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水、乗っけてみました

ついにデュックの最後の井戸完成です。

ちなみにこちらの言葉で井戸はドンキーというそうです。英語でいうとBoreholeというんですがドンキーのほうがいいやすいので、近頃はあえてドンキーって言っています。

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最後に完成したドンキーは、コンクリートが乾くのを待つのみとなりまして、ドンキーの受け渡しは今週末の予定です。

ただ悲しいおしらせもあり、一番最初に掘削したドンキーが壊れてしまい、水がでなくなってしまいました。

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原因は中のパイプに砂が詰まってしまったようで、それを取り除くために明日から修復作業が行われる予定です。
早く直って水がでるようになるよう最善をつくします。

ちなみに、こちらの女性がよく頭にのせて水を運んでいる様子をPWJスタッフがやってみるとこんな感じになります。背筋がまっすぐ伸びていないとだめなようですね。

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アリコロ

コンクリートづくりとあり地獄

ただいま井戸の受け渡しと同時進行で看板の設置というものをやっています。どこの組織がどこからお金をもらって、ということなどを書いている看板で、これをつけておくと一目瞭然となります。もちろん何かあったときはどこの組織が建設したかが分かるので、責任をもって仕事をするという意味では重要なものです。


そこで、わざわざ看板をたてるのに人を雇うのもって思い、穴掘りからコンクリート作りまでを行うことにしました。ただ、コンクリートを作ったことがない僕は、ネットでコンクリートの作り方を教えてもらい見よう見まねで作ってみました。

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一生懸命混ぜてるところです。ちょっと分かりにくいと思いますが、スコップの先のほうにある泥のようなのがコンクリートです。

量が少ないこともありなんとか作れまして、とりあえずきちんと立ちました。

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子供達も水を混ぜいれるところを手伝ってくれたり、村の大人たちも穴掘りをしてくれたりと、みんなで力を合わせて看板が立ちました。

その後井戸の引渡しを行いおいしそうに水を飲んでいる子供達。

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その後もう一箇所の引渡しも行っての帰宅中、乾季なのに、道で立ち往生してしまいました。
泥ではなく、砂にです。

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2台ともはまってしまい、抜けようとしてタイヤを回せばまわすほど、あり地獄のように砂のなかに埋もれてしまい・・・。

なんとか通りすがりの1台に助けてもらい無事に帰ってくることができました。乾季でもはまることがあるんですね、今後は砂にも気をつけたいと思います。

今日はスコップの使いすぎで手に豆ができてつぶれてしまいました。明日からも看板立てを頑張りたいと思います。

アリコロ

井戸を、水を、手渡す

最初にデュックに来たときはどうなることかと思いましたが、なんとか井戸引き渡しを行いました。

もちろんまだ掘削中のところもあるので一斉というわけではないんですが、地域が違うので一箇所づつという感じで行っています。

井戸の引き渡しが行われる際に衛生教育というものをすることにしており、

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井戸を掘る前に決めた井戸管理委員の人達を集めて、「井戸をどういう風に扱うべきなのか」ということや、「家のなかで水をどのように保管するべきか」、ということなどを絵で説明していきます。日本人からしたら常識的なものでしかないんですが、このワークショップをやることによってさらに衛生面に気をつけてもらうことがねらいです。

その後に村人が待ち望んでいる井戸の引渡しです。この日までは井戸が使えないようにポンプ内の部品を一個だけ外してあったので、その部分を付け直し

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水がでました。

なんか最初からこの事業に関わっているので、「やっと水がでるとこまでいったな」という感激でいっぱいでした。

今日は3本目の井戸引き渡しまで終わっており、デュック郡で最後になる8本目の井戸掘削場所選定も完了し、やっとゴールが見えてきました。先日紹介した井戸掘削場所も悪戦苦闘した結果なんとか水が出て、あと1週間後の井戸引渡し待ちというところです。

