The 調印式
連休前、滑り込みの株式会社立上げセレモニー。
登記書類の確認、及び署名押印のため、
件の別嬪司法書士先生の事務所へ出向いた。
待ちに待った初めての社判の出番だ!
適度な緊張と興奮の中、司法書士先生と共に、書類内容の最終確認。
サインの練習しときゃ良かった…と反省しつつ、数箇所に署名。
そして、押印、捨印、割印、社判と個人実印の出番は、20箇所を超えた。
どれも失敗しないよう慎重に慎重に、指が痛くなるほどに心と力を込めた。
全ての手続きを終え、かくして、私の願い通り、
8月20日、獅子座生まれのハニー!
新会社がメデタク誕生することになった。
獅子のように逞しく、ハニーのように皆に愛されますように…!
“モバゲー” スゲー!!!
“モバゲー”が、こんなにスゴイとは!!!
恥かしながら、これも全く存知上げませんでした。
完全な勉強不足である。
モバイルゲームの名のごとく、無料ゲームから広がるSNS。
ケータイ専用、勝手サイト。1年でなんと会員440万人!
音楽あり、オークションあり、ショッピングモールあり。
なんでもあるのに、スキがない。
はっきり言って “モバゲー”天才!
え~と、これも
インプット インプット。
っと。
モバゲータウン ガイドブック+アバターアイテム/エンタテインメント書籍編集部
¥580 Amazon.co.jp
『ガンバレ!ニッポン!』 携帯デザイン応援団
ところで、最近の“ケータイ”デザイン、どうですか?
以前にも書いたけど、最近の“ケータイ”ってホント凄い!
自分の“ケータイ”でさえ、購入時に比べ、知らない間に賢くなってる。
勿論、新しい機種が発売される度に、機能も更に充実してきてる。
だけど、最近の“ケータイ”デザインは???
なんとなく表層的…。似たりよったりでおとなしい…。つまらない…。
技術者もデザイナーも、中身を詰め込むのに精一杯!…なんですか?
サイトも充実、機能も満載、画面は大きく、厚みは薄く、
売れ筋狙いで、名刺ケースみたいになってくるのもわかるけど、
中にはもっと“ヤンチャ”な個性むき出しデザインがあっても、いんじゃない?
ここはひとつ“MADE IN JAPAN”のプライドに懸け、
“一目逢ったその日から、恋の華咲くブラヴォーケータイ!”
に御登場頂きたいものである。
心からエールを贈ります!
『日本のケータイメーカーさん、ガンバレ~!!!』
『Google Phone』
こんどは「Googleがケータイ電話!」
記事によると「来年にも発売!」とある。
しかも携帯でのネット広告を収益源に、通話料無料化構想もあるらしい。
次々に、既存の有料サービスを無料化し“世界中の情報を整理し尽くす”
が目標の“情報発電所”GoogleらしいといえばGoogleらしい。
それにしても、Appleに続いて、Googleもいよいよ携帯かぁ…。
つい先日も「Amazonが検索サイト参入!」の記事に、
驚かされたばかりなのに…。
み~んな同じ所にどんどん集まって来てる!ってか~んじ!
コチラ側からは全く見えないが、“ネットノムコウ”側では、
壮絶な陣地獲り合戦が、益々激しく繰り広げられているに違いない。
果たしてヒヨワな“極楽トンボ”は、生き残っていけるのかしらん?
…ていうか、サービスインまで、あと25日!
無事、“ネットノムコウ”側へデビューできるのかしらん?
ま、いっか…。
Googleさん、
iphoneに負けないキュートなデザイン、待ってま~す!
“ハンコサンコ”に想いを馳せる
名刺に続いて、株式会社の必須アイテムがもうひとつ。
会社のハンコ、“社判”である。
こちらも“名は体をあらわす”ことにもなる。
その上、日本と中国の貴重な文化ともいえる印鑑の習慣と制度は、ちょっとオモシロイ!
なんでも、印鑑には、人相ならぬ“印相”なるものがあるらしく、相の良し悪しが、
会社の業績を左右するとかしないとか…。だから拘る人は、めちゃめちゃ拘るというのだ。
ならば、社長の“人相”は大丈夫か?との心配はさておき、“我が社のハンコ”も自らデザイン
する勢いであったが、会社登記用でもあるし、ましてや“印相”など皆目わからない。
「某百貨店の印相はええらしい。」との噂を聞きつけ、調査するも、
“ええもん”はそれなりに時間もかかり、お値段も“ええもん”だ。
よって、今回は時間と費用の節約コース、オンライン“ハンコヤドットコム”に依頼決定!
