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目指せ、サンティアゴ・デ・コンポステーラの都 #6

2006年4月24日

【巡礼2日目 ただ下る。】

[天気]
曇り時々晴れ ☁️/☀️

[本日の行程]
ロンセスバージェス
ララソアーニャ

[歩行距離・歩行難易度]
27.4Km  🥾🥾
※歩くのは2枚目の赤ラインまで。



8時過ぎにアルベルゲを出る。ロンセスバージェスの町の様子。(1枚目のは日辺りからして前日のものか…。)






この辺りからCamino Franc'esを歩き始める人はフランスに入ってサン・ジャンから歩き始めるか、スペイン内のロンセスバージェスから歩き始める人が多い。なので、ここもサン・ジャンと一緒でいろいろと設備や案内所なども充実していた記憶がある。


その後、町を出て次の村で朝食。


この日歩いた道はすごい長閑な景色が広がっていた。頼りにして歩いていたカミノのガイドブックには上りはあまり無いとなっていたのだが、何気にのぼりもあるじゃない。



ご家族できていた方も歩いておりました。

ガイドブックを見るルイジ。



昼前に早くも携帯していた食料が無くなって、お菓子とバナナでゴール地点までいかなければならないかと思っていたら、一緒に歩いていたルイジがパンにチーズ、トマトを挟んでわたくしにくれました。
さすがに、トマトは食えないとは言えなかったので、チーズの味でトマトの味をかき消して食べた。


昼食後は登山道をひたすらに下る感じ。ま、ガイド通りなんですが…。 


昨日の雨のせいもあるのか道も悪く、足にメチャメチャ負担がかかって大変だった。ルイジはかなりツラそうにしていた。


自分は膝よりも両肩の方がツライ。お金をケチって安っぽいバッグで来たから両肩にもろに負担がかかる。さすがにこんなバッグで歩いた人は後にも先にもいないのではないか…。もちろん褒められたわけではなく、無謀で愚かだと言われれば返す言葉もない。
(写真は相棒のを拝借。もちろん別日に撮影)



なんとか悪路を下り切った後、ルイジとお別れ。明日また同じところに泊まる予定なので、連絡先を交換。


その後は一人で5.6Kmの道のりを歩く。右に行けばパンプローナ、左に行けばフランス。

お洒落な街並み。

たまには自撮り。



もう少しと分かっていると、逆に着くのが遅い感じがするのはなぜ⁉︎紛らわしい集落とか結構あったし。昨日は地図なんて全然見ないで必死こいで歩いていたからそんなことは全然なかったのに。


まあ、そんな感じで今日の目的地であるララソアーニャに到着。その後はシャワーして洗濯して、川の流れを眺めながらボーッとして、夕飯食べて。



アルベルゲに戻ると8時過ぎなのにもう寝てる人がいた。オイオイこれでは日記も書けないじゃん‼︎と思いながら、ヘッドライトつけながら日記を書いた。今日のアルベルゲは寝るだけの狭い所だったので、物音をメチャメチャ気にして作業しました。



[夕飯]
10.5ユーロ

[アルベルゲ]マジで狭かった…。
7ユーロ
(部屋狭い、毛布無し、朝食無し)

目指せ、サンティアゴ・デ・コンポステーラの都 #5

2006年4月15日

【巡礼1日目 ピレネー山脈を越えて】

[天気]
出発時:晴れ(強風)
途 中:雨(強風)
到着時:晴れ

[本日の行程]
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー
ロンセスバージェス

[歩行距離・歩行難易度]
24.9Km  🥾🥾🥾

※難易度は3段階評価で靴が多いほどレベルが高い
※画像と歩行距離が違いますが、当時の日記に書いた記録をもとに行きたいと思います。




初歩きの朝。目覚ましの音で6時過ぎに起床。
朝ご飯は元気なおばあちゃんが用意してくれた。メチャクチャありがたい‼︎


アルベルゲを出たのは7時半くらい。ルイジと一緒に歩き始める。


ピレネー山脈を越えるということで、初日からレベルMAXだったので不安はそれなりにあった。


山を越えるということで、歩き始めから上り一辺倒である。だが、道は舗装されていたし、雨も降っていなかったのでそこまで苦にはならない。
風景は凄く綺麗で虹も出ていた。





順調なスタートといった感じだったが、道途中にあるアルベルゲ兼レストランでコーヒーブレイクをしたら天気は一変。雨が降り出してしまった…。





そこからはカミノの洗礼を受ける。まずポンチョを着たは良いが、身体全部を覆うことができず、太ももから下はずぶ濡れ。更には腕から下も濡れ寒さのせいで手に力が入らず。


それでも最初は少しばかり余裕があったのか、訳のわからないことを言ったり、歌ったりして自分を励ましていたが徐々にそんな気力も無くなり、ついには頭がボーッとしてきた。


そんなヤバイ状態になった頃、雨も弱くなってきたのでエネルギー補給を兼ねて休憩。朝にアルベルゲのおばあちゃんが作ってくれたボカディージョのお陰で回復。


振り返ってみるとおばあちゃんのこれが無ければ、結構やばかったかも⁉︎寒さに体温を奪われ、エネルギーもゼロの状態で目的地まで歩いていたらぶっ倒れていた可能性大である。


