ボクの奥さんの妹の子供、甥(おい)のアルバは現在小学生1年生
の男の子です!
親戚の子供たちはすべて女の子ばかりで、近所にも男の子がいない
ので、アルバはいつも一人で遊んでいます。
先日アルバの家に行った時、ボクは少し熱っぽかったので体温計を
貸してほしい!というと、アルバがいつも壊すので置いてない!
というんです。
その理由を聞くと、こういうことでした、、、、
1年程前、アルバのお父さんが、大切に、大切に育てていたキレイな声
を奏でる鳥がいたらしいです。
ある日アルバが、そのお父さんが大切に大切に育てている鳥を見ると、
ただジッとして寝ているだけだのに、
大変だ!病気だ!
と勝手にカン違いしたようです!
アルバは、お父さんの大事な鳥を死なすわけにはいかない!ということで、
体温計でまず鳥の体温を測ろう!としたようです!
しかしカゴの外から体温計を突っ込むと、鳥はびっくりして羽をバタバタ!
して、逃げ回るばかりです!そりゃそーやろ!
それで考えたアルバは、体温計の先にエサをつけてそぉ~っと!
入れてやると、鳥はおとなしくなり、そのエサを食べようと、口を大きく
空けたらしいです!
その瞬間を見逃さなかったアルバは!
鳥は体温計をのどの奥深くまで差し込まれ!
即死!
お父さんの大切な大切な鳥を惨殺してしました!
このことがお父さんに見つかったら大変です。
当時まだ幼稚園だったアルバは、この鳥の死体を隠し
証拠隠滅!を図る行動にでたのでした!
その行動とは、まず鳥小屋から鳥を出して、カゴの出入り口を開けた
まましておき、鳥の口から体温計を差し抜いて、そしてゴミ箱から
拾ってきた袋に体温計とその鳥の死骸を入れて、なんと!
冷蔵庫の冷凍室!?に、そっと入れておいたのでした。
本人のアルバにしたら、これは完璧な証拠隠滅!
と考えたのでしょう!
そして夕刻お父さんが仕事から帰ってくると、鳥カゴを見て、
入り口が開いて鳥が逃げ出した!
と思い、誰かが出入り口を開けたからだ!と想像し、みんなに聞いた
ところ全員知らない!というばかりなので、お父さんは仕方なく
あきらめることにしたようでした。
それから数日後、お母さんが冷蔵庫の冷凍室を開けると!
えっ?洗剤の袋???
を発見!次の瞬間、その袋の中を見てみると!
(怒)こんなことをするのはアルバしかいない!
とのことで、アルバは結局、 御用! となったのでした。
つづく (次回は金魚編)