米国株、ダウ反発43ドル高 2年8カ月ぶり高値、景気回復期待で
米国株、ダウ反発43ドル高 2年8カ月ぶり高値、景気回復期待で
【NQNニューヨーク=滝口朋史】11日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は反発した。前日比43ドル97セント(0.4%)高の1万2273ドル26セントと、2008年6月13日以来ほぼ2年8カ月ぶりの高値で終えた。エジプトのムバラク大統領の辞任発表で、事態が沈静化するとの期待が買い安心感を誘った。消費関連指標の改善を受け、米景気の回復期待が強まったことも相場を押し上げた。
エジプトのスレイマン副大統領が11日、国営テレビを通じて「ムバラク大統領は辞任を決断した」と発表。辞任を求める反体制派のデモが収まり、悪化が続いていた情勢が落ち着くとの観測が広がった。米景気の悪化要因になりかねなかった原油の供給懸念が後退し、安心感につながったという。
米ロイター通信が発表した2月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が前月比で改善し、昨年6月以来8カ月ぶりの高水準となった。米実質国内総生産(GDP)の7割を占める個人消費の持ち直しが続くとの期待から小売関連株などに買いが広がった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同18.99ポイント(0.7%)高の2809.44と07年11月6日以来、約3年3カ月ぶりの高値を付けた。S&P500種株価指数も続伸し同7.28ポイント(0.6%)高の1329.15と、08年6月19日以来の高値で終えた。
業種別S&P500種株価指数では全10業種8業種が上昇。「金融」と「消費循環」の上昇が目立った。原油先物相場の下落を受け「エネルギー」が小幅安。「公益」も下げた。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約9億7000万株(速報値)、ナスダック市場が約20億3000万株(同)だった。
米政府が11日、公的資金で救済した米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)を時間をかけて廃止する方針を示した。住宅ローン関連事業が拡大するとの思惑から、MGICインベストメントやPMIグループなど民間のローン保証大手株が軒並み上昇した。
アナリストによる目標株価の引き上げが伝わった半導体大手マイクロン・テクノロジーが上昇。前日の取引終了後に追加の債務削減策を発表した自動車大手フォード・モーターも上げた。ダウ平均構成銘柄では建機大手キャタピラーや米銀大手JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカなどが上昇率上位に顔を出した。
一方、米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が11日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を14日か15日にも申請する見通しと報じた米書店大手ボーダーズ・グループが急落した。
マイクロソフトと携帯電話事業で提携すると発表したフィンランドの携帯電話機最大手ノキアは大幅安。マイクロソフトにも売りが優勢だった。前日に発表した四半期決算で利益見通しを引き下げた食品大手クラフト・フーズがダウ構成銘柄で下落率首位となった。 (2/12 8:38)
o(^▽^)o エジプトのムバラク大統領の辞任発表で、事態が沈静化するとの期待・・・良かったです 大切な人の命、そして株価
後は軍事政権だけど・・・差別はしないでね
米国株、ダウ9日ぶり反落し10ドル安 下げ渋りもシスコ下落重荷
米国株、ダウ9日ぶり反落し10ドル安 下げ渋りもシスコ下落重荷
【NQNニューヨーク=海老原真弓】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は9営業日ぶりに反落し、前日比10ドル60セント(0.1%)安の1万2229ドル29セントで終えた。IT(情報技術)大手シスコシステムズが9日夕に発表した四半期決算が大幅減益となり、ハイテク企業の業績に対する警戒感が台頭。シスコが14%安となり、ダウ平均の重荷になった。
シスコは投資判断の引き下げも伝わり、一時過去1年(52週)の安値を付けた。ダウ平均は約2年8カ月ぶりの高値圏で推移しており、利益確定売りも出た。ダウ平均の下げ幅は一時約80ドルに拡大した。
一方、ダウ平均は下げ幅を縮める場面があった。エジプトのムバラク大統領が今後の政治運営について、米株式の取引終了直前に演説した。反政府派のデモなど混乱が続いたエジプト情勢が落ち着くとの見方が広がった。朝方に米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は市場予想以上に減少。米労働市場の改善期待も株価を支えた。
米連邦準備理事会(FRB)は、ウォーシュ理事が3月末前後に辞任すると発表。ウォーシュ氏は市場の一部でインフレ警戒派として知られている。辞任発表に対する市場の反応は大きくなかったという。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反発し、1.38ポイント(0.0%)高の2790.45で終えた。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)のうち、下げたのは「IT(情報技術)」「消費安定」の2業種だった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億3000万株(速報値)、ナスダック市場は約24億1000万株(同)だった。