HPに丁寧な説明があったが、電話の応対は更に親切丁寧であった。
http://www.hankoya.com/
書体は、法人の多くが篆書体(てんしょたい)、続いて吉相体や古印体。
素材は、木材、水牛、琥珀、象牙、チタンなどグレードがあり、価格は、この素材のチョイスで
ピンキリとなる。印刻師の巨匠の手彫りともなれば、更に“ええもん”となるようだ。
会社実印は法務局への登録、銀行印は取引銀行への登録、角印は契約書や領収書の捺印用、
これら“ハンコサンコ”が、一般的な会社設立セットのようである。
発注後、FAXでのデザインチェックを経て、待つこと2日。
出来た!出来た~!化粧ケース入り豪華3点セット。余は満足じゃ~!
芋判を作って遊んだ幼少の頃を想い出しつつも、
初めての“我が社のハンコ”捺印の日が、待ち遠しくて仕方ない。
総務・経理マンのための法律実務の本―文書・印鑑から株主総会まで/野口 惠三
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「名刺デザイン決定!」
株式会社を創るからには、それなりに会社としての体裁を整える必要がある。
ひょっとしたら雑誌社やテレビ局などギョーカイの方々にお目にかかることに
なるかも知れない…。
もしもそんな展開になった場合の必須アイテムは、やはり“名刺”だ。
デザイナーという人種は、良くも悪くも、体裁を気にする性癖がある。
数年前、ゴルフを始めた時も、クラブは勿論、キャディバッグ、シューズ、
ウエア、その他モロモロ、色や形に拘り、まずはカッコを整えた。
ただ、いまだに練習より、カッコばかり気になって、本来拘るべき打ち型
としてのカッコ、所謂フォームがなってないのは、問題である。
…で、名刺のデザインである。これは得意分野だ。
アイデアとしては、“堅め”なものから“奇抜”なものまでかなり幅広く出た。
あ~でもない…こ~でもない…と愉しい作業に没頭していた。
そこで、改めて、これまで頂戴した大量の名刺をじっくり見返してみると、
デザイン事務所や比較的小規模な会社ほど、凝っていて、奇をてらったものが
多いことがわかった。私が個人経営するデザイン事務所の名刺も、例外ではない。
それに比べ、信頼の老舗ブランド、大手企業の名刺は、
どれもすごくオーソドックスで落ち着いた雰囲気を漂わせている。
“名は体を表す”とはこのことか?
結局、私達が設立する新会社の名刺も、
オーソドックス風格狙いの落ち着いたデザインを採用した。
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“Wiki” Google帝国に挑む!?
先日、行きつけのBarで一杯やりながら雑誌をパラパラめくっていると
“ウィキペディアのWikiが検索サイトに参入!!”
の記事に目がとまった。
Wikiといえば私の知る限り“Web2.0中のWeb2.0”。
サイトに参加している人たちの共同作業でどんどん編集していく
インターネット百科辞典でチョー有名なあのWikiのことでしょ?
そのWikiが今更検索サイト?
検索サイトといえばGoogleでしょ?
???なんで今更???
Web2.0界の怪物同士が世紀の直接対決か?
果たしてWikiに勝算はあるのだろうか?
しかし、この時期にわざわざ最後発で参入するというのだから
それなりに勝算があるとしか思えない。
ムム、これはちょっとオモシロイ!
Web2.0ウォッチャーの私にとってはワクワクするような事件である。
記事によると昨年末に発表…とあった。
去年の暮れに発表されてたの?…知らなかった。
例えて言うなら
Web2.0の怪物VSWeb2.0の巨人?
情報発電所VS情報メガバンク?
ゴジラVSキングギドラ?
今後の展開から目が離せない。
“my MTV”ケータイ向けSNS!ナンデストーッ!
参った!参った!参りました~っ!!!
あの“MTV”ブランドのケータイサイト
その名も“my MTV”が、8月1日サービスインしてました!
ドコモ、au、ソフトバンクの3G端末に対応。しかも無料!
アーティストを“myフレンド登録”すると、なんと!そのアーティストが、
自分の日記や動画にコメントしてきてくれるらしい。ほんまかいな?
もちろん、“MTV”だから音楽や動画の配信がメインである。
今度のこれは、所謂“お気軽オモシロサービス”とは明らかに違う。
真正面からの直球勝負!直球も直球!剛速球ストレート!
格が違う。土俵が違う。スケールもパワーもぜんぜん違い過ぎる。
謂わば、メジャーリーグVSリトルリーグ、いやいやイチローVS極楽トンボ…。
だがしかし、見方を変えると、こうしてメジャーリーガー?の皆様方が、
次々にモバイル向けサービスを始めるということは…。
やはり、私達が睨んだ通り、今後モバイル業界が、ITの主戦場に
なって行くことを如実に物語っている証ではなかろうか?
