手術当日の夕方から、

麻酔が切れて痛みが増してきました。

普段処方されているクスリが服用禁止で、

痛み止めは座薬だと言われました。

それほどじゃないなぁ、とガマンしていたら、

痛み止めと胃薬だけはOKが出ました。

すぐに服用すると、しばらくして痛みが和らぎ、

こんなに効くんだ! と、改めて実感。

すると、お腹がすいたことを思い出し、

頭の中は食べたい物でいっぱいに。

でも、ガマンするしかない…


夜明け前から、また痛みが出てきました。

起床時間の6時を過ぎた頃、

看護士さんが検温と血圧測定に回って来たので、

痛みが強くなったと言いました。

『もうすぐ朝食が来るので、先に飲んでもいいですよ』

嬉しい返事に、早速ロキソニンだけ服用。

トラマールは他のクスリと一緒に食後に回しました。

朝食はこんな感じ
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【きざみ食】という状態で、

全粥とほうれん草のごま和え、
さつま揚げと人参・里芋の煮物と
お味噌汁、そして牛乳です。

形がなくなるって、かなり寂しい。

当たり前の食事が恋しいです。


お粥には、買って来た海苔の佃煮を載せ、

美味しく頂きました。

おかずはあえてコメントしません。

とにかく、食べられたことで満足。


その後はうがいをして消毒。

そして診察となりました。

病棟内に診察室があるので、

特に移動もなし。

私は1番最初でした。

抜歯した場所に血液が溜まっていないか、

顎と患部を押して確認します。

こぶとり爺さんに負けないくらいの、

腫れ上がった左顎は、さすがに痛い。

しかし、主治医曰く、

『みぎの方が深くて大変だったんだよね。

   でも、あんまり腫れてないね。

   腫れるのは明日がピークだよ』

と、怖いことを言われました。

かと思えば、

『明日、明後日には退院していいよ。』

と、驚きの発言。

月曜日の9時半に神経内科の外来診察があるので、

退院は月曜日にしてもらいました。

血液検査の結果も、炎症反応なしだったのかも。


お昼まではあっという間に過ぎ、

また食事の時間。
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写真が逆さまですが、

全粥に茹でたブロッコリーと人参、

オムレツに酢の物、味噌汁とヨーグルトです。

オムレツを刻むって、かなり悲しい。

朝食も昼食も、お粥を残した他は完食。

お腹はいっぱいになるけれど、

満足出来ないって、どうしよう。

用意してきたゼリーでごまかそう!
   
   




今朝は6時に手術用の胃薬を飲んで、

以降、飲食禁止になりました。

8時過ぎには若い女性の医師が、

点滴の留置針を刺しに来ましたが、

3回やって全部失敗(´д`lll) 

改めて違う女性医師が来て挑戦。

かなり苦戦し、利き腕の右手に変えようとしましたが、

ゴムで締められた右腕が震え始め、

左手しか出来なくなりました。

温めたりしながらようやく血管に辿り着き、

すでに8時50分。

途中、ダンナさん、助教授、主治医である執刀医も来て、

励ましてくれました。

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9時になって、手術室に歩いて移動。

同じ3階にあるので、すぐに着きました。

たくさんのスタッフに囲まれて手術台に乗ると、

脊椎に負担が掛からないように、

4枚のマットを敷いて調節。

私が納得した体制が、主治医にも丁度良かったようで、

『これで行こう! 後は高さを変えればいいや』

と、スムーズに進みました。


麻酔科医から、

『点滴に眠くなるお薬が入りますよ』

と言われて間もなく、意識がなくなりました。

気付いた時には、病室のベッドに居ました。

11時を少し過ぎていました。

様子を見て安心したのか、ダンナさんは帰宅。

初めての吐き気に襲われながら、

また眠ってしまいました。

次に目が覚めたのは午後1時半頃。

トイレに行きたくなった時に、

丁度看護士さんが来てくれました。

『少し腫れてきましたね。痛くないですか?』

もちろん、

『痛いです!』

と、答えました。

『痛み止めの座薬を入れましょうか?』

と言われましたが、頸椎や腰椎の時と比べれば、

比べ物になりません。

『いえ、大丈夫です。それよりトイレに行きたいんですけど』

と言うと、

『あと30分ガマンしてください。』

あ~、手術後3時間は絶対安静だった。゚(T^T)゚。

酸素マスクも外せないし、ガマンガマン。

だから丁字帯もカテーテルも無しなんだもの。


3時間経過した午後2時、酸素マスクが外れ、

歩いてトイレに行く許可が出ました。

これでひと安心。

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心電図は24時間外せないので、

ポシェットに入れて、点滴を押しての移動です。

でも、術後3時間でここまで来られれば満足。


ちなみに、今回の手術で抜いた親知らず2本は、

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切開や顎を削るのを少なくする為に、

いくつかに分割されて取り出されました。

グロくてスミマセン。


今日は糖分なしの水分補給のみで、

食事は明日からです。

もう少し頑張らねば!



