人に対して過剰に案じる という、
他者へ心配をしている様を投げかけていた ことを、認めることができた心は軽くなっていました。
彼女のセッションの続きです
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保育所でお迎えを待っていた時の5才の彼女は、
外が暗くなり、園の大きな門が閉まり、勝手口からの出入りの時間やなぁ。。。と思いながら、
もしかしたら、(親は私のことを)忘れてる!?
迎えに来ないかも知れない
私の事はどうでもいいの
と、考えていたことも分かりました。
このとき、彼女のなかでおこった感情を無いこと(否認)にした為に、
(他者に対し)心配する=投影 ということが明らかになりました。
彼女の行動(他者への心配)は、
自身の不安の顕れだったのです。
他者を気に掛けることで、自分の気持ちを落ち着かせていたのです。
彼女は、
赤ちゃんの頃、市場の中で両親が営む店の奥の段ボールの中でよく寝ていました。
考えてみれば、寒い日は暖かくしっかりスペースが確保できる場所。
けれど、子どもの頃は、お客さんに「店の奥の段ボールの中で寝てた子やなぁ?」と言われ
「(私)寝かされていた」と拗ねてムッとしたり、”段ボール”だったことが恥ずかしかった。
お客さんは、
赤ちゃんだった子が、大きくなっていたことに嬉しくなって発した言葉でした。
SBFワークを終え、
両親、保育所の先生や給食のおばさん、親が営む店のお客さん達、住んでいた家のお隣さん
たくさんの方たちからの愛に囲まれ、育っていたことを知ったセッションは、
彼女の中でとても大きなものとなりました。
「なにか、つき物がとれたみたい」と、話す彼女=私の足どりは軽くなり、
自分を幸せにし、自分が成長する ことは、
これまでの周囲からの恩恵に報いる唯一の在りかた であり、 生きかた だと確信しました。
SBFのセッション村中先生はこちらから
今回の彼女のセッションは、塾生モニターのセッションです