我々の“目のつけどころ”は“確かにシャープだ!”…マチガイナイ!
資金・ブランド・組織力は、遠く及ばないが、
“知恵”と“ヤル気”と色気無いから“愛嬌”で、真っ向勝負の覚悟である。
才色兼備のシンパシー!?
新会社法の施行によって、株式会社設立の門戸が広く開放された。
会社を創るのに必要な事務手続きは、全て自力でできるし、費用も安いとは聞くが、
これがかなり複雑で、ド素人にはとてもとても手に負えそうにない。
そこで、この厄介な手続きは、司法書士なる職業の先生にお任せすることにした。
第1次選考として、ネットで最寄の司法書士事務所を3軒ピックアップ。段取りと
費用と日数の3項目について、電話で丁寧に、しかも図々しく聞き込み調査した。
大阪人ゆえ、当然“ハヤイ!ヤスイ!ウマイ!の3拍子”が判断基準になるのだが、
応対の仕方から、声質と大きさ、会話のレスポンス、かもしだされる全体の雰囲気、
要は、私との相性も審査基準に加えさせて頂き、厳正なる最終選考審査の結果、
見事に勝ち残られた方が、たまたま女性であった。
早速アポを取り、第1回目の打合せに、徒歩5分の先生の事務所を訪ねた。
予想外にお若く美しく、予想通りにテキパキとしてフランク!
とても感じがイイ!当たり!だ。私の人を観る眼、いや聴く耳もなかなかである。
しかも、会社設立日、つまり我が社の誕生日をどうしても獅子座にしたいから、
急いで~!という私の我が儘を叶えるために、休日を返上してまで一生懸命対応
してくださるという。う~ん、ステキな出逢いである!…と一方的に感じていた。
そして、私の感じていたシンパシー曲線が、更に上昇カーブした。
世間話を通じて、プライベートな境遇が、似ていることが判明したのである。
こりゃあ、もう運命!…と思いきや、「ご一緒に呑みたいわ~!」と先生。
そこまで似てますか~?「今から行きます?」の一言をかろうじて、抑えたが、
第1次事務所選考時、御近所からピックアップした甲斐があったというものである。
大阪ミナミの新たな美しき呑み仲間との出逢い!の瞬間である。
先生には、お気の毒かもしれないが、覚悟して頂こう!

“SAMPLE版”に感涙!
8月1日、昨日の正午、私達が今、準備を進めているケータイサイトサービスの
初めての“SAMPLE版”が、メールで送られてきた。
『うっ!動いた!ほんとに動いた!!!』
数ヶ月前、バーカウンターでのホロ酔いトークから生まれた、机上の空論、
絵に描いた餅が、実際に、私のケータイ画面の中で、動いているのだ。
システム制作の御協力を頂いている方からの「まだ紙芝居ですから…」の言葉も
何処へやら。イケテルカモ~!オイシイカモ~!ヨダレが出そうである。
画面の中で、健気に動く可愛い我が子に、気分は赤丸急上昇!感涙であった。
冷静によくよく見てみると、確かに紙芝居。限られた画面を往復するだけで、
まだまだ未熟者ではあるのだが、実際に、画面を動かしては眺め、眺めては動かし、
を繰り返している内に、とある記憶が蘇った。
遥か昔、家電メーカーに入社当時、ピッチピチ!というより、オーバー65Kg、
ドスコイ系大型新人!と歓迎された?駆け出しデザイナー時代のことである。
初めて担当した商品の“デザインモデル”と呼ばれる外注試作模型が、モデル屋の
オッチャンから、デザイン室に届けられた瞬間のえもいわれぬ感動と同じである。
今夜は、嬉しくて眠れないや…とほくそ笑みつつ、布団の中でもズ~ッと画面を
動かしていたら、久しぶりにバク睡していた。
今朝、慌てて画面を確認したが、夢ではなかった。我が子はちゃんと居た。
しかしながら、ここから先が肝心である。浮かれてばかりはいられない。
使う立場に立って、考えられる限りの操作を繰り返し、動作画面を隅々までチェック
しなければならない。使い易さ、わかり易さ、所謂、ユーザビリティーの向上である。
表記内容はわかり易いか?
レイアウトは適切か?
操作フローに不備や漏れは無いか?
グラフィックはイメージ通りか?イケテルか?
バグをひとつひとつ、つぶしていくという地道な作業が待っている。
それでも、初めての動く画面を手にした嬉しさは、ナニモノにも変えがたい。
“ネットノムコウ”に向かって、確実に、一歩踏み出したことが実感できたのである。
これだから“クリエイター”はやめられない!