とうとう来てしまった6月9日。

11時に入院手続きをして病棟へ。

今回は初めての南側病室。

駅周辺の高層ビルが見えます。

3階なのと、廊下側のベッドで景色は諦め…


看護士に案内されてベッドに着いてから、

書類や体調の確認や、病棟担当医からの説明が終ると、

昼食が運ばれてきました。

まだ荷物すらほどいてないので、

急いで片付けて着替えを済ませました。

昼食を済ませると、薬剤師が来て処方薬の確認。

次に口腔外科の外来で歯のチェックと掃除。

1度病室に戻ってから、向いのスーパーに買い物へ。(内緒)

飲み物やヨーグルトを冷蔵庫に入れて、

息つく暇もなく、手術室横の麻酔科へ。

手術の流れと麻酔の方法等を聞きました。

この後は少し時間が空いて、1時間程昼寝。

『○○さん! 手術室担当の看護士です』

の声で目を覚まし、過去2回の手術のことや、

明日の手術についての話し合い。

腰椎の手術から1年未満で腰への負担を減らす工夫や、

手術時間が2時間程度と短いので、

カテーテルをやめることが決まりました。

精神的な負担がかなり減りました。


間を置かずして、シャワー室の予約が取れたと言われ、

慌てて準備してシャワーへ。

髪を乾かし、夕食を食べて家に電話。

入院してからバタバタと時間が過ぎて行きました。

ようやく落ち着いた夜8時過ぎ、

主治医が見に来てくれました。

この後、9時には手術用の胃薬を飲んで就寝です。


あ~、忙しかった。
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すっかり初夏の風景になった病院。

メタセコイアを見る度に、

季節の移り変わりを感じます。

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新緑って感じ。

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エントランスのアマリリスは、

去年も咲いてたなぁ~。

家のアマリリスとは違う種類だ!


病院に入ると、自動受付機にカードを入れ、

予約済の口腔外科をクリック。

次に予約なしの耳鼻科も受付して、

口腔外科に行きました。


1週間くらい前から始まっためまいを告げ、

耳鼻科も受診することを伝えると、

主治医に確認してくれて、

耳鼻科の診察を終えてから、

入院前検査をすることになりました。


耳鼻科は、この病院では珍しくすいてる科。

問診票を記入して血圧を測ると、

間もなく名前が呼ばれ、中待合へ。

初めての耳鼻科部長診察。

以前も経験した良性突発性頭位めまい症でした。

でも、今回は吐き気が強くてツライんです。

入院中は寝たり起きたりの繰り返しですから、

出来れば治してしまいたい。

しかし残念ながら、1回で治す方法を実施してない。゚(T^T)゚。

手術の麻酔から覚めたら、酷くなる可能性があるらしい。

それでも薬で様子見しかなさそうです。


耳鼻科を終えて、口腔外科に戻って順番を待っても、

なかなか名前を呼ばれません。

11時に手術のカンファレンスの予定が、

11時半を過ぎて検査も始まらず…

ダンナさんも来て待っていたので、

業を煮やして、受付に行って確認。

すると、耳鼻科からの結果待ちで、

動きが取れないとの返事。

あ~(≧∇≦)


また少し待って、やっと呼ばれました。

主治医と会うのが初めてのダンナさん。

歯科大だけあって、歯科医の人数は多く、

しかもみんな胸を張って歩いてるイメージ。

主治医は3番目に名前がある人なのに、

普通の医師と変わりません。

テキパキと話し、要望も聞いてくれるし、

いきなりの予約も本人が電話で対応してくれます。

ダンナさんは予定があるので、

検査後まで待てません。

すると、すぐに概要を説明してくれることに!

