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スクレの悲劇

ポトシーに到着です。
この町は世界で1番標高が高いところにある町だそうです(by地球の歩き方)。


世界で1番標高が高い町にいるわけですが...、しかしSDカードがイカれたせいで残念ながら私の心はほの暗い井戸の底に沈んでおります。

DVDをコピーしに行ったら出来ないっていわれ...。
写真屋、何軒か周って、最後に"イカれてる"って言われた。

写真のデータはほとんど消えた...。
イグアス居住区からスクレまで。

ペンション-ソノダでみんなで撮った写真も、エステでチャイナ服のお姉ちゃんと撮った写真も、民宿小林でお父ちゃんとお母ちゃんと撮った写真も全部消えた。

ポルケ?

写真屋のお兄ちゃんが幾つかデータ救ってくれたけど、無くなったのは結構イタイ写真ばかり。

ドーハの悲劇からしたらハナクソみたいなものですが、この"スクレの悲劇"の心の痛みが風化するまではもちっと時間がかかるべし。

がび~ん!!

"山があるから谷があ~る 玉ねぎきざみゃそりゃ泣け~る もーじもーじしてたらダメ いつか芋虫だって蝶になる" by ベロベロバァ

スクレ

只今、わたくしスクレにおります。
サンタクルスからここまでは特に問題もなく到着。
山道だったけれど舗装されているところが多かったような気が...。
時間もボリビー人の言う通り16時間で着きました。
一応、憲法上ではこの町がボリビアの首都らしいです(by地球の歩き方)

標高は約2、750m。標高が高いせいか現在の気候は暑くもなく寒くもなく非常に過ごしやすいです。
サンタクルスまでのクソ暑いのとは全く違って天国でござる。

自分が着いた一昨日、昨日とスクレではカーニバルをやっていた。
カーニバルといってもピーヒャラ、ピーヒャラ楽器を鳴らした音楽隊を引き連れ、酒を飲んでか知らぬがやけにテンションが高い老若男女が踊って、水風船を投げてきたり、水鉄砲で攻撃してきたり...。そんなことして通りを練り歩く。
クレイジーである。
Luchoのブログ-カーニバルの行列

そこら辺にいるボリビア人も武装している。もちろん水風船や水鉄砲でだ。
Luchoのブログ-水鉄砲

このカーニバルの期間は誰に攻撃しても許されるから困りものである。
男性は女性に、女性は男性に攻撃をするのが基本のようだ。同性同士だと手加減なしでケンカにでも発展するのかね?
もちろんゲリラ戦になったらそんなの関係ないが...。
Luchoのブログ-団体戦

通りの脇では"せっせこせっせこ"と水風船を作って売っている人もそこかしこにいる。
1袋に8個くらい入って料金は"1ボリビア"。
みんながどんどんどんどん買っていく。"チリも積もれば山となる"、良い商売である。
Luchoのブログ-水風船売り場のニーニャ
Luchoのブログ-水風船売り場のニーニョ

自分も水風船2袋くらいで、そこらへんにいた靴磨きをしていたニーニョを用心棒として雇い参戦してきた。
Luchoのブログ-用心棒
まぁ、楽しいといえば楽しいが寒い。日中は良いが日が暮れたあとは無理。寒すぎてやる気が起きない。


夜飯を買いに行ったら、帰り道にバケツで思いっ切し水をかけられた。ズボンとパンツが"THE END"である。やっぱりそれも女の子の仕業だ。それでも怒っちゃダメ。笑って逃げるしかない。
Luchoのブログ-濡れたズボン
とはいっても、普通に風船ぶつけられて怒っているボリビー人とか観光客はいたし、"私に投げるなオーラ"を放っている人もいた。


今日はそんなクレイジーなカーニバルも終わり町は落ち着いております。
激戦を終えた広場はこんな感じ。至る所に水風船の欠片がある。
Luchoのブログ-カーニバルの後


スクレの町についてですが、白い家々が建ち並びスペインっぽいね。
スペインの植民地時代の面影を残しているといえばそういう感じもしないではないですね。
街並みは普通に綺麗です。

って、なんとスクレの街並みは"世界遺産"じゃないですか?
と、わざとらしく最後に一言。

日本の中古バスもたくさん走っていました。
Luchoのブログ-加山キャプテンコーストスキー場

明日は標高4000mの町ポトシを目指します。
4000mまで行ったら、逆に寒くなるなぁ。寒いのならば暑い方が大歓迎だ。

暑ければ寒い方が良いと言い、寒くなれば暑い方が良いと言い。
人間とはなんと自分勝手な生き物か...。


イグアス日本人移住地

皆様、どうもお久しぶりでございます。
そして多くの祝福の言葉ありがとうございます。
わたくし、2月の13日に無事1つ歳を重ねることができました。
ただいま27歳。