休憩を終えて再出発。ある程度歩いたら上りがなくなり下りに入った。ゴールまで3.6キロの標識を見てからかなり歩ったような気がするほど下りは下りで辛かった。


たくさんの洗礼を受けながら初日の目的地であるロンセスバージェスに着いたのは3時ちょっと前。アルベルゲ前にあった綺麗な小川が疲れを多少和らげてくれました‼︎




ゴール前には猫さんもいました。

これは巡礼路を歩くにあたって何度も見かけた黒いナメクジ。



到着後は軽く飯タイム。途中別々になったルイジがその後到着。そして4時に開いたアルベルゲにてシャワーに洗濯をしてあとは寝るだけ状態に。ちなみに洗濯は靴下や下着を中心に毎日行います。別日の写真ですが、洗濯はこのように自分でやります。



夜は近くのレストランへ食事に。巡礼路にある町には巡礼者のためのメニューがあるので、それを頼む。料金の相場は当時10ユーロ前後だったか…。



夕食後は大人しく就寝。果たして明日の筋肉痛は大丈夫か⁉︎初日はおばあちゃんのボカディージョに助けられた1日でした。


[夕飯]
8ユーロ

[アルベルゲ]なんか、合宿所みたい。
8ユーロ
(ベッドに毛布有。暖房有。朝食無)



・用語説明=ボカディージョ
フランスパンに卵やレタスやトマトや生ハムを挟んだ物。
卵だけでも、生ハムだけでも、挟めばボカディージョ。
写真があるかと思ったが、撮ってませんでした‼︎



以上。

初日終了‼︎

ブエンカミノ‼︎

目指せ、サンティアゴ・デ・コンポステーラの都 #4

出発前に、巡礼の旅とは⁉︎

この旅は、スペインはガリシア州の州都サンティアゴ・デ・コンポステーラを歩いて目指す旅なのですが、果たしてなぜそこを目指すのか⁉︎簡単にご説明したいと思う。

手に残っていたパンフレットやネットで調べた事(Wikipedia・日本 カミノ・デ・サンティアゴ友の会HPを参考)を元に書きますので、薄〜い説明となるのはご容赦願いたい。
また、間違っていた場合はご指摘ください‼︎


まず、サンティアゴ・デ・コンポステーラはキリスト教の三大巡礼地と言われている。

ちなみに他の二つはローマとエルサレム。



【何故、巡礼地となったのか⁉︎】

イエス・キリストの十二使徒の一人である聖ヤコブが、西暦44年にエルサレムで殉教した後、その遺骸がガリシアまで運ばれ、そして埋葬された。
その後820年頃にその埋葬された墓が見つかったことにより、その地に向かって巡礼の波が押し寄せるようになったことが始まりのようである。

ヤコブをスペイン語でサンティアゴと言います。



【何故、ガリシアの地に遺骸を運んだのか⁉︎】

聖ヤコブが布教活動を行なった土地だったから。



【巡礼路とは⁉︎】

サンティアゴ・デ・コンポステーラの都を目指す道の全ては巡礼路となる。

下の図のように、都を目指す道はスペインやフランスからだけでは無く、様々な国々、場所から最終地を目指し歩いたものが、徐々に集約されて行くのである。

こちらはガリシア州の図

その中でも、Camino Franc'es(カミノ・フランセス)と呼ばれるフランスからの道は最も重要であるとともに、国際的にも一番知られたルートのようである。

わたくしが歩いたのはそのカミノ・フランセスでフランス側の国境から歩きはじめた様子をこれから書いていくのである。

総歩行距離は780Km〜790Km。




【ブログに出てきた用語の説明】

・ブエンカミノ‼︎

直訳すると「良い道」。巡礼者同士が挨拶で交わす言葉である。お互いのこれからの道程の幸運を祈って使うのではないかと個人的には思う。


・クレデンシアル(巡礼手帳)

巡礼者の身分証明をするための物である。必要事項を記入することによってアルベルゲに泊まることができ、その他美術館などの割引が適用されたりすることもあるようだ。
宿泊するときや教会など、通ってきた土地土地でスタンプをもらうことによって何処を通って来たのか、などの証明ともなる。
よって、国籍やパスポート番号の記入も必須。

基本的には巡礼事務所や教会、アルベルゲや観光事務所で発行してもらえる。日本でも「日本 カミノ・デ・サンティアゴ友の会」で発行してもらえるよう。

わたくしは巡礼の旅で4冊のクレデンシアルを発行してもらいました。
スタンプを押す欄が無くなれば、次のを発行してもらえます。





・アルベルゲ(巡礼者宿)

巡礼者が泊まることのできる宿。先述したクレデンシアルがあれば泊まることが可能。
宿代はアルベルゲによって違う。また、公営・民営の宿が存在する。
また、アルベルゲは例外を除いて原則1泊のみ。


・ペレグリーノまたはペレグリーナ

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者のこと。



以上。

カミノ・デ・サンティアゴを巡礼する際に出てくる用語集でした。
また、その他にも出てきたら紹介していきます。

巡礼に関する情報は「カミノ・デ・サンティアゴ 友の会」に分かりやすくそして詳しく説明が載っています。気になる方がいましたらリンクを貼っておきますので、こちらをご参照下さい。



最後にわたくしが巡礼した目的は宗教的なものではありませんのでよろしくお願いします。



以上。

ブエンカミノ‼︎