番外編=目隠し日本酒飲み比べ会~1位になったのはなんと | 酔い人「空太郎」の日本酒探検

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意欲ある先進地酒蔵のお酒をいただき、その感想を報告します。
SAKETIMESにも連動して記事を載せます。

コロナになって大人数で集まることができなくなり、すっかりご無沙汰してしまった目隠し日本酒呑み比べ会を5年ぶりに開催しました。

 

今回は6人が参加。空太郎以外はお題に合ったお酒(4合瓶)1本を、空太郎は5本持ち込んで全部で10本をブラインドで飲み比べました。

お題はこの季節ならではの、50%~70%精米の純米生酒で、澱がからんでいない清澄なお酒でした。

 

まずは、先に集まったお酒をご披露します。

あいうえお順です。

 

あたごのまつ(宮城・新澤醸造店)純米吟醸生酒

紀土(和歌山・平和酒造)純米吟醸生酒

田光(三重・早川酒造)純米吟醸生酒

奈良萬(福島・夢心酒造)純米生酒

鳴門鯛・環音(徳島・本家松浦酒造)純米吟醸生酒

二兎(愛知・丸石醸造)純米吟醸生酒

伯楽星(宮城・新澤醸造店)特別純米生酒

伯楽星(宮城・新澤醸造店)純米吟醸生酒

ゆきの美人(秋田・秋田醸造)純米吟醸生酒

吾有事(山形・奥羽自慢)純米吟醸生酒

 

新澤醸造店のお酒が3本もエントリーしたのはもちろん、偶然です。

審査した6人は女子4人(20代2人、30代1人、50代1人)、それに40代男子です。

全員、日本酒には詳しく、中級者以上でした。

 

10点満点で小数点第一位での審査をお願いして、集計した結果が以下の通りでした。

 

 

優勝 奈良萬 純米 53.1点

準優勝 二兎 純米吟醸 50.5点

3位  紀土 純米吟醸 50.4点

4位  田光 純米吟醸 49.4点

5位  ゆきの美人 純米吟醸 49.2点

6位  吾有事 純米吟醸 49.1点

7位  伯楽星 特別純米 48.3点

8位  鳴門鯛 純米吟醸 48.1点

9位  伯楽星 純米吟醸 47.9点

10位 あたごのまつ 純米吟醸 45.7点

 

 

伯楽星が純米吟醸よりも特別純米の方が上位になったのには驚きました。

「10本すべてが美味しいお酒だった」というのが参加者の一致した感想ですが、わずかな違いが6人分積み重ねられるとこういうことになるのですね。

夢心酒造の蔵元、東海林さん、おめでとうございます。

 

コロナも沈静化したので、また、目隠し日本酒呑み比べ会は定期的に開いていきたいと考えております。