大阪府阪南市の浪花酒造が醸しているお酒をまとめて取り寄せて飲み比べをしました。
3本目はこれです。
浪花酒造が2025年から始めた酒造り体験企画に参加してきました。
午前中は蒸し米運び、放冷、洗米作業などをこなして昼食&昼休みでした。
そして、午後です。
まずは冷蔵庫で冷ました蒸し米を仕込みタンクへ投入しました。
櫂入れもしっかりやらせてくれました。
次に麹室に入り、まずは出麹作業。
できあがった麹を小分けして、室の外の枯らし場に並べます。
続いて、朝一番(これは8時前)に盛りに移行していた麹の仲仕事をします。
室に入る時は毎回二段構えで手を入念に洗わされますが、麹の作業はすべて素手でこなしました。
手袋をしないのは、おそらく杜氏さんが、麹の具合を手の感触で確認するのも重要と考えているからだと思いました。
作業が一段落すると、清掃・片付け作業に入りました。
洗濯物を干すなどの作業もきっちりこなして、16時過ぎに蔵人としての作業は終了。
17時までの時間は販売所で蔵元と会話しながら、お酒をひと通り試飲し、最後に買い物をして終了でした。
さて、3本目は地元の波有手谷福地区と石田地区で収穫された、ひのひかりを使った60%精米の純米吟醸、火入れです。
上立ち香は凡庸な酒エキスの香り。
玩味すると中程度の大きさの旨味の塊が、平滑になった表面に油膜を張って、スベスベの感触をアピールしながら、粛々とした態度で忍び入ってきます。
受け止めて保持すると、促されるままにゆっくりと膨らみ、拡散して、適度な大きさの硬めの粒々を次々と射掛けてきます。
粒から現出してくるのは甘味7割、旨味3割。
甘味はザラメ糖系の硬質なタイプ、旨味は複数の個性的なコクが複雑系をなしており、両者は足並みを揃えて重厚で荘厳な雰囲気を描きます。
流れてくる含み香も癖のある独特な香り。
後から酸味と渋味が僅少現れて、アクセントをわずかに付与。
味わいは終盤までどんよりとした雰囲気で終盤を迎えるのでした。
それでは、浪花酒造のお酒、最後の4本目をいただくことにします。
お酒の情報(26年38銘柄目)
銘柄名「波有手&石田(ぼうで・いしだ)純米吟醸 2024BY」
酒蔵「浪花酒造(大阪府阪南市)」
分類「純米吟醸酒」
原料米「地元産ひのひかり」
酵母「不明」
精米歩合「60%」
アルコール度数「16度」
日本酒度「不明」
酸度「不明」
情報公開度(瓶表示)「△」
標準小売価格(税込み720ml=1900円」
評価「★★★★(7.45点)」












































