冷水第一隧道 (和歌山県海南市冷水) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
連日耐えがたい暑さですね~。命に関わりますな、マジで。こんな時は記事も書く気が起きません(ヲイ
 
 
なので、気持ちだけでも涼しく…と、完全ネタ物件。場所はコチラ↓
 
 
 
タメなくドーン。
 
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国道42号線のバリバリ現役トンネルであります。こちらは東側(海南市街側)坑門。
 
 
 
 
その名も
 
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「冷水第一隧道」
 
大きなフォントとブルーで涼感を演出してみました(笑)。
 
読み方は「れいすい」ではございませんで、「しみず」。付近にはJR紀勢本線の冷水浦駅も存在しますが、こちらも「しみずうら」。
 
 
ところでこの扁額の文字、なかなか味があると思いませんか?
 
揮毫は山口喜久一郎。和歌山県議を経て衆議院議員として国政に進出、戦前~戦後にかけての約40年間にわたって活動した政治家であります。
 
この隧道が完成した昭和34年当時は第二次岸内閣において北海道開発庁長官 兼 行政管理庁長官を務めており、県ではなく国政の場にいたはずだが、県ゆかりの大臣ということでの揮毫だったのですかね~。
 
 
以上はたった今ウィキ先生に教えていただいたのですが、こういう扁額ひとつ取っても、なかなかに興味深いですよ。
 
 
 
ちなみにここを通ったのは2014年1月3日の朝。城山洞の23分後。
 
 
 
 
コチラ西側(下津側)坑口。
 
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まあ、今や下津町も海南市なんですがね。
 
 
ちなみに「第三」まであるこの冷水隧道。サーティーワンのトリプル的な効果が…ないわな(笑)。
 
 
 
 
 
思えば、こんなにシンプルに「普通のトンネル」を記事にするのって、かえって珍しいなあ。
 
 
 
 
 
以上、完結。
 
あまり涼しくもならずゴメンチャイ(爆)。