白崎隧道 (和歌山県日高郡由良町大引) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2014年1月3日、年始一発目の紀伊半島彷徨1日目。この日のネタで記事にしているのは、朝イチの城山洞から冷水第一隧道逢井隧道と朝の内の物件ばかり。
 
 
今宵ご紹介するのは、午後イチに出会った小ネタ物件であります。
 
 
 
タメなく、ドーン。
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ああっ、帰らないで(笑)。
 
「なんだこのしょーもないトンネルは!?」 いや、ごもっともなんだけど、もう少しお付き合いのほど。
 
 
 
ボックスカルバートの奥は、
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断面サイズが変化。
 
ちょっと面白くなってきました?まだか(笑)。
 
 
 
 
じゃあ、
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これならどうかね?
 
 
 
 
明るく光の射しこむ右側は…
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これは、いわゆるひとつの洞内分岐ですぞ!
 
 
つうか、アレどこやねん!?
 
 
 
ネタバラシは後ほど…。それよりも、この2枚の写真で気づいたかね?
 
 
この場所から、
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歩行者スペースが現れたことに。
 
果たしてここ、どんなロケーションだとお思いだろうか。皆さんで推理してみてください(ビフォーアフターの江口さんふう)
 
 
 
んで、いつでもどこでも間違いがない、
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鉄板の構図。
 
おっと、海が見えたぞ!立地の想像がついてきたかな?
 
 
 
抜けて振り返り。
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いかが?思ってたよりガチな立地だったんではないだろうか。そしてこのトンネル、かつてはもっとガチな姿だったんじゃないか?
 
 
 
というのがね、
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これは明らかに、元の素掘り隧道を拡幅改修してるね。
 
 
 
ならば、このお名前も許そう。
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「白崎隧道」。
 
このビジュアルで隧道を名乗るなんて、って言わないであげてくださいな(笑)。
 
 
 
あ、さて~。こっからはネタばらし。
 
 
 
 
まず1枚目写真、隧道北側坑口の背後は
 
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こんな感じになっとります。
 
ここでようやく地図を。隧道の場所はコチラ↓
 
 
 
道の駅の看板が示す通り、隧道の隣りはb79335d9.jpg
 
「道の駅 白崎海洋公園」となっている。
 
 
 
ノートさんの右上に写っている穴がこれなのだが、448f7774.jpg
 
これが、3~4枚目写真の洞内分岐を外から見たところ。
 
道の駅から南側の海辺に行くための歩道が、この横穴から隧道内へと続いているために、洞内から見ると洞内分岐点から突然歩行者スペースが登場する唐突な印象となる。
この穴が人為的に掘られた隧道なのか、場所が場所だけに元は天然の洞窟だったのか、その辺は不明だ。
 
さっきの写真では、隣りにもう一つ同サイズの穴があるが、先ほど見たように、それは隧道とはつながってなかった。が、おそらく素掘りの隧道だった時代にはつながっていたのかもしれない。
 
 
 
最後に、余計なおまけ(笑)。
 
 
 
ここで撮ったパノラマを、タテサイズで(笑)。
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画面をヨコにしてご覧ください。スマホ推奨?
 
 
 
 
以上、完結。