10分程度でひと通りの説明が終わり、

私は検査へ、ダンナさんは帰りました。


入院前検査はいつもと同じ。

血液検査と尿検査、胸部レントゲンに

心電図、肺機能検査の5種類。


順調に終わって、入院に必要な書類を受け取り、

その場で記入して署名するものは済ませ、

入院前日および当日の流れや注意事項を聞きました。

まあ、いつもと変わることはなく、

かえって楽になるようです。

フットマッサージもリハビリもなし。

ひたすらベッドに居ればいいだけ。

暇つぶしの材料が必要ですね。


不安なのは、顔が腫れたり青アザができること。

仕方ないですけど…

痛いのかなぁ。(´д`lll)
日付が変わった今日、入院前の検査をひと通りと、

手術についてのカンファレンスがあります。


もともと歯科大学の付属病院だし、

頸椎、腰椎と2度の手術をしているので、

あまり緊張はしていません。

通い慣れた病院ですからね。


さあ、どんな手術になるんだろう(;^_^A
26日は泌尿器科の診察日。

問題はその前日に、水分摂取と排尿の量を、

1時間きざみで記入しなくてはいけません。


透明のコップに50mlずつ印を付け、

トイレの度に採尿。

かなりのストレスになりました。


病院に向かうバスの中で、去年入院時に同室だった方にメール。

退院後も連絡を取り合っていて、

アマリリスを1鉢、家まで届けますと送信しました。

すると、すぐに電話が鳴って、

「私も10時に整形外科の診察だから持って来て」

と言われました。

「でも、荷物になりますよ。」

と答えても、

「大丈夫、背負って帰るから。」

結局、病院まで持って行きました。


予約時間より早く到着したので、

整形外科の待合室に行くと、彼女がいました。

お互いの荷物を交換して、お花の注意事項だけ言うと、

彼女の名前が呼ばれました。

「じゃあ、またあとでね。」

なんとも慌ただしいやりとりをして、

私は泌尿器科へ。


まずは検尿。

次に残尿検査をして、

尿検査の結果を待ってから、診察です。

前日に記入した飲料と尿の用紙を渡し、

検査結果と最近の様子から、

特に注意するべきことはありませんでした。

潜血は相変わらず【 3+ 】でしたが、

体質的な可能性もあり、経過観察となりました。


次回は8月にエコー検査と、翌週に診察です。

ウブレチドの副作用も治まった為、

3ヶ月分処方してもらいました。

泌尿器科の診察は、当然ですが尿検査もあり、

そのために、何度も名前を呼ばれて行ったり来たり。

意外に時間がかかります。

3ヶ月先になったのは、ホッとしました。


次は6月3日に口腔外科の入院前検査と、

主治医(執刀医)からの説明があります。

その翌週の8日は、整形外科の診察日で、

翌日に口腔外科に入院します。

手術は9日。


いよいよ入院が近づいてきました。

「こん(5)にゃ(2)く(9)」の語呂合わせで、全国こんにゃく協同組合連合会が制定したんだって。

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私の出身地は群馬県、ということは、

こんにゃくの生産量は日本一です。

スーパーには色々な種類のこんにゃくが並んでいます。


以前、神奈川県産のこんにゃくを食べたのですが、

食感が違ってちょっとビックリ。

身体にいいし、カロリー低いし、お財布にも優しい。

これからの季節は刺身こんにゃくがいいよね。
…続き

急いでベランダへ行ってアマリリスの花を切り(毎年咲きます)



次に外へ行って、蕾が傘状にたくさんついたイタリアンパセリも切り、

花束にして新聞紙にくるみました。

恩師の命日はGW中ですが、混雑を避け、

アマリリスの花が咲くのを待って行くことにしています。


改めて自転車に乗って駅に向かいます。

平日のお昼過ぎですから、電車はすいていました。

途中、日本橋で下りて丸善に寄り道。

大好きな洋書コーナーへ直行して、

パッチワークの本を探したものの、

最近は刺繍や編み物の本の方が多くて、

気に入った本が見つかりません、残念。


丸善を程々にして、東京駅へ向かいます。



八重洲口前の交差点からの風景です。



どんどん新しいビルが増えて、ずいぶんキレイになりました。



さあ、東京駅。

大丸に挟まれた通路を抜けて改札へ。

駅の構内は工事中で、案内板がたくさん。

ここからは山手線に乗って約20分。

束の間座って、東京の街を眺めます。

巣鴨に着いて階段を上がると、

2年前と変わっていました。

駅ビルができて、お花やさんが改札前に!



巣鴨って、染井吉野で有名な染井霊園を始め、

たくさんの墓地があるにも関わらず、

お花屋さんが見つからなくて困っていたんです。

自分で育てたお花がない季節は利用できますね。


15分くらい歩いて、恩師の墓前へ。

去年は来られなかったので謝りつつ、

たくさんの報告と感謝をしてきました。

お子さんがおられない恩師だけに、

私のことも、息子のことも可愛がってくれましたから。


霊園を出るとすぐに、猫ちゃん発見!