ダウ平均の構成銘柄ではディスカウントストア大手のウォルマート・ストアーズやマイクロソフトも安い。今期の収益について慎重な見通しを示した飲料大手ペプシコが下げた。
前日夕に発表した四半期決算が市場予想を上回り、業績見通しを引き上げた高級スーパー大手ホール・フーズ・マーケットが急伸した。大幅増益となる四半期決算を発表した通信機器大手アルカテル・ルーセントの米預託証券(ADR)が25%高と急伸。四半期決算で前年同期比の最終赤字幅が縮小した通信大手スプリント・ネクステルが大幅高だった。 (2/11 8:17)
('-^*)/ ゆっくり寝てました 今日は祭日ですものね
東証大引け、小幅続落 休日前の売り優勢、トヨタは大幅続伸
東証大引け、小幅続落 休日前の売り優勢、トヨタは大幅続伸
平成23年2月10日
▼ -12.18 (-0.115%)
始値 10,574.80
高値 10,631.94
安値 10,570.62
東証大引け、小幅続落 休日前の売り優勢、トヨタは大幅続伸
10日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら続落した。終値は前日比12円18銭(0.11%)安の1万0605円65銭だった。日本の3連休の間に米国株や外国為替相場など外部環境が変化することへの警戒感から、持ち高を減らす売りが優勢だった。日経平均は約9カ月ぶりの高値水準で推移しており、利益を確保する目的の売りも出やすかった。
市場では「主要企業の決算発表が一巡し、当面、相場を大きく動かす可能性がある重要なイベントもないことから、休日前に手じまう動きが広がった」(大和証券投資情報部の高橋卓也副部長)との指摘があった。もっとも、トヨタが連日で大幅高となるなど企業の好業績が下支えし、売り込む動きもみられなかった。
大阪証券取引所が、日経平均先物などの新売買システムを休日明けの14日から稼働させる予定で、先物市場での様子見ムードが相場の膠着感を強めたとの見方もあった。
取引開始前に内閣府が発表した10年12月の機械受注統計が市場予想を下回り、朝方は相場の重荷となった。きょうは株価指数オプション2月物の特別清算指数(SQ)算出日で、これに関連した現物株の売買注文ではやや売りが優勢だったもよう。
東証1部の売買代金は概算で1兆5550億円、売買高は同20億7545万株だった。値下がり銘柄数は606、値上がりは872、横ばいは192だった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。業種別TOPIXの上昇率上位には「海運業」「鉱業」「保険業」などが並んだ。
2011年3月期の業績予想を上方修正した日産自が、目先の手掛かりが出尽くしたとみた売りで反落。ホンダやファナック、コマツも安い。信越化、TDK、京セラが下げ、前日に決算を発表した旭硝子も下落した。NTT、JTが軟調。一方、日立、キヤノンが堅調。ソフトバンク、KDDIが高く、三井住友FG、三菱UFJ、みずほFGが小幅高。郵船、商船三井の海運株も買われた。製品値上げを発表したブリヂストンも高い。
東証2部株価指数は反発し、昨年来高値を更新した。セコムテクノ、ソディック、岡野バが高い。一方、イノテック、MORESCが安い。〔日経QUICKニュース〕 (2/10 16:38)
外為17時 円、続落し82円台後半 一時2週間ぶり円安水準
2011/2/10 18:14現在(単位:円)
82.73 - 82.76
▲ + 0.32 ( + 0.388% )
10日の東京外国為替市場で、円相場は続落した。17時時点では前日の同時点に比べ21銭の円安・ドル高の1ドル=82円62~65銭近辺で推移している。3連休を控えて国内輸入企業が円売り・ドル買いを進めた。5.10日(ごとおび)も重なり、午後に入っても円売り・ドル買いが断続的に出た。15時40分過ぎには82円72銭と1月28日以来およそ2週間ぶりの円安・ドル高水準を付けた。
もっとも、前日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け、米景気の先行きに慎重な見方も出た。ドル売りが出やすく、もみ合いが続く場面もあった。
9~17時の円の高値は82円38銭近辺、値幅は34銭程度だった。
円は対ユーロで続落した。17時時点では同63銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=113円01~04銭近辺で推移している。対ドルでユーロが強含んだため、対円でもユーロ買いが優勢だった。
ユーロは対ドルで3日続伸した。17時時点は同0.0041ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3677~80ドル近辺で推移している。米長期金利の低下を背景にユーロ買い・ドル売りが先行した。ただ、その後は持ち高調整のドルの買い戻しが入り、上値は重かった。
オーストラリア(豪)ドルは米ドルに対して下落した。17時時点では同0.0053米ドルの豪ドル安・米ドル高の1豪ドル=1.0065~67米ドル近辺で推移している。1月の豪雇用統計で常勤雇用者数が前月に比べ減少したため、オーストラリアの労働市場の先行きに慎重な見方が一部で広がり、豪ドル売りが出た。〔日経QUICKニュース〕 (2/10 17:26)
(-。-;) 格付けダウン&弱含みでの円安・・・株高、企業業績も良いですが
なぜか株が上がっているのに素直に喜べないぷよです