誕生日は、パラグアイはアスンシオンからボリビアはサンタクルスへ向かうバスの中で迎えました。
イグアス日本人移住地での出来事が楽しすぎたので、"一人ひっそりとバスの中で誕生日を迎えるのも悪くないよ"と自分に言い聞かせた次第でございます。

さてさて、話は戻りイグアス日本人移住地での話です。
Luchoのブログ-標語

実はブエノスアイレスからシウダー デル エステに向かうバスで、いつ降りるのかが分からなく乗り過ごし、そのままイグアス日本人移住地に行ったためトータルすると2週間弱いた。

イグアスではラーメン食いに行ったり、

魚釣りに行ったり、
Luchoのブログ-すくった魚達
Luchoのブログ-川で魚釣り

BBQしたり、

ニーニョとサッカーしたり、
Luchoのブログ-サッカー少年ロドリゴ

大人のサッカーに混ぜてもらったりと楽しいこと盛り盛り盛り盛り盛りだくさんだった。

大人のサッカーではパスが回ってこないという、日本人が海外移籍をしてから浴びる洗礼を、一丁前に浴びちゃったり。でもゴールをしてみんなに自分の力を認めさせることは全くもってできんかった。
パラグアイ人はみんな上手かったな。
宮城県仙塩地区予選敗退レベルじゃどうにもならなかったべ。

日本人移住地から少し離れた宿"民宿小林"では夫婦二人で宿を経営をするお父ちゃん、お母ちゃんの温かさに触れ、パラグアイまで鷹を捕りに来ているという珍しい職業の方たちにも出会った。鷹捕りに同行させてもらいラッキーなことに鷹が捕れる瞬間もみれた。
Luchoのブログ-捕獲した鷹(カラカラ)

"マズで!!(マジで!!)"と"やべぇな"が口癖の、毎日仕事もせずに?お気楽に過ごしているお父ちゃんは車をぶつけても笑って平気な顔。女の子が来たらよく喋るらしい。
波瀾万丈な人生を送ってきたお母ちゃんは優しさがにじみでている。
お客さんではなく家族同然のように接してくれる。
旅につかれ癒されたかったら、民宿小林に寄りましょう。

お母ちゃんには手相も見てもらった。
結果は...。
運気が上昇していることを表す上昇線がたくさん出てるから大丈夫だって。イエイイエイ。
結婚は30代で1回きりとのこと。おぉ、よろしいなぁ。
早く相手を見つけにゃならん。

パラグアイの印象は"赤土の国"。これに尽きる。
Luchoのブログ-赤土
お母ちゃんの話だと赤土は"世界三大肥沃"だそうで栄養がたっぷし。
自分の靴も赤土の影響でホワイトからブロンズへ。

ミズノのサルシュー、ランサミエント-ウェーブはパラグアイ限定のブロンズカラーだい。
Luchoのブログ-ブロンズカラー
ゴールドでもなく、シルバーでもないところが味噌なのさ。
そう星闘士星矢のように...。


今はボリビアはサンタクルス。
これからスクレという町に向かいます。
カーニバルのせいで、ほとんどのバス会社がスクレまでのバスサービスをストップしているせいでチケット探しは難航。
ボリビー人の態度も頂けない。
"スクレまでのチケットはあるか?"と聞くと、面倒くさそうに"無い"の一言。
理由が知りたいので"なんで?"と聞いても"無い"しか言わない。
ムカつく。ボリビー人の第一印象はスーペル悪いです。

チケットは1社だけ運航していたところで買った。
昨日チケットの値段を聞いたら100ボリビアだったのに今日聞いたら210ボリビアに上がってた。
倍以上じゃんけ!!どういうこっちゃ。
理由を聞いたら"昨日は週末だったから安かった"だとさ。
よう分からん。普通逆じゃねぇの。

"高い高い"とごねてたら170ボリビーまで下がったが、それでも高い。
足下見られてるのかもしれない。
でもサンタクルスにいてもすることないからその値段で買った。

今日は朝からメチャメチャ雨降ってます。豪雨です。
スクレまでは16時間かかるというが道路は舗装されていないって言うから実際のところ何時間かかるのか...。

皆さま乞うご期待。