麻呂まゆげの女の子のようです。

正面は…



そう! オッドアイです。

イエローとブルーのキレイな瞳をしていました。

感動です。


巣鴨駅までの帰り道は、景色を楽しみながら歩きました。



都会とは思えない静けさです。



つつじやシュロに混じって、アジサイもたくさん。



ちょっと時期が早かったですね、残念。

梅雨の時期にはあちこちでアジサイが咲き誇るでしょう。


そしてやっと、半年に1度のお買い物。

山手線に乗って日暮里へ。

いつも行くお店が決まっていて、

繊維街に並ぶたくさんのお店は、ほとんどスルーします。

1日いても飽きないくらい、布を見てるのって楽しい!

あれもこれもと、つい欲しくなってしまうので、

予算を決めてから選びます。

結果的に、納得のいくものだけが手元に♪


夢の時間はあっという間に過ぎ、

店内に【 蛍の光 】が流れ始め、大慌て。

エェーッ、もう18時だなんて!

予算分の買い物は済んでいたので、

1Fの特価コーナーに後ろ髪をひかれながら駅方向へ。


かなり気温が高かかったことと、

慌ただしく移動を続けたので、喉はカラカラ。



久しぶりにモスシェイクのコーヒー味を(*゚ー゚*)

若い子のように、一気飲みしてしまいました。


外はもう暗く、尾久橋通りを歩いて西日暮里まで歩きました。



帰りは東京メトロ1本で(途中で乗り換え)帰ります。

帰宅ラッシュと重なって、大手町からはかなりの混雑。

通勤していた頃が懐かしくなりました。

今ではバッグにヘルプマークを付けてる現実が悲しい。

優先席のヘルプマークが胸に刺さります。


自宅のある駅に着いたのは20時頃。

駅前のイオンに寄って行こうと入口に行くと、

なんと、息子とばったり!

髪を切った私に、しばし息子は固まり、

一緒に買い物をして、家へと帰りました。


疲れたのは確かですが、

1年前(手術前)より格段に良くなっています。

5分も歩けなかったのに、今は1日外出できます。

本当に幸せだと実感。


歩けることに感謝です。



昨日(5月24日)は、腰椎の手術後初めての1日外出。

朝9時前に家を自転車で出て、美容院へ。

15分弱で到着するも、残念なことに閉店の案内が…

仕方なくまた自転車に乗り、覚悟を決めて同じチェーンのお店へ移動。

駅ふたつ先の美容院まで行って来ました。

今までのお店は、朝9時開店だったのですが、

こちらは10時開店。

到着したのは9時20分頃で、すでに1人待っていました。

スマホで時間をつぶしながら、10時になる頃には、

私の後ろに3~4人並んでいました。


入院を控え、伸びていた髪を耳のすぐ下くらいまで切り、

かなりサッパリとしました。

入院前にはいつもショートカットにしてしまいます。


帰り道にスーパーに寄って買い物。

ところが、特売日でかなりの混雑。

レジを待つ人が10人くらいずつ並んでいます。

もちろん、カートはすべて出払っているので、

バッグと買い物カゴを自力で持つハメになりました。


帰り道はすでに暑く、お肉があるので急いで帰宅。

するといつものように、

「どこ行ってたんだい?」

と、お隣のダンナさん(おじいちゃん)が声をかけてきました。

髪と自転車のカゴを指さしながら、

「美容院と買い物ですよ」

と、耳の近くに寄って答えました。

ちょっと耳が遠いんです。

でも補聴器には抵抗があるのか、

そのままで頑張っています。

大工さんなので、ちょっと心配なんですけどね。


お肉が気になりながらも、おじいちゃんとの会話が10分くらい。

家に入るとすぐに冷蔵庫へ直行。

すでに12時ちかく。

ちょっと悩んで、明日は家から出られない(1日の尿量計測)

思い切って、また出掛けることにしました。


いざ、巣鴨までお墓参り!


            続く…


今日はかなり気温が上がりました(東京近郊)

私は低反発マットレスで寝ているので、

暑い時にはますます暑さが増します。

と言っても、低反発マットレスに直に寝ているのではなく、

その上に布団を敷いているという、

かなり不条理な使い方です。


厚さ8センチのマットレスにそのまま寝ると、

かなりピッタリと体が埋まります。

それでは柔らかすぎるかな…

とも感じてしまい、布団を敷いています。


腰の隙間ができることなく、

寝返りがしにくいこともなく、

ちょうどいい堅さになって、快適です。

冬はとっても暖かいし。

そのかわり、夏はかなり暑い!

もう、扇風機が稼働し始めました。

暑いとぐったりしちゃいますからね。


暑いのも寒いのも、体が対応できないなんて、

快適な季節はほんのわずかですね。