“ハンコサンコ”に想いを馳せる | テッパンノムコウ?

“ハンコサンコ”に想いを馳せる

名刺に続いて、株式会社の必須アイテムがもうひとつ。

会社のハンコ、“社判”である。

こちらも“名は体をあらわす”ことにもなる。

その上、日本と中国の貴重な文化ともいえる印鑑の習慣と制度は、ちょっとオモシロイ!
なんでも、印鑑には、人相ならぬ“印相”なるものがあるらしく、相の良し悪しが、

会社の業績を左右するとかしないとか…。だから拘る人は、めちゃめちゃ拘るというのだ。

ならば、社長の“人相”は大丈夫か?との心配はさておき、“我が社のハンコ”も自らデザイン

する勢いであったが、会社登記用でもあるし、ましてや“印相”など皆目わからない。
「某百貨店の印相はええらしい。」との噂を聞きつけ、調査するも、
“ええもん”はそれなりに時間もかかり、お値段も“ええもん”だ。

よって、今回は時間と費用の節約コース、オンライン“ハンコヤドットコム”に依頼決定!
HPに丁寧な説明があったが、電話の応対は更に親切丁寧であった。
http://www.hankoya.com/

書体は、法人の多くが篆書体(てんしょたい)、続いて吉相体や古印体。
素材は、木材、水牛、琥珀、象牙、チタンなどグレードがあり、価格は、この素材のチョイスで

ピンキリとなる。印刻師の巨匠の手彫りともなれば、更に“ええもん”となるようだ。

会社実印は法務局への登録、銀行印は取引銀行への登録、角印は契約書や領収書の捺印用、
これら“ハンコサンコ”が、一般的な会社設立セットのようである。

発注後、FAXでのデザインチェックを経て、待つこと2日。
出来た!出来た~!化粧ケース入り豪華3点セット。余は満足じゃ~!

芋判を作って遊んだ幼少の頃を想い出しつつも、
初めての“我が社のハンコ”捺印の日が、待ち遠しくて仕方ない。


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