アリコロ

井戸掘削における悪戦苦闘

今日も朝からパジュットという村に行ってます。
前の記事で井戸掘りの作業というものを紹介しましたが、その工程のなかで水が必要ということを言ったと思います。

ただ、地中の地質により、どれぐらいの水が地中に浸み込むかが決まっています。皆さんも経験したことがあるかもしれないですが、公園の砂場で水をたらしてもすぐにしみこんでしまいますが、泥に水をたらしてもあまりしみこまずに水溜りができると思います。

現在掘削中の6本目の掘削地では、地中にあるドリルの先から出している水を地上に循環させて、掘削を行っています。しかし、この地では地中が砂場の砂のようにきれいな砂で、地中にあるドリルの先から地上に出てくるまでに水が砂に浸み込んでしまい、掘削が進まない状況ができてしまいました。

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水をどんどん汲んでこれればいいんですが、水がある池にいくまでに相当な時間がかかってしまい、水汲みに行って帰ってくる間には水が地中にしみこんでしまうという状況が続いています。現在いろいろな策を練り掘削中です。水場が遠いからこそ、その場所に井戸を掘ってあげたいと思う気持ちと、井戸を掘るためには水が必要という状況の間に立たされ悪戦苦闘しております。

フィールドにいると日本の状況がまったく入ってこないのですが、電気・水がない状況で乗り切っている人達がたくさんいると思います。僕らもそういう状況下で仕事をしていて大変さが身にしみています。その中でもみんなが助け合いこの困難を乗り切ってくれることを信じています。震災地でこのブログを読んでいる人がいるかどうかわかりませんが、自分が一人ではないことを感じ頑張ってください。

アリコロ

乾季からの移り変わり

週末はジュバにいたんですが、日本の地震が気になりながらもこちらの井戸掘削進行状況も気になってきだし、デュックに帰ってきました。

井戸は現在6本目の掘削までいってます。
今行っているパジュットという村には井戸を掘るための水が遠くにあり、その水も乾季の最後のほうになり牛の水飲み場にも使われています。井戸掘削の際には村人ともめることなくうまく水をもらってこないといけません。そのため、井戸を掘るための水を得るのに時間がかかるという状況になってきています。

パジュットという地域は僕らが宿泊している地域から往復5時間という道のりです。こちらも車に乗っているだけで疲れるという状況でなんとか毎日の行き帰りを行っています。

今の時期は乾季の終わりということもあり、乾燥した藁を干している場所をよく目にします。今日はわらぶき屋根の取り付け作業をしている男性がいたので紹介します。

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見た目にもきれいな黄金色になり新築という感じがしますね。すこし遠いですが、右端のほうにある家をみてもらえば色は一目瞭然ですごくさっぱりしています。

これからの半年間の雨季にそなえ、あたらしい藁葺き屋根に取替えすれば半年は持つ気がしますね。

アリコロ

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PWJは東北地方太平洋沖地震の被災者支援として、宮城県気仙沼市への緊急支援物資の輸送などの支援活動を実施しています。
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東北地方太平洋沖地震

今回デュックから一時的に帰ってき
ジュバでの休暇を楽しもうとルンルンとしているところに
ジュバ空港に降り立ったときに衝撃がはしりました。

その時テレビのニュースに日本で地震で起こったことが放映されており
そのテレビを食い入るようにみてると
スーダン人から日本人か?と聞かれ
そうだと答えると
大変なことになってるなと言われ
その時初めて日本が大変なことになっていることに気づきました。

スーダンと日本という遠い地域にいながら
報道というもので現地の情報が即座にはいる状況におり
津波で流される家屋や車をテレビでみながら
日本がこんなに大変なことになっているのに
僕はスーダンで何をやっているのだろうと考えさせられました。


バン国連事務総長は日本は世界で助けを必要としている人たちに対する最大の支援国の一つだと述べた上で、「この極めて困難な時に、国連は日本国民と共にある。われわれは(日本のために)全力を尽くすだろう」
という記事を読み
これまで日本がいろんな国への支援をやってきたからこそ
各国か迅速な支援の準備を行ってくれたのではないかと思います。

