空白の思い。
ロッテ対ソフトバンク戦。
普段なら野球を好んで見はしないけれど、
あまりの白熱ぶりに、昨日から彼と一緒に観ていた。
特にどちらの応援というわけでもなく。
ただ、真剣に野球に取り組む男たちを見ていた。
ロッテの優勝。
勝利の歓喜や、敗北の痛みは、
否が応にも思い出させる。
あの、日々。
勝たなければ、そこには何もなかった。
あの夏の日の空白は、まだそこにある。
時間ではない、
何かを見つけない限り。
多分ずっとそこにある。
BORDER LINE
- ビデオメーカー
- BORDER LINE
彼は寝てしまったので、ひとりで観た。
村上淳がかなり良かった。
人を殺すなんて、
どんな激情がそこにあるのだろうかと思うけれど、
ストーリーは、静かに、淡々と進んでいった。
悲しかった。
だけど多分、生きていれば取り戻せる。
ボーダーライン、て、そういう意味?
エイリアンがいるこの世界で、ひどく大切なひとりの男。
恋人に、注意をされた。
「もういいよ。いつも話聞いてないじゃん。」
と、唐突に(と私には思われた)不機嫌になった。
私は、彼のことをよく無視するらしい。
「ねぇ○○って~~なのかなぁ。」
などと質問しておいて、
彼が答えようと口を開いたときには、
私は違う話をしはじめるらしい。
自覚があるような、ないような。
ともかく、私の大切な恋人は、
それで幾度となく気を悪くしていたらしく。
私は泣きたい気持になった。
;;
海遊館には、魚も人も沢山いた。
小学校の頃、書道の大会で大阪に来て、
その時に寄り道して以来。
感動して、私ははしゃいだ。
とにかく大きな生物を夢中で見ていた。
ジンベエザメとかマンボウとか、
アザラシとかエイとか。
エイリアンだと思った。
こんな世界が地球上にあるなんて信じられない。
信じられない。
信じられない。
すごい。
すごい。
すごい。
すごい気持ち悪い。
気持ち悪すぎて笑える。
::
今日、いろいろありがとう。
と、夜、彼に言った。
時計じかけのオレンジ
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- 時計じかけのオレンジ
中学校の頃、
この「時計じかけのオレンジ」のポスターが欲しかった。
なんとなく、その名前とか、ロゴとかがお洒落な感じで、
ストーリーも何も知らないまま欲しがっていた。
DVDを5本借りると安いというので、
最後の1本にこれを選んだ。
「そういえば観たことないや。名作なんでしょ?これ。」
と言って私が選んだ。
面白かった。
下線のひいてある字幕を理解するのに、
正直少し時間がかかったけれど。
カラフルで、
残虐な人たち。
私は本当に暴力が嫌いだ。
嫌いというよりは、怖い。
それから私は性善説論者だけど。
ある部分で満たされると、
あるいは人は悪に走るのかもしれない。
むつかしい。
この映画。
