東証大引け、小幅続落 休日前の売り優勢、トヨタは大幅続伸
東証大引け、小幅続落 休日前の売り優勢、トヨタは大幅続伸
平成23年2月10日
▼ -12.18 (-0.115%)
始値 10,574.80
高値 10,631.94
安値 10,570.62
東証大引け、小幅続落 休日前の売り優勢、トヨタは大幅続伸
10日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら続落した。終値は前日比12円18銭(0.11%)安の1万0605円65銭だった。日本の3連休の間に米国株や外国為替相場など外部環境が変化することへの警戒感から、持ち高を減らす売りが優勢だった。日経平均は約9カ月ぶりの高値水準で推移しており、利益を確保する目的の売りも出やすかった。
市場では「主要企業の決算発表が一巡し、当面、相場を大きく動かす可能性がある重要なイベントもないことから、休日前に手じまう動きが広がった」(大和証券投資情報部の高橋卓也副部長)との指摘があった。もっとも、トヨタが連日で大幅高となるなど企業の好業績が下支えし、売り込む動きもみられなかった。
大阪証券取引所が、日経平均先物などの新売買システムを休日明けの14日から稼働させる予定で、先物市場での様子見ムードが相場の膠着感を強めたとの見方もあった。
取引開始前に内閣府が発表した10年12月の機械受注統計が市場予想を下回り、朝方は相場の重荷となった。きょうは株価指数オプション2月物の特別清算指数(SQ)算出日で、これに関連した現物株の売買注文ではやや売りが優勢だったもよう。
東証1部の売買代金は概算で1兆5550億円、売買高は同20億7545万株だった。値下がり銘柄数は606、値上がりは872、横ばいは192だった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。業種別TOPIXの上昇率上位には「海運業」「鉱業」「保険業」などが並んだ。
2011年3月期の業績予想を上方修正した日産自が、目先の手掛かりが出尽くしたとみた売りで反落。ホンダやファナック、コマツも安い。信越化、TDK、京セラが下げ、前日に決算を発表した旭硝子も下落した。NTT、JTが軟調。一方、日立、キヤノンが堅調。ソフトバンク、KDDIが高く、三井住友FG、三菱UFJ、みずほFGが小幅高。郵船、商船三井の海運株も買われた。製品値上げを発表したブリヂストンも高い。
東証2部株価指数は反発し、昨年来高値を更新した。セコムテクノ、ソディック、岡野バが高い。一方、イノテック、MORESCが安い。〔日経QUICKニュース〕 (2/10 16:38)
外為17時 円、続落し82円台後半 一時2週間ぶり円安水準
2011/2/10 18:14現在(単位:円)
82.73 - 82.76
▲ + 0.32 ( + 0.388% )
10日の東京外国為替市場で、円相場は続落した。17時時点では前日の同時点に比べ21銭の円安・ドル高の1ドル=82円62~65銭近辺で推移している。3連休を控えて国内輸入企業が円売り・ドル買いを進めた。5.10日(ごとおび)も重なり、午後に入っても円売り・ドル買いが断続的に出た。15時40分過ぎには82円72銭と1月28日以来およそ2週間ぶりの円安・ドル高水準を付けた。
もっとも、前日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け、米景気の先行きに慎重な見方も出た。ドル売りが出やすく、もみ合いが続く場面もあった。
9~17時の円の高値は82円38銭近辺、値幅は34銭程度だった。
円は対ユーロで続落した。17時時点では同63銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=113円01~04銭近辺で推移している。対ドルでユーロが強含んだため、対円でもユーロ買いが優勢だった。
ユーロは対ドルで3日続伸した。17時時点は同0.0041ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3677~80ドル近辺で推移している。米長期金利の低下を背景にユーロ買い・ドル売りが先行した。ただ、その後は持ち高調整のドルの買い戻しが入り、上値は重かった。
オーストラリア(豪)ドルは米ドルに対して下落した。17時時点では同0.0053米ドルの豪ドル安・米ドル高の1豪ドル=1.0065~67米ドル近辺で推移している。1月の豪雇用統計で常勤雇用者数が前月に比べ減少したため、オーストラリアの労働市場の先行きに慎重な見方が一部で広がり、豪ドル売りが出た。〔日経QUICKニュース〕 (2/10 17:26)
(-。-;) 格付けダウン&弱含みでの円安・・・株高、企業業績も良いですが
なぜか株が上がっているのに素直に喜べないぷよです