他国が厳しい状況の時に協力するというその姿勢に非常に共感させられ
僕らが今できることは新しい国を作ろうとしている南スーダンに
彼らと一緒に井戸を作りきれいな水を供給するのが
間接的に日本を支援することに繋がることを信じて
引き続き井戸掘削を行おうと思います。

もちろん南スーダンが将来日本を支援できるようになるのには長い期間かかるかもしれないが
月曜日からデュック郡に戻り
電気と水がない環境で頑張っていきたいと思います。

井戸掘削状況の報告ですが

現在デュック郡での井戸掘削は4本目にかかりました。
アコボ郡でも4本終わっているので
合計8本となりました。

PWJとして東北地方太平洋沖地震への支援も決定し
仮設テント等を持ち込み被害に遭われた方々への救援を開始するようです
そちらも応援よろしくお願いします。

地震の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

アコボからこんにちは

今回新たに着任したヒロと申します。今後とも宜しくお願いします。

さて、ジュバからWFPのセスナ機で北へ飛ぶこと1.5時間。
灼熱の町アコボが目の前に現れる。降り立ったその土地の中心地には並木道があり、一見すると快適な環境に囲まれているかのように思われ、町はずれの川辺では、髪の毛を黒く染める若者達の笑い声が弾けている。この地にバナナ等の果物は全くないが、コミュニティーの人々は木の実を採取しビタミン摂取にも心がけているようだ。

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しかし、2キロ、いや数百メートル場所を移せば、そこは縦横無尽に亀裂が走る干上がった大地。色が一変する。

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この地で今回既に始まっている井戸掘削は、地元政府が要望として提出した数十カ所の候補地の中から、近くの井戸や川まで水を汲みに行くのに数時間を要する場所を優先的に選択しており、さらに町から道なき道を車で飛ばしても30分はかかるコミュニティーに絞り、一日一本のハイペースで掘削作業が続いている。

掘削会社は巨大トレーラー3台に給水車の計4台でチームを組み、指定のポイントに前日夜に入り翌日早朝に掘削開始、そして、昨日一本、今日一本・・・今日までにアコボの東部3カ所の地下約85メートルの深さから、勢い良く、透き通った水が天高く吹き出しており、この乾季だけでアコボに10本強の水柱が天へと舞い上がる予定だ。

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これまで、写真のような形で川の泥水を口にしていたアコボの子供達の瞳にも、今まで以上の輝きがにじみ出ている気がする。これまで大小の紛争に翻弄され続けてきた彼等。水の確保には、命の源というだけでなく教育、生産活動、環境等、復興発展へのカギが含まれている。このゆったりとした空気の流れる町アコボ、干上がった大地とともに、彼等の心にも潤いが生まれ、まずは争いのない良き住環境がコミュニティーからコミュニティーへと広がって行く事を切に願う。

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(文・写真:HIRO)

井戸掘削地を決めるときのトラブル

爽快な写真から入りますが、これが2本目の井戸掘削のパイプ洗浄中の映像です。

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決して水が噴出してるわけではないのであしからず。

2本目の掘削地はかなり水が多かったので、井戸の水の量も期待できると思います。
来週には住民に井戸の受け渡しがあるので、その様子を紹介できるかと思います。

さて、今日の3本目の掘削地で起こった事件なんですが、昼前まで問題なく30メートルほど掘ったところで住民の一人がきて、なにやら文句をいっているよう。(言葉はわからないんですがニュアンスで)「とにかくここに掘るな」と言っている風。

僕にはさっぱり理解ができなのでうちのスタッフに訳してもらい、結局住民のなかで井戸掘削地の相違があったよう。まあ、ここまでは結構ありそうなことなんですが、それから5時間近く同じ議論になり、郡長がでてきたりしてやっと5時間後にその場所でいいということになりました。

