。実際、ちょっと他には記憶ないなあ。どこがあったかなあ…。四つ葉のクローバー程度にはレアなんじゃないか?見つけたら幸せになれるかも(笑)。
で…すでにお気づきの方もおられるかもだが、
坑口脇に登っていく細道が。
肉眼では、もう見えていた。よって、いそいそと登っていく。
隧道との比高は、
わずか数mくらいじゃないかと思われる。
細道の先にあったのは、
隧道ができる前の旧道とおぼしき、掘割。
非常にきれいに残っていた。もしかして、今でも使われてるとか?
掘割からの見下ろし。
それにしても、ここを改修して車道化しても良かったように思えるのだが、それでも穴を掘っちゃう房総気質(笑)。
穴の国の民は、いつでもどこでも掘っちゃうようで(賛辞)。
以上、完結。