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真ん中で指を刺しているのはPWJのスタッフです。この議論かなり白熱していました。

結局問題は、最初に指定した場所を、途中で一部の住民が変更し、それによって住民全員の総意ではない掘削地の場所決めになってしまったということだったのです。

ただ、その場所は住民の代表者として出てきた人が示したものですし、井戸掘削をすでに始まていた僕らに変更する余地はなく、住民の人々に事情を分かってもらった上でそのまま掘削を続行するほかありません。その議論に5時間近くを要し、なんとか解決したわけです。

井戸掘削地がほんの少しずれるだけでも大きな議論になり、彼らがどれだけ水不足に悩まされているかを物語っていることを知る日となりました。

現在夜通しで井戸掘削を行っており、明日には掘削作業が終わる予定です。

アリコロ

獲ったどーっ

今ポックタップという町に泊まっているんですが、そこに池がありまして、今日井戸掘削候補地を見に行くついでにすこし覗いてみました。

こども達が楽しそうに泳いでいたんですが、その中の子供が浮き輪みたいなもので浮いていました。

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何で浮いているのかというと、一つの袋にペットボトルをいっぱい入れて、それで浮いているという工夫を凝らしたものでした。

もちろん、ただ泳いでいるわけではなく、どじょうのようなものを釣っており

「獲ったどーっ」

と見せてくれました。

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キャッチアンドリリースのようなものはここには存在しないので、そのまま家に持ち帰り食べるようですが、かなりドブくさいのではないかと・・・。

彼らの免疫があるからこそ泳いだり食べたりできるのであって、よい子のみんなは真似しないように。僕も明日からの井戸掘削地候補地周りに備えて、いくら外が熱くても泳ぐのは避けさせてもらいました。

少し井戸がどうやってできるかというのを話しますと、最初のステップで住民に対して話し合いを行うというのを以前に言いましたが、話すだけでは、「そんなこと聞いてないよ」といいだす可能性があるので、合意書のようなものを結び、こちら側がすることと住民達がしなければならないことにサインをしてもらいます。

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基本的には簡単な説明で、井戸を掘るために必要な協力を住民達からも自発的に行ってもらうということです。この前の記事で書いた、掘削用の穴掘りなどがこれにあたります。

アリコロ

スーダンの子供が粘土でつくるものは・・・?

今日は井戸の話も皆さんちょっと飽きてきたと思うので、井戸現場で一緒に座っていた少年達が作っていた粘土細工の紹介をします。

1本目の井戸掘削地のまん前が池だったんですが、その池が干上がってしまい、沼地化しています。そこでとってきた泥をいろんな形にして遊んでいるのを目撃し、何の形にしているのかをよーく見てみると、

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ってよく見えないかもしれませんが、彼がもっている粘土細工、確実に“角”がありますね。

やはりここでも牛なんですね。立派な角がある牛ほど価値があるのがここでの牛の見分け方であり、その牛を毎日見ている彼らからすると、何かを作るとすると”牛”というのが一番最初に頭に浮かぶのでしょう。


さて、少しだけ井戸の経過を話しますと、今2本目の地点で33メールほどまで掘っており、今夜中には終わるということです。さらに、「今日はこの村に井戸を掘ります」ということを伝えにいった時に、

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村の村長さんには事前に伝えてるんですが、1本井戸が来るとわかると村のおばちゃん達が踊り始めました。

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いわゆる当選のように受け取ったのでしょうか。写真では伝わりにくいですが体全体で喜びを表現してくれました。この地域で井戸ができるとなると、一番喜んでくれるのは女性達で、毎日1時間ちかく炎天下の中を歩いていくのがなくなるとなると本当にうれしいことでしょうね。

宝くじがあたったようなもんなんでしょうか。宝くじとの違いは、井戸が完成したのち、その手入れは村人がやっていくことでしょうか。井戸を大切に使って長続きさせてほしいものです。

アリコロ